町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

リニューアル工事が始まった小田急3000形(3次車以降)

2022年10月01日 | 小田急電鉄

1000形のリニューアルが完了し、2022年からは3000形に着手する事が発表され6両編成の3265F3266F2編成が入場しました。工事内容は5000形に合わせる形でフリースペースの新設や機器更新が盛り込まれています。2022年度の設備投資計画では6両編成3本に施工する事が明らかにされていますが、既に登場から20年以上経過した12次車ではなく経年が浅い3次車が入場したことから、今後は機器構成が異なる12次車と3次車8両編成は大規模リニューアルを行わず新型車で代替廃車、3次車以降の6両・10両編成が順次施工され長期使用になるものと思われます。

多摩線運用に就く3267F6両編成は新宿側に10004両編成を併結し10両編成を組成する為、物々しい電連が目立ちますが現在入場中の3265Fでは撤去されスカートも交換されている様子が目撃されており、リニューアル後は6両単独で小田原線の成城学園前〜小田原間と江ノ島線・多摩線運用に限定されるようです。(何本かは予備的に併結対応のまま残るかも知れません)

8両編成に中間車を組み込んで10両固定編成化された3085F。この編成は元3664Fで、デハ3432+サハ3382を新造し12号車間に組み込みました。この為中間車2両は最新世代ですが、他の8両は2006年新製の為、リニューアルの対象に選ばれてもそれ程おかしくない時期に来ています。現在入場中の編成が一段落した後は10両固定編成が選ばれるかも知れないですね。

基本的には2次車で確立した車内を踏襲していますが、それ程経年劣化はしていない車内。1000形ほど大規模ではない、とはいえリニューアルという事で座席や化粧板、床材の更新も施工されるのでどのような内装になるのか楽しみです。

リニューアル計画が浮上する前から換装が進んでいた17インチ液晶画面による車内案内表示器。3次車の一部には1次車からのLEDスクロール式を踏襲している編成もありますが、ゆくゆくは統一されそうですね。

 

 

 

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