6月27日(水)夕方 レバ刺しを一緒に食べた知り合いは
昨年 4月葬儀社に転職した。
それまでは WEB関係のデザイン会社を経営していた。
不況によるクライアントの減少が会社を閉鎖せざるを得なかった。
サラリーマンになって約14ヶ月が経った。
今日の話で、葬儀社を辞めて再びWEB関係の仕事をしたいと言う。
自営業を経験すると組織の下で仕事をするのは辛い。
葬儀会社での仕事は一般的会社と全く利益の出し方が
異なることを教えてくれた。
全てが闇、裏金、税金逃れ、
客は葬儀会社の言いなり、
税金払わない、坊主丸儲け
100万円の請求であっても経費は20万円だ。
収入80万円を関係者で山分け。
彼にとっては安定した収入は保証されても
労働意欲は失っていった。
自営業は仕事を通して自己の経営思想の実践
生き方を具現化することだ。
会社に入り管理下で仕事をすれば自己思想は制限され
抑制しなければならない。
零細でも一度、自営業を経験するとサラリーマンとして
再出発して奉公するには馬鹿になる忍耐力が必要だ。
彼は7年前、私との関係を断ち切った。
社会モラルに反する行為をして私から離れていった。
周囲に大きな波紋を及ぼし、私の人生観まで変えた。
その当時はまだ若くビジネスモラルの必要性など
理解していなかったのだろう、周囲の人間関係を破壊した。
今でもその後遺症で私は苦しんでいる。
彼は50代になった。
子供が二人高校生だ。
まだまだ働かねばならない。
30年以上前、労組の書記長をしていた頃
労働講座を学んでいた。
将来、ITとイノベーションが大量失業をもたらすと
欧米社会の現実の実態写真で見せられ警告していた。
それからまもなく、ワープロが出現、
パソコンが社会生活の必需品になった。
当時、書記長として全国をオルグした。
賃金より雇用の安定と保証が大事だと組合員に話すのだが
全く聞いてもらえなかった。
30年後には公園清掃の仕事しかなくなると話すと
組合員はせせら笑った。
当時在籍した会社は現在リストラ、早期退職、賃金カット、店舗閉鎖で
苦闘している。
彼が又WEBの世界に戻る。
私にはWEBの仕事は分からないから
今後について何も言えない。
私の場合はサラリーマンだったが、労組書記長として
会社側と交渉していたが、思想的に問題有り、破壊者 だという
レッテルを貼られて追い出された。
経営側も労働側も会社の将来像など関心がなく
もっぱら眼前の自分の立場と保身だけで、我欲でしかなく
現在の民主党の呆れる内紛、国民を人質にとって
自分だけは生き残る戦いと同じだった。
致し方なく、サラリーマンを辞めて独立した。
しかし、毎日が泥水を飲む屈辱の連続だった。
泥舟の船長になるか、貨客船の甲板員で安定を取るか
どちらにしろ、転覆、座礁すれば同じだが。
IT いわゆるパソコンの大衆化はパソコンのブラックボックス化が生じる。
専門的知識をもった技術者は必要がなくなり
故障もなく誰でも操作は簡単に出来る。
彼は又その世界に舞い戻ってくる。
応援しなければならないが
私が以前、彼をバックアップしたが、その見返りは
私に悪者としてレッテルを貼り、訴訟まで起こされた。
今後はそのようなことはないだろう。
苦く辛い経験をして健全なビジネスモラルを自覚した。
新たな飛躍を応援したい。
彼も千代田区にある九段スズキ本店 長野利男という
モラルなき人間の犠牲者なのだ。
http://www.award-navi.com/main/
28日ランチ ビビンバ風冷やし中華