nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

コーヒーを煎りはじめたのはだれだ!高品質コーヒー豆を「極深」にする新しい挑戦シリーズ開始!

2013年10月26日 01時56分20秒 | コーヒー豆知識
焙煎のお話。

「コーヒー」とはコーヒー豆(コーヒーノキの種子)を焙煎し挽いた粉末から、湯または水で成分を抽出した飲料。ということです。

よくお客様にも言われますが、「はじめにコーヒーを煎った人はすごいね。」っと
言われますが、
私にとっては、「ナマコを初めて食べた人」の方がよっぽどすごいと思います。

いろいろと説がありますが
1300年代になって焙煎がされるようになったようです。
それまでは、生豆(コーヒーノキの種子)を砕いて煮出していました。

まず「山火事」説。山火事によって焼けた珈琲の果実からいい香りがしたので
それを砕いて煮出して飲んだところ大変美味しかったという説。

「発芽防止説」
当時、回教寺院で秘薬として利用されていていましたが
そのコーヒーの種子を持ち出そうというものがいて
その防止策として火を通していましたが
たまたま火が強すぎて焦げさせてしまったときに
いい香りがして焙煎が始まったという説。

「煎じ損ない説」
煎じていたときに、水分がなくなって焦げついたときに
いい香りがしてためしに飲んでみたところ美味しかったという説。


いろいろと偶然の結果ですが、面白いですね。

生豆を焙煎することで、酸味、渋味、苦み、香りなど複雑に成分変化していきます。

焙煎することで水分が抜けて色が付きはじめて
豆が膨らみ「浅煎り」「中煎り」「深煎り」とどんどん炭化していきます。

「浅煎り」では酸味、渋味があります。そして焙煎が進むにつれて
生豆がカラメル化し、炭化(炭の状態)現象がが進み、苦みが増していきます。

生豆の特徴、焙煎者のイメージよって
酸味を活かしたい豆は「浅煎り」、バランスを重視したいときは「中煎り」
酸味より苦みを活かしたいときは「深煎り」に仕上げてきます。

最近ではコーヒーの評価として
いかにいい酸味を持っているかが、品質の高い素材として評価されます。

コーヒーは農作物なので
育った自然環境や収穫後の精製方法なので
同じ褐色液体でも、もっている個性はまったく違ってきます。

ですので
そのコーヒーの持っている酸味の特性を前面に表現するのであれば
「浅煎り」が向いているように言われます。

とても各コーヒーの酸味個性が楽しめて面白いのですが
私自身個人的な嗜好で、毎日飲むには強すぎるように思っています。

そして、浅煎りの珈琲はとても繊細でたてるのも少し難しく
時間がたったときの味の変化が大きく
家庭で飲んでもらうには、少し高度な感覚を持っています。

それに、地域的なコーヒーの嗜好のとしても
少し中煎りから深煎りがこのまれているということ、
単純に私の好きな味というところで
扱っている高品質の豆にしては一般的に深めの焙煎です。

もちろん、個性的で繊細な良質の酸味特性がその生豆にあるので
深煎りにしても、この品質の豆でしかできない
「良質な苦み」「コーヒーの甘み」があると感じています。

そこであえてその中でも
シリーズとして「極深(ゴクブカ)」っとして
お店で取扱いしている高品質なコーヒー豆を極深煎りしていこうという
新たなる挑戦をしてみます。
ただ苦いだけなく、それぞれの特徴と甘みを楽しんでもらえたらと思っています。
また、同じ豆で焙煎の違いでも飲み比べされても面白いかと思います。


第一弾として「極深 モカ イルガチェフェ」を販売始めました。
間違いないと確信しておりましが
イメージ通り極深煎りにしても優しい風味もあり
とても楽しめる味となっています。
できれば通常焙煎のもとの合わせて飲まれると面白いです。
あえて2回書いてしまいました。
通販でもお送りできますので
コーヒーマニアの方もそうでない方も是非お試しください。


