タイに恋した男の物語

マンゴとカエルと共に暮らすのヒマ トックが日本に住所を移し
タイでの出来事などを思いのままに書いて行きます

 別れの時

2015年04月13日 05時00分00秒 | 旅行

  チャオプラヤ川岸の風景

 サクレックのバスセンタ―で40分程彼女と過していたが、2階建てのバスが到着して荷物を貨物室に預ける。


 彼女と別れを告げて階段を上がって、扉の近くの席に座って窓の外を見ると、彼女はさっさと乗って来た車に


 歩いて行く、ファランなら熱い抱擁をするシーンだろうが、バスが発車をするのも見送らず自分の車に乗って帰って行った。


 これが何時もの彼女であるが、人一倍照れ屋の彼女なら仕方が無い事だと思う事にしている。


 この長距離バスはグレイドが高いので、多分トイレが付いていると思うのだが一寸不安で有る。


 バスは次々とトラック等を追い越して走って行く、小さな町には止まらず予想よりは速く着きそうだ。


 旅行の移動の時は食事と水はセーブしているが、2時間もするとトイレに行きたくなる。


 乗客の一人が後ろに歩いて行くのを見て帰って来たので、私も後ろに歩いて行ってトイレを探すと、


 後側の右側に扉が有り開けるとトイレだった、トイレに入ってもバスは左右に大きく揺れる、


 壁に寄り掛かっての小便は初めてである。


 ロット―なら町の集落を彼方此方を回って客を拾い集めるので、幹線道路に出るのに1時間位余分な時間が掛かり、


 その上燃料の補給や、トイレの一時休憩と軽い食事時間も有り、無駄な時間が多く有る。


 長距離バスはバンコクに向かって唯走るだけであるし、トイレが有るので休憩時間も無いのだ。


 バンコクに近くになると乗客が前の運転席に降りて行く、不思議に思っているとバスが道路の路肩に止まり


 バスの前の扉が開き、乗客が降りて車掌が貨物室から荷物を渡している。


 乗る時はバスの中頃の階段から乗ったが、降りる時は前の扉らしい初めての経験である。


 何人かの乗客を途中で降ろしてバンコクのモチットのバスターミナルに無事着いたのである。


 ロット―で行くより2時間以上も早く着いたのである。


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コメント (8)
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