馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

貧しき者は、幸いかな。

2018-05-06 17:43:45 | 日記

5月5日(土)

昨日は、息子と孫が拙宅に来ると言うので

朝 新鮮市場に買い出し。

黄金週間は日本列島が、日本国民がバッタ、蟻の如く大移動します。

息子夫婦も2歳8か月の孫を

アンパンマンイベントに連れて行こうとしましたが

アフリカバッタが一時的に留まるように

集中するので諦めました。

 

拙宅前も、徒歩90秒の日本有数のショッピングセンター

遊び、食事も大混雑。

回転寿司も2時間待ちです。

そんなら、自宅で手巻き寿司でゆったりしました。

市場で5割引のマグロ他刺身類を買い、トリス、炭酸、ケーキ

ワイン シュークリーム、韓?ビール、

奮発して八海山まで買って

リュックに詰めて、遊歩道を汗掻き5キロ歩きました。

 

息子の嫁さんは、学生時代の友人と食事会

子供から解放されゆったりしたいそうです。

 

我が老夫婦は孫に振り回されながらも大喜び。

 

体質的に酒が弱いが、自宅で孤独飲みではなく

息子に釣られて適量より若干多く飲みました。

酒乱ではない。

今日も朝から孫はオモチャで部屋中バラマキ

短文言葉で驚きと感動を

「ね!おじいちゃん」と伝えます。

その度毎に、うんうんとニコニコして頷きます。

 

エントランス前のショッピングセンターでは

広場で怪獣と正義の使者の戦いイベント。

肩車された孫は初めて見た本物?に、感動のあまり

青ざめ声も出ません。

 

昼飯も結構飲んで

ソファでウトウト。

耳元の

おじいちゃん おじいちゃんの甲高い声が

耳穴から脳髄に響きます。

遊ぼ 遊ぼです。

そして 驚くべき言葉を発する。

「おじいちゃん 鼻に毛がある。

真上から顔を覗き込んでいるので

鼻毛が見えるのだ。

又、孫はシャツをまくり上げて、

おじいちゃんと同じ。

孫は昼飯にソーメンを食べてお腹が膨れている。

おじいちゃんのお腹と同じようだと喜んでいる。

午後2時半 母親が恋しくなったのか

「帰る帰る」と言い出す。

酔いが醒めない足取りで駅まで見送り。

改札口でお別れ、混雑する構内から

「おじいちゃん おじいちゃん」の声に振り向きました。

ホームへの階段を上がり見えなくなるまでお見送り。

 

さて、酔いも醒めず運動もしていないので

遊歩道をヨタヨタ歩き

東京湾最奥の茜浜に向かいました。

茜浜1

陽射しは強いが海風がジャージを吹き抜け

自然換気扇が体温を放熱する。

茜浜2

護岸の芝生に寝転び

茜浜3

打ち寄せる小さな波頭を見詰め

対面のマリンスタジアムを眺めた。

 

遠い回想が蘇り

息子、娘が小学生の頃

独立して苦闘の日々。

休日も働き、お金のゆとりもなく

何処の行楽地に連れて行けなかった。

自転車で、幕張海岸。

往復20キロ

40代の中年男であったが

当時としては一輪車に乗れた。

息子も一輪車

父親の一輪車を先頭に

渋滞する車列から

「オジサン 格好いい」の声。

 

マリンスタジアム建設中だった砂浜で遊んだ。

弁当を作りピクニック。

 

今では、その息子が孫を連れて遊びに来る。

 

菜根譚の一説

「貧しき者は、幸いかな」。

 

騙されてばかりだが、恨まれることもなく

平凡な日々の暮らし。

何もないのも幸いかもしれない。