(有)村田牧場通信

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ブラヴール号が大井・クラシックトライアルを快勝!

2020年02月27日 | 情報
2月27日、大井第11Rの大井・クラシックトライアルに当場生産馬のブラヴール号が出走しました。





新馬戦を快勝した後は3戦連続で2着が続いたブラヴールは、このレースを3番人気で迎えます。

ここ最近のレースでは差し競馬が続いていましたが、今日も中団やや後方からの競馬になりました。

向こう正面あたりから徐々に進出してきたブラヴールは、外を回りながら直線を迎えます。

最後の直線では上がり最速の末脚を使って、2着馬以下を見事に差し切って優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

このレースを勝ったことで、4月29日の羽田盃(SⅠ)と6月3日の東京ダービー(SⅠ)への優先出走権を得ました。

父セレンも当場生産馬ですが、ブラヴールはこのレースを勝ったことでセレンが行けなかった3歳クラシック路線に名乗りを上げたことになるでしょう。

さらに、母チャームアスリープも当場生産馬ですが、彼女は南関東牝馬三冠を達成した馬です。

ブラヴールの最近のレース振りを見ると、父母が現役時代に見せていた末脚を思い出します。

父セレンが成し得なかったクラシック制覇へチャレンジする権利を得たブラヴール。

母チャームアスリープの忘れ形見でもあるブラヴールが南関東で奮闘する姿には、個人的に感慨深いものがあります。

これからも多くの方々の想いを背負って走る彼に是非ご注目ください。

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メリオールがロジユニヴァースの牡馬を出産!

2020年02月18日 | 情報
2月17日、当場繫養の繁殖牝馬メリオール号がロジユニヴァースの牡馬を出産しました。







生まれた当初から何度も立ち上がろうとする根性のある気性で、立ち上がってからはあまりふらつきもせずにバランスよく立っていました。

脚長に見せる馬体なので、母よりは父ロジユニヴァースに似た雰囲気です。

これで今年当場で生まれた産駒は10頭目になりました。

種付のほうもすでに何頭かこなしていて、当場は完全に繁殖シーズン真っ盛りの状況です。



現2歳世代のクラブ提供馬3頭の馬名が決定!

2020年02月17日 | クラブ募集馬
当場からローレル・ターファイト各クラブに提供している現2歳世代の募集馬3頭の馬名が決定したとのことなので、紹介させていただきます。


(ローレルクラブ提供馬)
ハーランズルビーの2018…「フロムディスタンス」 From Distance 「離れた場所から」どこにいても声援が集まるように

(ターファイトクラブ提供馬)
メジェルダの2018…「メディーヴァル」 Medieval 「中世の、古風な」母名、母父名の響きより連想

ゼフィランサスの2018…「ドゥラモンディー」 Drummondii ゼフィランサスの一種の白い大輪花。母名及び父名の響きから連想


3頭とも満口にしていただいたなかで、多くの方々から馬名候補をいただきました。

馬名選考については私も携わりましたが、素敵な名前が多くて、皆さんの一つ一つの馬名候補に想いが詰まっていると感じました。

今後、このブログ上では上記の馬名を用いさせていただきます。

馬名採用された会員の方々へ。

改めて素敵な馬名を命名していただきありがとうございました。

命名してくださった会員の方々はもちろん、出資会員の皆さんの想いも乗せながらデビューに向けて3頭とも頑張っています。

今後とも彼らの応援をよろしくお願いします!



ハーランズワンダーがエスポワールシチーの牡馬を出産!

2020年02月08日 | 情報
2月7日、当場繫養の繁殖牝馬ハーランズワンダー号がエスポワールシチーの牡馬を出産しました。







当場で生まれた今年初めての栗毛の当歳馬になります。

予定日から遅れていましたが、出産そのものは比較的スムーズに終えることができました。

父は昨年の国際交流G1全日本2歳優駿の勝ち馬ヴァケーションを出したエスポワールシチーで、母の半弟には今年のG2日経新春杯勝ち馬モズベッロがいる血統です。

骨格がしっかりした牡馬に生まれたので、これからの成長ぶりが楽しみな当歳馬です。

当場では、これで今年予定の半分の出産を終えたことになります。

ここまで順調に当歳馬たちが生まれてくれたので、この流れが続くようにスタッフ一同気を引き締めていきます。



GⅡ日経新春杯勝ち馬モズベッロ号の半妹(父ドゥラメンテ)が誕生!

2020年02月05日 | 情報
2月2~3日に東京へ出張に行った関係で報告が遅れましたが、2月2日に当場繫養の繁殖牝馬ハーランズルビー号がドゥラメンテの牝馬を出産しました。









もくしにタグが付いていますが、これはpacallaさん主催の「もくしでつなぐプロジェクト」に参加させてもらっていて、この当歳牝駒に作っていただいたもくしを付けさせてもらいました。

モズベッロの半妹にあたる血統で、明るい鹿毛としなやかな歩様、さらにバランスの取れた好馬体という特徴は半兄に通じるものがあります。

モズベッロ自身、当場にいた頃は牡馬ではあるものの筋肉の発達した牡馬らしい馬体というより素軽く柔軟性を備えた芝向きの馬体で、見た目にはどこか牝馬っぽさも感じさせる雰囲気でした。

その分、この当歳牝駒は似ている点が多いのかもしれません。

モズベッロとは父が異なりますが、HaloクロスやMr.Prospectorクロスを持つ点は、モズベッロと同じ血統パターンです。

今年、当場で生まれたドゥラメンテ産駒は2頭目になりますが、アメージングムーンの2020(牡)同様にこの牝駒も出来が良いので今後の成長が楽しみです。