馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

旧正月 過年回家 春節。

2012-01-22 17:05:50 | 日記

120日(金)今週は忙しく、今日やっと歯の治療と首吊り治療をする。

昼頃まで治療がかかるので、11時にイケメンに連絡すると

「寝坊してまだ自宅」だと言う。

前日 納品が終わり疲れと安心感で寝過ごした。

 

中国の旧正月は20日から今月末まで続くが

全ての工場、営業が休みになってしまう。

弊社にとっても多大な影響を受け毎年苦しむ。

クライアントには中国の旧正月になるので

その期間は全てがストップしますと伝えても

実感が無いのだろう、甘く考えてトラブル続発。

 

今日も中国から来た300個のストラップも印刷ミスがあったが

中国工場は電話も繋がらない。

デザイン、版下確認もしないで、無理やり作らせれば

必ずこのような事態になる。

2月になってから再度仕切り直し。

キャンペーンは間に合わない。

先日 NHKで「リーダー論」を放映していたが

外国人から見たら物事の決定に手順、各段階の承認を得る

ロングタームに驚いている。

決断できない幹部では全てが後手後手。

 

旧正月(春節)は中国語で「過年回家」ゴーニエンホエジャと書く。

正月は故郷に戻り過ごすという意味だ。

日本のように半日で故郷に戻れない

出稼ぎ労働者が稼いだ金と土産もって広大な国土を移動する。

新聞報道によれば その期間鉄道利用者数は25千万人と予測される。

アフリカ サバンナでヌーの大移動

北極圏でのカリブーの大移動

中国人の大移動

世界の三大移動?

弊社にも今まで5人の中国人がいたが

日本で留学や勤めをしていたが

大学に通い夜はバイトして学費、アパート代を支払い

日々の生活を極限まで切り詰め、中国の両親に

旧正月が来ると貯めたお金とお土産を持って「過年回家」と言って

中国へ戻って行った。

 

私は 「不想家マ」?マは口偏に馬と書く疑問符「ブシアンジャーマ」?

(故郷が恋しいか)?

と北京語で訊ねると

「想家」!「シアンジャ」(いつも想っている)とにこりと微笑む。

 

過日 広島刑務所を脱走した中国人いたが

侵入した民家の電話で中国に電話をしたらしい。

脱走中国人 「過年回家」が近づき

「想家」 一日たりとも故郷を想わない日はなかったのだろう。

彼らの家族愛 絆は強い。

そして グローバルになった経済活動は 「過年回家」の中国人大移動で

世界はもとより 日本も混乱が生じる。

早く「過年回家」が過ぎて欲しい。

 万里の長城


ギリギリ間に合った!

2012-01-21 23:07:40 | 日記

118日(水)昼少し前、香港から台湾経由の荷物が届いた。

前日まで検品作業していた革巻きボールペンを

箱にセット包装しなければならない。

納期は19日午前中。

女性陣二人が餃子を作っている最中も男3人で箱詰め包装作業。

数量900

クライアントから連絡が入り箱にOPP袋を被せて

傷付かないようにしてくれの指示が入る。

急遽 OPP袋を買いに走る。

チャーターしたトラック便は18時半には来てしまう。

懸命な作業を続ける。すると又クライアントから連絡が入り

納品数を600個に変更することになった。

作業時間は楽になった。

1820分作業完了。

ギリギリ出荷した。

 

やれやれ!神経参る。

 

中国の旧正月が始まったのだ。

世界の工場が1月末まで休みになる。

そのため、旧正月前にあらゆる商品生産をしなくてはならないのだが

間に合わない物が出てくる。

担当するイケメンは先週から胃が痛くなるほど困っていた。

事前に通関許可願いを税関に提出。

成田からのチャーター便を手配。

作業手伝いの方を集め、

顧客への納品チャーター便を用意。

心身の加重なストレスと余分な経費負担。

インポートメーカーは辛い。

 

 


貧しいけれど明るく楽しい我が社!

2012-01-21 16:26:50 | 日記

118日(水)ランチは餃子。

 

弊社の中国人女性が作った。

  

中国人なので本場の餃子が調理できるのではない。

彼女が日本のやって来た20年前、日本で惣菜を作る店で働いた。

そこで本格的餃子の作り方を覚えてたのだ。

弊社のデザイナー女性をアシスタントにして

豚肉を包丁で叩き、100個作った。

大皿の花模様にして二皿並べた。

5人で食べた。

    

多すぎて食べきれないかと思ったが

全て食べきった。

いやー!ホントに旨い!

 

今日は午前中から箱詰め作業に追われた。

お手伝いの方に感謝。

貧しいけれど明るく楽しい我が社!

 

 


一瞬の気の緩み。

2012-01-19 17:18:14 | 日記

117日(火)1月は休みも多いが海外で製作した商品が

続々入ってきて、検品作業に追われる。

ブログ更新もままならない。

午前中 有名ファッションブランドの筆記具検品を始める。

 又 車メーカーのキャラクターマスコットボールペンの台紙に

バーコード貼りも同時進行。

   

昼飯は野菜、豚肉たっぷりの鍋。

 

食べながら 窓から柳橋を見ると高名の木登りが

柳の枝を落としている。

中年オジサンの巧みなバランスで細枝に両足を絡めて

両手で小枝を切っている。

命綱も着けず大したもんだ。

 

私もロッククライミングを若かりし頃していたので

3メートル~10メートルの高さでぶら下がるのは

地上がまともに見えるので恐怖感がある。

50メートル以上の高さまで登ると空中にいるような感覚になり

転落して体と頭が粉砕されるというリアル感が消えてしまう。

 

私の山岳部同期はロッククライミング中、前日の雨で

岩に水分が染み込み、その岩を掴んだら抜けてしまい

岩を抱いたまま250メートル落下した。

油断して命綱をはずしていた。

ほんの少し安易に行動したことが命を落とす結果になった。

人生いつもこんなもんだ。


44年前 成人式。

2012-01-15 20:09:39 | 日記

19日(月)成人の日 

娘の成人式はいつだったか?

かなり前だった。

前夜から雨風強かったのを覚えている。

タクシーで送って行った。

大金掛けた晴れ着を父親は見ないままだった。

現金で晴れ着を購入しようとしたが

拒否されローンを組まされたこと覚えている。

 

私の成人式は44年前北アルプス槍ヶ岳直下で

生死の分かれ目の猛吹雪でビバークしていた。

    

   

6日間雪洞で動けなった。 氷溶かした水に煮干を一つ漬しただけが食べ物だった。

体重が57キロから43キロになっていた。

20歳で、それも交通事故でもなく、身勝手な冬山登山で死ぬことは出来なかった。

何としても生きるんだとの執念で雪崩の槍沢を下った。

 

毎年 成人する若者が減少しているが

日本の政治、経済状況では結婚、子育てへの意欲は湧かないだろう。

若者に何とかしてあげねば思うのだが

弊社 貧乏だから若者採用できない。

九段スズキ本店長野のように社員に借金3億円押し付けて逃亡するのもいるご時世。

 

晴れ渡り澄み切った船橋港を眺める。

右端に見えるららぽーと スカイラウンジとその隣のホテルの取り壊しが

まもなく始まる。

  

水門の先には 一昨年、食道癌で亡くなった友人が住んでいたマンションもあるが

昨年10月に売れた。

 

2012年が始まったのだ。

平穏無事を願う!