(有)村田牧場通信

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ローレルクラブ提供馬アメージングムーンの2021が(牝、父キズナ)満口に

2022年04月25日 | クラブ募集馬

報告が遅くなりましたが、先日ローレルクラブのスタッフさんから連絡があり、当場生産馬で同クラブに提供しているアメージングムーンの2021(牝、父キズナ)につきまして、このたび満口扱いになったの報告を受けました。

出資会員の皆さまには御礼申し上げますとともに、今後ともよろしくお願い申し上げます。

今週末には、近親で同父のディープボンドがG1天皇賞(春)に出走を予定していて、その前に満口にしていただいたことからもディープボンド、そして何より本馬へ期待してくださっているのを感じます。

キズナは芝・ダート、距離の長短、さらには国内外を問わず活躍馬を続々と輩出していて、非常に高いレベルで安定している優れた種牡馬です。

本馬も近親にディープボンドだけではなく、G1馬ローレルゲレイロや、自身の半兄にはOP馬ノースブリッジもいるなど、当場としても期待の血統馬です。

ここまで馬体・気性ともに順調に成長してくれていますし、これまで同様に注意深く飼育管理を続けて、強い馬に育つようにサポートしていきます。

改めまして、出資してくださった会員の皆さま誠にありがとうございました。

 

 

 


クライオブザソウルがシニスターミニスターの牝馬を出産!

2022年04月20日 | 情報

報告が遅れましたが、4月16日に当場繫養の繁殖牝馬クライオブザソウル号がシニスターミニスターの牝馬を出産しました。

 

 

この牝駒の出産により、当場の今年における出産はすべて終了しました。

牡牝の比率は半々といった結果でした。

4月になって寒さが和らいだ季節を迎えてから、有難いことに連日のようにお客様が来場してくださり、この当歳世代のなかでも早速行き先が決まった馬が複数います。

お客様たちの信頼に応えるべく、当場としても責任をもって生産馬の成長をしっかりとサポートしていきます。

 

 

 


ターファイトクラブ提供馬で当場生産馬のハディア号が障害未勝利戦を快勝!

2022年04月17日 | クラブ募集馬

4月17日、福島第5R(4歳以上障害未勝利)に当場生産馬でターファイトクラブ提供馬のハディア号が出走しました。

 

 

騎乗予定だった上野騎手が前走で落馬負傷のため、急きょ伴騎手に乗り代わりとなったハディアは前走、前々走の内容が評価されて3番人気でレースを迎えます。

スタート直後から好位置を取りに行って2番手に付けたハディアは、順調に障害をこなしていきます。

芝からダートコース、そしてまた芝コースに戻ったあたりから、少し集中力に欠けるような仕草が見受けられましたが、伴騎手に気合を付けられながらなんとか先頭集団に食らいついていくハディア。

3連続障害では、飛越する毎に前の馬たちに詰め寄っていって、最終コーナーを迎えます。

最後の障害を飛越するあたりでは手応えがどうかとも思いましたが、飛越し終えてからゴーサインを出されたハディアは鋭く反応して、前にいた4頭を一気に差し切って見事優勝しました。

出資会員の皆さま優勝おめでとうございます。

 

 

ハディアに障害を調教から教えてくれていた上野騎手が乗れなくなったのは非常に残念でしたが、前走騎乗してくれた伴騎手がハディアをうまく導いてくれました。

障害試験に落ちながら、それでもなんとか合格を果たしたハディアが、レースを経験しながらここまで飛越が上手になったのは陣営の努力の賜物でしょう。

出資会員の皆さまにも、なかなか結果が出ていなかったハディアを辛抱強く見守ってくださり有難い限りです。

今後は体調次第で続戦も視野に入るようですが、とにかく今日はハディアの頑張りを褒めてあげたいです。

 

 

 


オーパキャマラードがカリフォルニアクロームの牡馬を出産!

2022年04月15日 | 情報

4月14日、当場繫養の繁殖牝馬オーパキャマラード号がカリフォルニアクロームの牡馬を出産しました。

 

 

 

オーパキャマラードにとって初仔となる牡駒で、まだ母親1年生の部分はあるものの、よく仔馬を可愛がっています。

当場にとってUnbridled's Songの血を引く繁殖牝馬はオーパキャマラードが初めてで、血統的に質の高い血脈を持っていますし、堂々とした馬体の持ち主なので繁殖牝馬として期待しています。

血統表を見てもらってもわかるように、カリフォルニアクロームとの配合も血統面でこだわった配合になっています。

素軽く見せる馬体は初仔だからという面もあるでしょうが、父母ともに芝・ダートで勝ち鞍がある血統なので、この牡駒にも芝・ダートを問わない活躍ができる馬に成長してほしいと願っています。

