(有)村田牧場通信

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アルレガーロがローレルゲレイロの牝馬を出産!

2021年03月31日 | 情報
報告が遅くなりましたが、3月28日に当場繫養の繁殖牝馬アルレガーロ号がローレルゲレイロの牝馬を出産しました。







予定日から10日間ほど遅れての出産ということもあり、牝馬ながら大きめのサイズで誕生しました。

全兄ハディアは、ターファイトクラブ提供馬で現在1勝クラスで奮闘中。

全姉の1歳馬アルレガーロの2020は、当歳時に馬主様に売約済にさせていただきました。

全兄姉のように本馬も見栄えがする馬体ですし、父ローレルゲレイロも当場の生産なので思い入れがあります。

現在はプライベート種牡馬として当場にて繫養しているローレルゲレイロですが、今年も当場所有の繁殖牝馬に配合したいと考えています。




当場生産馬のディープボンド号がGⅡ阪神大賞典を快勝!

2021年03月21日 | セール上場馬
3月21日の阪神第11RのGⅡ阪神大賞典に当場生産馬のディープボンド号が出走しました。





4番人気でレースを迎えたディープボンドは、好スタートを決めて道中も好位で先頭集団を追走していきます。

第3コーナーあたりから徐々に進出していったディープボンドは、最終コーナーあたりで先頭に追い付き、最後の直線では力強く伸びて先頭に立ちます。

直線ではそのまま後続を引き離すパフォーマンスで、最後は2着馬に5馬身差をつけて優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

本馬は、2018年のセレクションセールで馬主様に落札していただきました。

当時の本馬の紹介記事はこちらからご参照ください。


【セレクションセール上場に向けた当時の写真(1歳時)】



有馬記念に出走できず、スライドして出走した中山金杯は、結果的にこの馬には合わなかったように見えました。

仕切り直しの今回はプラス10kgでの出走でしたが、今回のパフォーマンスを見る限りパワーアップした成長分なのでしょう。

このレースを制したことで、次走はGⅠ天皇賞(春)が有力視されますが、GⅠの舞台でも期待できそうなレース内容でした。

繁殖シーズンで忙しい毎日の当場ですが、ディープボンドが疲れを忘れるほどの嬉しいニュースを届けてくれたことに感謝したいと思います。



クロラワモーがヘニーヒューズの牡馬を出産!

2021年03月19日 | 情報
3月17日夜、当場繫養の繁殖牝馬クロワラモー号がヘニーヒューズの牡馬を出産しました。







予定日から2週間も遅れたので、大きめのサイズで生まれました。

立ち上がってからはバランスを取りながら立ち続けるのも上手で、運動神経の良さを感じさせます。

ヘニーヒューズ産駒は今年も好調ですし、この牡駒にも元気に育ってもらって活躍してくれればと願っています。



クラブ募集馬4頭の近況

2021年03月07日 | クラブ募集馬
前回の近況から1か月ほど経過したので、1歳馬のクラブ募集馬4頭の近況を報告します。


まずは、ローレルクラブ提供馬ゼフィランサスの2020の近況からです。







基本的に毎月末に測尺していますが、今月は月末あたりに用事が立て込んだため、3月6日に全馬の測尺しています。

【体高】153cm 【胸囲】176cm 【管囲】19.8cm 【馬体重】384kg

体高は1cm伸びていますが、馬体重は1kg減っています。

飼い食いは旺盛ですし胸囲も増えていますが、現時点であまり馬体を重くし過ぎると、春を迎えて青草が生える時期には肥満気味になる恐れがあります。

ボディコンディションは十分な雰囲気を帯びているので、この馬に関しては意識的に飼い葉を抑え気味に与えています。

このままの雰囲気で青草が生える時期を迎えれば、ちょうど良い感じで成長曲線を描いていくでしょう。




次に、ターファイトクラブ提供馬ハーランズルビーの2020の近況です。







3月6日時点の本馬の測尺は以下のとおりです。

【体高】151cm 【胸囲】167cm 【管囲】18.4cm 【馬体重】370kg

体高が上がってきているので、先月よりは馬体的な成長を感じられる1ヶ月でした。

彼女に関しては、ゼフィランサスの2020のように飼い葉を抑えてはいません。

悪天候のため、3月2日に全馬1日中舎飼いしたためか、少し胸囲が減ったのはその影響かと思います。

本来ならばもう少し馬体重もあった印象です。

ゼフィランサスの2020同様、牝馬の場合は牡馬ほど筋肉質ではないので、この時期に1日中舎飼いすると馬体が少し細くなるのは仕方ありません。




同じくターファイトクラブ提供馬のクロワラモーの2020の近況をお伝えします。







3月6日時点での本馬の測尺は以下のとおりです。

【体高】146cm 【胸囲】163cm 【管囲】18.8cm 【馬体重】340kg

彼女もハーランズルビーの2020と同じく体高は伸びていますが、その他の数字はそれほど変化がありません。

こちらも飼い葉は抑えていないので、おそらく悪天候のため長時間舎飼いした影響かと思います。

この1ヶ月のなかで気性的にキツい面を出す時期があり、そのままの雰囲気で春を迎えるかと思っていましたが、その後また大人びた気性に戻ってきています。

ただ、この牝系由来のキツい気性は持っているはずなので、それが長所になるような成長を遂げるようにこちらもサポートしていきます。




最後に当場からの提供ではありませんが、当場生産馬であり、友駿ホースクラブから提供されているハーワンズワンダーの2020の近況を報告いたします。







3月6日現在の本馬の測尺は、以下のとおりです。

【体高】151cm 【胸囲】170cm 【管囲】19.3cm 【馬体重】379kg

こちらは先月から体高が3cm伸びて、胸囲や馬体重も増えているので、見た目に一回り大きくなった印象です。

現時点では胴回りに厚みを感じさせる馬体なので、母あるいは祖母の肉付きの良さが影響しているように感じます。

ただ、小柄な母の産駒にしてはこの時期にすでに体高が151cmもあるので、これは明らかに父エスポワールシチーの影響だと言えます。

もともと馬房内ではのんびりしているタイプなので、先日悪天候のため1日中舎飼いした後も、馬体的に細く映るようなことはありませんでした。

相変わらず気性的にオンとオフがはっきりしている馬で、少しずつ雪が解け始めている放牧地では他馬とともによく遊びまわっています。




この1ヶ月は、2月15日および3月2日に悪天候のため1日中舎飼いするという日がありました。

測尺に関しては、その2日間が微妙に影響を及ぼしているように感じます。

それでも、放牧地では少しずつ雪解けが進み、1歳馬たちは乾草のほかにも地面の青草を探すような行動を見せるようになってきました。

季節の変わり目を迎えようとしているので、彼らのボディコンディションには細心の注意を払っていきます。






キタサンテンビーがトビーズコーナーの牝馬を出産!

2021年03月05日 | 情報
3月4日、当場繫養の繁殖牝馬キタサンテンビー号がトビーズコーナーの牝馬を出産しました。







キタサンテンビーにとって初仔となる牝馬です。

母の体高があまり大きくないため、配合相手には体高のあるトビーズコーナーを選びましたが、初仔の牝馬とはいえ父似に出たので十分な馬体のサイズがあります。

脚長にも見せるので、成長とともに馬体のサイズも平均以上の大きさになっていくかもしれません。