コーヒー関係者からはいろいろなご意見もあるかと思いますが
あくまでも個人の嗜好ですので、大目に見てやってください。
いろいろな楽しみ方があってもいいかと思っております。





今日は大阪に出たので久々に
秋のパンケーキ祭りに盛り上がるポッロさんに行ってきました。
いろいろお話させてもらいましたがいろいろ聞き忘れたことも・・・





帰ってから奥様になにをトッピングしたか聞かれて
リンゴとコーヒーソースと抹茶アイスというと変人扱いされました。
確かに、食べたいものをセレクトして取り合わせは全く考えてなかったですが。
やはり、40近くのおじさんが一人でパンケーキは食べに行かない方がいいですね。
でも、最高に美味しかったです。
是非、どうぞ。
http://pollo.p2.bindsite.jp/pg40.html



あともう一点。
お店の暖簾がリニューアルしました。
また見に来てください。




引用:コーヒー学講義 著書 広瀬幸雄 星田宏司 







2周年記念プレイベントコーヒー「エルサルバドル国際品評会入賞豆」発売!+いろいろ

2013年10月20日 23時39分34秒 | コーヒー産地情報
最近急に涼しくなってきて、身体が
ちょっとついていけてない感があり年を感じております。

そんな秋のホットコーヒーの季節に送るスペシャルなコーヒーが届きました!
そしてそろそろサーカスコーヒー2周年を迎えるにあたって
スペシャルなスペシャルティコーヒーです。

中米のエル・サルバドルで行われたコーヒーの国際品評会!
コーヒー業界ではCOE(Cup Of Excellence)と呼ばれています品評会で
高い評価を受けて入賞したコーヒーが入荷しました。


まずは、エルサルバドルです。
エルサルバドルとは「救世主」の意味だそうです。


国旗



なかなか一般的にはわかりにくい国です。
長い内戦から解放されましたが貧困層も多く、社会問題にもなっています。
以前より珈琲豆は国の主要農産物として経済基盤の支えとなっているため、
国を挙げて取り組み「エルサルバドル国立農政省コーヒー研究所」により品質改良なども積極的に行われているため、
粒も大きめで、品質は高く評価されています。

その中で、今年の国際品評会(COE)で入賞した生豆が数量限定で入荷しました!


この生豆は真空パックされて運ばれてきます。
ラベルもとてもキュートで、キュンキュンしちゃいます。

この農園は過去なんども国際品評会(COE)で入賞を果たしている農園です。
農園主であるマーチン兄弟が先祖から受け継いだ伝統的な農法で栽培し
豊かな自然環境とコーヒーに理想的な気象状況で育てられた農園です。










飲んでいただきやすいようにやや深めの
中煎りで焙煎しています。
とても華やかな香りとあふれるクリーンな甘みがあり
「トップオブトップ」のクオリティにふさわしい味わいです。

多くの方にこの味わいを経験していただきたく
また、1度だけなく2度3度と飲んでいただきたいので
価格も世界のトップオブトップにしては
ディスカウント オブ ディスカウントです。
(意味不明ですいません・・・ニュアンスだけご理解ください。)

2周年記念プレイベントということで感謝の意味を込めまして

100g 840円

大変お求め易くさせていただきました。
なんと
数量限定30㎏(生豆)です。

って結構あります・・・

よろしくお願いいたします!








昨晩、毎年恒例の秋まつり前夜祭イベント「マジックショウ&ビンゴ大会」が
ちかくの神社で雨の中、行われました。

去年のように鳩が飛び出して子供たちのエジキになることも
ビンゴマシーンが故障することなくスムーズにとりおこなわれました。
マジックのレベルは確実に上がっていました。

去年、鳩の反応がよかったので
今年ははじめから鳩、そして鳩。しばらくして鳩。またまた鳩。
そして最後4匹の鳩が消えるという大マジックで終わりました。

長女が消えた鳩を本気で探していたのが、
お父さん的にはとてもとてもかわいらしかったです。




この提灯とても気に入っております。


そして今日はテイスティングパーティに参加させていただきました。

とても勉強になり、楽しませていただきました。
ほんと有難う御座いました!
以前からいってみたかった
大阪のタカムラコーヒーでのイベントで
とても素敵なかっこいいお店でした。
















サーカスコーヒー@渋谷ロフト

2013年10月16日 13時50分59秒 | サーカスイベント情報
先日、東京の渋谷ロフトさんに行ってきました!