 

 


クラブ募集馬4頭の近況

2022年04月08日 | クラブ募集馬
この1ヶ月は一気に雪解けが進み、寒いなかでの昼夜放牧でも1歳馬たちに対する身体的・精神的負担はある程度軽くなった感があります。
 
一方で1歳馬全体で見ると、例えば体高が3cmほど伸びた馬もいれば、1ヶ月前の測尺とほぼ変わらずといった馬もいるなど、春を迎えつつあるなかで個体差が出た1ヶ月でもありました。
 
もう冬を乗り越えたと言っていい季節ですが、一時的に放牧地で掴ませづらくなるなど幼い面を見せる時期などもあったものの、全体でみればこの世代の冬期の昼夜放牧も大きなケガなく乗り越えることができました。
 

 
それでは、ローレルクラブ提供のアメージングムーンの2021から近況を報告いたします。
 
 
 
 
 
【3月末日現在の測尺】体高151cm 胸囲167cm 管囲18.5cm 馬体重365kg
 
青草が生える時期を考慮しながら、この2~3か月は飼養管理に努めていますが、実際に体高以外はそれほど大きな変化はありません。
 
2月頃に集牧時に捕まえづらい面を見せていた時期がありましたが、3月になってからは飼養管理の微調整や寒さが和らいだこともあったのでしょう、いま現在は特に問題ありません。
 
実際に気性面でも大人びてきていますし、以前は写真撮影する際には少しソワソワする面を見せていたのですが、今回などはどっしりと立っていました。
 
力強い馬体の張りがある一方で、スナップの効いた走りをするなど重さは感じさせません。
 

 
次に、同じくローレルクラブに提供させていただいているオーシャンフリートの2021の近況です。
 
 
 
 
 
【3月末日現在の測尺】体高151cm 胸囲165cm 管囲19.0cm 馬体重352kg
 
本馬も体高以外は前回の測尺とそれほど変わりありません。
 
最近は少しスリムに見せていたので飼い葉量を増やすなどしていますが、それでもスラッとした馬体に見せるので、現在はそういう成長をしたい時期なのでしょう。。
 
もともと癖のない成長する牝系というわけではなく、母ベルキューズや祖母オーシャンフリートもその時期によって雰囲気が異なることがありました。
 
これから青草が生えてくると、以前のように丸みを帯びた馬体に映る時期を迎えるかもしれません。
 

 
ここからは、ターファイトクラブ提供の1歳馬の近況を報告いたします。
 
まずはハーランズルビーの2021からです。
 
 
 
 
 
【3月末日現在の測尺】体高151cm 胸囲167cm 管囲19.0cm 馬体重366kg
 
本馬も上記2頭同様に、体高は若干伸びましたがそれ以外の数字は前回の測尺から大差ありません。
 
一時期はディープブリランテ産駒らしく、全体に肉付きの良い少し厚みのある馬体に映っていましたが、ここ最近は伸びがあって素軽さを感じさせる馬体になってきています。
 
青草が生えて馬体重が増してくることを想定しているので、そのなかでもう少し厚みが増してくる可能性はあると感じています。
 
ここ最近見せている気性的な前向きさも変わらずで、雪が解けて放牧地で走り回れる季節になったので、放牧地での運動量はどんどん増えていくでしょう。
 
 

 
最後に、同じくターファイトクラブに提供しているメリオールの2021の近況を報告いたします。
 
 
 
 
 
【3月末日現在の測尺】体高149cm 胸囲162cm 管囲18.5cm 馬体重329kg
 
本馬はシルバーステート産駒らしい気の強さを残しながらも、以前に比べて随分と気性がどっしりとしてきました。
 
一方で、1歳牝馬数頭に見られるように、本馬もこの1ヶ月のなかでフケ(発情)を見せる時期がありました。
 
牝馬によってその仕草は異なるのですが、本馬の場合は比較的大人しくなるタイプのようです。
 
この4頭のなかでは本馬だけ前回の測尺と同じ体高なのですが、以前よりもさらにしっかりとした馬体に見せてきていますし、青草が生えて放牧地でも運動量が増えるとグンと成長しそうな雰囲気があります。
 
 

 
先ほど、前回のクラブ募集馬の近況を参考にしながら記事を書いていたら、誤って前回の記事を削除してしまいました。
 
この場を借りてお詫び申し上げます。
 
馬のほうは4頭とも順調ですし、青草が生える時期を見据えながらの飼養管理もうまく行っている印象です。
 
これから先はどんどん運動量が増えていく時期なので、脚元を含めてより一層注意しながら強い馬に成長できるようにサポートしていきます。