馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

90歳まで生きているのは?

2015-02-04 17:24:54 | 日記

2月3日(火)

17時 渋谷スクランブル交差点に着いた。

松涛の邸宅街を抜けて介護病院へ。

3階の部屋に上がった。

お袋は寝入っていた。

起こすのはやめて1階ロビーのソファで新聞を読む。

18時半 弟夫婦がやって来た。

 

目覚めたお袋は安心した表情。

 

弟の嫁さんが喉と鼻の吸引をする。

 

90歳

ひ弱なお袋が生き続けている。

 

健康長寿ではないが、頭はしっかりしている。

 

長生きなのは、大学病院の副院長兼看護部長である

嫁さんのお蔭なのだ。

 

自宅にいた頃は何度も呼吸停止状態になったが

嫁の緊急措置で救われた。

医者は判断出来るが延命を助けるのは看病介護なのだと実感。

 

息子としては、生きているのを望むが

食べること、飲むことできず、自力で歩けないお袋を見るのは辛い。

 

19時半 お袋の手を握る。

しっかり握り返す。

温かい手だ。

 

部屋を出る時くぐもった声で

「ありがとう」

 

享楽のセンター街を抜けて帰った。