いろいろあった2日間でした。

目的であったコーヒーの試飲販売とコーヒー講座についてです。






渋谷といっても、6階のイベント会場で
平日に昼間からたくさんの人で込み合ってることはありませんでしたが
開始に合わせて来ていただいた方も何人かおられて
大変感動しました。

後から考えてみれば、店頭での試飲販売なんて
独立してしたことなかったのですが
結構お店と同じように来られる方と
お話しながらゆっくり見て頂けました。



奥さまは、さすがでした。

私も自分自身では接客は好きな方ですが
奥さまのいやみのない接客は本当に勉強になります。

聞いていて、時々でる「~したはる」という京都弁も
とてもよかったです。
ウチワの話しですいません。


講座の始まる30分くらい前にいったん
お客様がほとんどおられなくなってどうなることかと思っていましたが
お陰様で、準備していただいた席が全部が埋まってほっとしました。
知り合いの方やコーヒーアミーゴの方、業者の方も駆けつけてくださった方も
おられて大変感謝いたします。




星田さんの「京都と珈琲文化」についても
私にとってはとても新鮮な話でした。

今現在、コーヒーの品質や産地についての話をよく聞くのですが
コーヒー、喫茶店の歴史的なお話を聞くことが出来ました。
「喫茶店は人と人が繋がる場所であった」というところが
とても基本的なところで、一番重要なところを教えて頂きました。

今度改めて「フランソア」や「ソワレ」「六曜社」にいってみたいと思いました。

聞いていただいた方々のご期待に添えたかわかりませんが
とても楽しいイベントでした。
また、どこかで企画できたらと思っております。








出張イベントは終わりましたが
まだ20日までKyoto Coffee Tripで
サーカスコーヒーをご購入いただけます!
ミニトートバックのセットが、特に好評で
在庫限りとなっております。
こちらは今回で終了しますので購入希望の方はお早めに!






イベント終了後、東京に夜何を食べようかいろいろ考えていましたが
結局、宿泊所近くの渋谷の街をウロウロして
下町情緒の感じられる沖縄居酒屋でシークワサーサワーで乾杯しました。


沖縄居酒屋さんのカウンターにすわって彼女と奥さまと三人で祝杯をあげました。










追加:うれしいかったこと

①3月まで京都の大学に通っていてよく豆を買いに来てくれていた
サーカスの常連の元学生さんが来てくれました。

いろいろ将来のことや今までのことを話してくれて
卒業して東京で住んでいる彼がわざわざ来てくれました。

大手の商社に入社して「コーヒー部門ににいけたらな~」っと
言って言われていましたが、今はほかの部署に勤務が決まって
全国を元気に駆け回っているということでした。
これは、今回一番といっていいほど感動した出来事でした。
お店をやってよかったな~っと実感しました。


②子供が出来て以来、奥さまと2人で出かけることがほとんどありませんでした。
そして
今年結婚10年目ということで、まとめて沖縄居酒屋でお祝いを済まそうとしたら
「それは違う」っと言われてしまいました・・・
さあどうしましょう・・・



まだ、ちょっと続きもありますが
今日のところはこの辺で・・・


臨時休業のお知らせ(10月10日、11日、12日午前)+α

2013年10月09日 02時37分14秒 | サーカスイベント情報
たびたびアップさせていただいております
東京出張のため10日、11日はお休みさせていただきます。

