(有)村田牧場通信

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ローレルゲレイロの母ビッグテンビー号がディーマジェスティの牡馬を出産!

2019年04月18日 | 情報
4月15日、当場繫養の繁殖牝馬ビッグテンビー号がディーマジェスティの牡馬を出産しました。








母ビッグテンビーはG1馬ローレルゲレイロの母でもあり、当場が大事にしているモガミヒメ牝系を代表する繁殖牝馬です。

すでに20歳を超える高齢馬ではありますが、ビッグテンビーの母モガミヒメも24歳時にダンホーキラー号(牡、父キングヘイロー)を出産。

そのダンホーキラーは今年の東京の新馬戦(ダ1400)を勝っているので、この牝系は高齢でも仔出しの良い母馬ならば立派な産駒を産むことができると考えています。

もちろん、飼養面などを含めた体調管理をしっかりしていることは言うまでもありません。

母ビッグテンビーに関しては、繁殖牝馬としては小柄な部類に属しますが、このディーマジェスティの牡馬は標準的な馬格であり比較的しっかりとした馬体をしています。

父ディーマジェスティにとって初年度産駒になるわけですが、この種牡馬は父がディープインパクトで母系は名牝系のDoff the Derby~Margarethenに遡ります。

この血統背景に加えてG1皐月賞を勝っている競走成績も魅力的で、当場ではディーマジェスティの種牡馬シンジケートに参加させてもらっています。

今後も機会があれば配合してみたい種牡馬の一頭です。




当場生産馬のサピアウォーフ号が3歳未勝利戦を快勝!

2019年04月08日 | セール上場馬
4月7日、福島第3R3歳未勝利戦(ダ1700)に当場生産馬のサピアウォーフ号が出走しました。

前走、小倉の同条件で2着していたこともあり、ここは1番人気に推されての出走でした。

ゲート内で隣の馬が暴れていたのが気になったのか、スタート時にはあまり行き脚がつかなかったサピアウォーフでしたが、二の脚が早く勢いのまま先頭に立ちます。

道中は終始先頭でレースを展開し、最終コーナーを迎えてからは後続を引き離しながら、最後は2着馬に1馬身1/2差をつけて人気に応える形で勝ち上がってくれました。

関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

これまで2着3回があっただけに、もうそろそろ順番が回ってきてほしいと願っていましたが、見事に決めてくれました。

私としても、今回勝ち上がってくれてホッとしているところですが、馬格に恵まれている牝馬なので昇級しても楽しみです。

なお、本馬は2017年のサマーセールで現在の馬主様にご購買いただきました。

以前、当セールに向けた本馬に関する記事を投稿しているので、興味のある方はご参照ください。

【サマーセール上場馬 №895】ファーストチェアの2016(牝)