馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

つがい

2010-11-23 19:10:25 | 日記

 

 

1123日(火)午後2時 妻と散歩に出発

医師より今後放射線治療するに当たっての説明で

「骨が弱くなるので運動をしてください」

 

今日から始めた。

外出が好きでない妻も今度は黙って歩くことにした。

 

渡り鳥の飛来地、谷津干潟に向かった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E6%B4%A5%E5%B9%B2%E6%BD%9F

 

一周約3.5キロの干潟を望遠カメラで撮影する人、ジョギング、ウオーキング、散歩する人達が回っている。

今まで老夫婦が仲良く散歩をしているのをすれ違っても

特別な感情もなかったが

こうして30年余の人生を歩んだ二人が互いを気遣い、労わり

ここまで来たのだ。

先日、日本橋の床屋へ行った。

夫婦で営んでいたが昨年7月夜遅い電車内で夫が心筋梗塞で倒れた。

深夜、帰らぬ父ちゃんを心配して駅に佇んだ。

警察の知らせで亡くなったのを知る。

 

{あたしたち!つがい だよ}

40年以上、つがい だったのよ」

「片方が居なくなったら生きる気力が萎えてしまう」

 

その言葉を反芻しながら振り返ると 妻は

紅葉の木々を携帯で撮っていた。

 

 

  

谷津干潟の近くにある谷津保険病院へ行く

あいつが625日午後827分 

ここで力尽きた所だ。

 

帰り ららぽーとに寄り妻のウオーキングシューズを購入

しかし、池尻大橋までの病院通いには履いて行かないと言う。

どんな時でもスカートでスラックスは拒否

だからこれからの運動もスカートだと言う。

60歳過ぎのオバサンを誰も見てないと言うと怒る。

還暦迎えても女性はおしゃれにこだわる。

至極当たり前か!

万歩計は

歩行 13236歩 距離6.6キロ 消費カロリー653カロリー

を指していた。


ブックマーク検品作業

2010-11-23 13:38:21 | 日記

 

 

           

1122日 (月) 午後 FEDEXでブックマークが香港から到着。

数量 5800本 オレンジカラーの合皮ケース入り

先週ジュエリーケースを納めたジュエリーショップの年間通しての

プレミアム品。

3人で検品作業を始める。他社が女性雑誌購入者にプレゼントして

いるブックマークよりはるかに品質デザインは良い。

黙々と作業。仕事していれば辛いことも嫌なことも忘れる。

 

       


墓守女

2010-11-23 11:40:51 | 日記

 

            

1121日(日)午後4時過ぎ秋色に染まった習志野香澄公園を歩く

抜けると夕暮れのマリンスタジアムの灯りが薄墨の空と光さざめく

海面に浮かんでいるように見える。

劇的な千葉ロッテマリーンズの日本シリーズ優勝パレード

帰るファンが続々出て来る。

 

夜 パソコンメールに大学同期からメールが送信されていた。

心も体もBIGで優しき眼差しの女性。

心温まる文面

 

ブログ拝見しました

毎日の病院通い さぞ不安で慌しい時間を過ごされたことでしょう
お察し申し上げます

奥さまは手術をしないで治療されるとのこと
少し胸をなでおろしています
菊地くんも検査入院ということですが
私達の年代は明日は我が身
決して他人事とは思えません

60
数年の垢を落とし
リフレッシュする機会ととらえ
乗り越えて下さい

何のお力にもなれないのが歯がゆく思われますが
同期の友人として
いつもエールを送り続けている事を忘れないでくださいね

お墓の中からあいつもきっと応援してると思います
先日もお墓にいって来ました
枯れたお花を片づけお線香を焚き
「私があなたの墓守するなんて思ってもみなかったでしょ?私もよ!
人生って不思議だわね まぁ~悪いけど我慢してよね」と謝っておきました

暫らくはお墓のお守りは私がしますので
安心して治療に専念し
はやく元気になってください

LITTLE
 TAKAKOも心配していました
みんなで快気祝いしましょうね~

女性の旦那様も同期で陸上部に所属していた。

私が結婚して新居は松戸だった。

千代田線が開通して間もない頃だった記憶がある。

妻と二人仕事を持っていたので

朝、二人で松戸駅ホームで乗車待ちしていた。

肩を叩く背の高い男がいた。

それが、卒業以来の再会だった。

聞けば 鎌ヶ谷大仏に住み、BIGNOBUKOとマリッジしたと言う。

彼は山岳部同期で24歳の夏北アルプス前穂北尾根で滑落死した

男と仲が良かった記憶がある。

その後も、驚くところで偶然遭った。

駅の大便トイレで順番待ちをしていると出てきたのは彼

千葉のビルでも大便トイレで遭った。

その後も私は旅行関係の会社勤務

彼は大手ホテルの営業だったので、会社で会うことがあった。

 

625日 食道癌で亡くなった同期のお墓は

BIG夫婦の実家の近くなので、墓守をしてくれる。

独身、家族のいないあいつにヴィーナスが付き添ってくれる。

 

海老川沿いのあいつの住まいを毎夜通る。

灯ることのない部屋、位牌だけが住んでいる。

こみ上げる2年間の走馬灯 

妹さんの突然襲う突き上げる悲しみ

私もだ。

 

BIG NOBUKO 感謝

そして
LITTLE
 TAKAKO と「偽歯忘れ」亭主ありがとう

 

         

           BIG NOBUKOの華