また12日(土)は午後からの営業となります。

ご迷惑をおかけいたしますが
よろしくお願いいたします。







先日のコーヒーソニックのイベント参加させていただきました!
たくさんの人たちに参加していただいて
私自身とても楽しかったです。
出店されたいたお店の方々ともお話もできて
とても有意義でした。

ただ単なる黒い苦い飲み物で
こんなにたくさんの人が集まり、「あーだこーだ」
と大の大人が言いながら、
みんなが笑顔になれるコーヒーの素晴らしさを実感できた夜でした。


サーカスコーヒーブース


かもカフェさんとウィークエンダーズさんのトークイベント


笑顔な会場

今回企画いただいたプリンツさん!
本当にありがとうございました。
そして参加された皆様出店者の皆様ありがとうございました!
また、これから楽しい化学反応が起こりそうです!



イベント終了後、
やたらフェイスブックでラーメン祭りがアップされてるのに我慢できず
一人打ち上げで禁断の夜中「天下一品本店祭」してしまいました。
やはり、次の日は胸焼けでした・・・

珈琲豆の展示販売に関して。粉で買うときは挽きたてのコーヒーを買いましょう運動!を広めましょう!

2013年10月05日 15時17分24秒 | カフェサポート
最近、ちょくちょく喫茶店以外のところで
卸販売をさせていただいています。

いろいろと声をかけていただいて大変うれしく思っています。

そこで、こちらからお願いしている点が一点あります。


それは、
珈琲豆の販売に関しては、
豆の状態での販売のみに限らせていただいてます。



カフェオレベースやドリップカフェは
条件さえご理解いただければ
販売していただいてます。

が、コーヒー粉での販売は出来ないっということだけは
お願いしています。


珈琲は、粉にするとその時に揮発性の香りが出てしまいます。
それに粉にすると豆の状態に比べて
表面積が格段に多くなり
空気と多く触れ、酸化のスピードがとても早くなります。

よく例に取り上げられますが
極端なことを言うと
コーヒーを粉にした状態は
リンゴの皮をむいた状態に近いと考えるとわかりやすいと思います。

コーヒー粉は、見た目では新しいか古いかわからないので
なかなか難しいですが
一般的にも、このような感覚が広まってもらいたいと思います。

(もちろん、
包装技術も進化していて
脱酸素包装などいろいろ研究されいます。)

展示販売していただくとなると
ある程度、飲まれるまでに時間がかかり
本来の意図した味わいで飲んでいただくとなると
せっかく購入いただいたのに申し訳ないと思っています。


今回、渋谷ロフトさんでも
珈琲豆を3種類置かせていただいてます。

それで、コーヒーミルとシーラーを準備していただいていまして
粉で購入されたい方は、その売り場で粉にしてお渡ししていただいてます。


今後、喫茶店以外で販売をしていただける方は
このような形で、粉でご希望の方は
その場で挽いていただけるような形で展開させていただけたらと思っています。


その時の、粉にする音と香りがお店にも広がって
とてもいい空間にもなると思います。


コンビニで挽きたてのコーヒーが飲めるのであれば
あそこのお店では挽きたてのサーカスコーヒーが買える!
っていう形が、うち以外でも広がれば
「いいコーヒー」が広まっていけるのではないかと密かに思っています!


賛同して協力していただけるコーヒーミル屋さん、シーラー屋さん募集します!






ちなみに
渋谷ロフトさんでは現在
サーカスブレンド、7★9ブレンド、グァテマラチマルテナンゴの3種を販売していただいてます!
是非売り場のコーヒーミルも気軽にお試しください!


もちろん、飲む直前に粉にしていただくのが
一番いいですよ!

いよいよ10月10日は上京!
いろいろとお会いできない方々もお会いできそうなので
それもまた
楽しみにしてま~す!



こちらは、先日入荷したカップオブエクセレンス(国際品評会)入賞豆です!
シールがとてもカワイク販売開始はもうしばらく先になりますが
アップしちゃいます!