馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

トランス製作 0.08ミリ銅線を巻く。

2019-03-21 17:22:17 | 日記

3月19日(火)

トランス製作の最初の工程作業。

ボビン(糸巻機)に0.08ミリの銅線巻きをすることになった。

茨木にある下請け工場での製造が事情で、出来ない。

9千個製作しなければならない。

 

コンピューター制御の巻き線機。

1万回巻き付ける。

時間にして2分50秒。

トランス0.8ミリ銅線巻き1

では、巻き付けるのをじっと見ていれば良いにではない。

平準に凹凸なく巻きつけ、銅線が切れてしまうのを監視。

それから、絶縁テープを巻き

リード線も装着する。

72歳での手習い。

容易ではない。

トランス 0.8ミリ 銅線巻き2

 

時間をかければ、製作できるが

納期を順守が困難。

又、社内での女性3人を使えば

人件費等の費用対効果で赤字になる。

無償で私と妻が製作できるようにならなければ!

 

問題が生じた。

巻き線機は4台あるが

0.08ミリの銅線を巻く冶具が一つしかない。

冶具製作は、日本国内メーカーでは高価である。

急遽、台湾の2部上場のプレスメーカー

取締役海外営業本部長 ケニーに連絡をとる。

製作は可能だが、設計図が必要。

私の中では理系頭脳は空っぽ。

設計図など作れない。

社長である弟が、簡単ソフトで設計することになった。

 

生前の親父は、造船所で溶接を担っていた。

小さな金属削りの技術を習得している職人は

日本では少ない。

次回 零細工場の問題 続く。 

 タカセ産業のトランス

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