nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

VOLT11月号に掲載いただきました。&サーカス家の今朝のコーヒー(2014年9月30日)

2014年09月30日 06時17分44秒 | 今朝のコーヒー
おはようございます!

今朝のコーヒーは、モカイルガチェフェです。
やはり自分のコーヒーが落ち着きます。




もう9月も終わりですね。
今年は、早めに季節がかわったので
ちょっと過ごしやすくて助かっています。

毎週の楽しみ「ガンダム」はミハルの回でした。
ちょっと切ない夜でした。







さてさて

活力ある世代の、よりゆたかな健康的生活をサポートするアクティブライフスタイル誌
「VOLT 11月号」
地元の目利きが進める、今一番ディープでヒップな最新京都観光ガイド特集
でご案内いただきました。

ウイークエンダーズさんの横で掲載いただいています。
また、サーカスコーヒー近くの「みたて」さんも載っています!





京都観光に来られる際は、ディープでヒップな紫竹にもお立ち寄りください。
紫竹マップ配布中です!



東京出張報告書2014&コーヒーと気候変動

2014年09月28日 19時25分24秒 | サステイナブルコーヒー
年に1度の東京でのコーヒーの展示会に
今年も行ってきました。


東京ビッグサイト!
響きだけでなんか凄そう!



会場では、色々なコーヒーの競技会が行われていたり
各メーカーさんのブースで新商品の案内や
日本を代表するバリスタさんがコーヒーを振舞ってくださいます。
一般の方も、参加できます。
入場料3日間で1500円と日本の最先端のコーヒーに触れるには
お得ではないでしょうか?
来年もし、参加希望の方おられましたら
ツアーでも組んでいけたら面白いですね。



新しいマシンのお披露目などもあります。



毎回、いろいろな方にお会いできるのでブースも時間がある限り回らしていただきますが
いろいろなセミナーを受けさせていただきました。
競技会もいろいろと応援したいかたもおられたのですが
ほとんど見ることが出来ず・・・

今回のセミナーの中で、衝撃的なセミナーとして
「コーヒーと気候変動」というセミナーでした。





書き出すと、長々となるのでまとめてみたいと思いますが
ちょっと長くなりそうです・・・


私の中では、まだまだ未来の話しだと思っていたような
気候変動の影響がもうすでに多く出てきていました。


温暖化の影響で、標高が高くて今まで発生していなかった高地でも
この数年、コーヒーノキに発生する病気や害虫が大規模に発生しています。

セミナー内であった資料で
このままの温度上昇が続いた場合、
この20年ほどで
ある地域では
アラビカ種の栽培できるエリアが約30%ほどになってしまうという
衝撃的なデータもありました。

栽培適地の変化によって、より標高の高いエリアに移動することによって
人的な労働力の増加にもつながるということでした。


「アラビカ種」というのは、「コーヒーノキ」の品種の名前です。
現在一般に、「アラビカ種」と「カネフォーラ種」とそれを掛け合わせられた「ハイブリッド品種」があります。

「アラビカ種」は風味豊かで酸味風味特性の豊かな味わいとなるが環境の変化に弱く生産性低く
「ロブスタ種」は風味の特性出にくく風味も単調な味わいですが、病気や環境の変化に強い生産性の高い品種です。
「アラビカ種」の方が、精細な風味があり高品質なコーヒーとして評価されています。


今、自然環境の変化の中で多くの生物が絶滅していっています。

地球の自然環境が長い間時間をかけて進化して積み重ねてきた生物が
弱い種から先に絶滅していっています。

もちろん宇宙規模のバイオリズムの中での影響もあると思いますが
この100年200年の人的な活動が原因であることは大きいと思います。

この激変の中で、「アラビカ種」もいずれ「種の継続」ができなくなることが
リアルに想像できるようになってきました。

なんか、とてもお先真っ暗の話しばかりですいません。
でも
セミナーで言われていたコーヒーの立場で
できることがあるというお話もありました。

環境変化の考えるポイントが2点あります。

・緩和(削減する)
・適応・強じん化

「緩和」とはその環境破壊の原因を減らしていくこと。
そして「適応」は文字通り、環境の変化に応じて対応してくことです。

コーヒー産業の場合、これが矛盾しないということでした。

コーヒー農園を作るために森を伐採してくのではなく
森を守りつつコーヒーの栽培を広げることによって緩和し
適応し、また気候の変化に対応した品種の栽培などを行うことで
適応できるということでした。

「現地住民の生活向上と同時に
地球環境保全も図れる生産加工流通するコーヒー」を
増やしていかないといけないと思います。
そして、そこに、「美味しい」ということが
大切なことであるということでした。

コーヒー業界としては、出来ることがある以上
取り組まなくてはいけない課題であると思います。

そしてコーヒー業界における「サステイナブル(持続可能性)」の意味が変化しているということでした。
コーヒー業界に「サステイナブル」の言葉が出始めたときは、
コーヒー生産者の生活であったり環境であったり生産者の持続可能性についての言葉でしたが
現在では、コーヒー業界、コーヒー産業自体の「サステナビリティ」について真剣に考えなければいけない時期になったということでした。




そんな中で
「ぼくにできること」を考えたとき
なんなんでしょうか?


もちろん、そういった考えを持たれている栽培者の方と
繋がって、販売をしていくことも大変重要です。

そして、より多くの方に考えてもらうということかもしれません。

また、社会生活を送っている以上、
CO2を排出して生活をしているので
自分なりに出来るだけCO2を出さない生活を心がける事。


ちょうど、先日新聞の社説に「宇沢弘文」さんのお話がありました。
そこで書かれている内容でしか「宇沢」さんのことは知りませんが
現代の本質を突いた内容でした。

社会の仕組み自体を大きく見直さないと
絶滅していった生物たちを他人事と見過ごせなくなると思います。


そして現実的にできることとして
「選挙にいく」ことしかないのではないでしょうか?

「あきらめない」で自分の意思を託すことではないでしょうか?


長々とすいません。

とにかく、現実を知ってまた
明日から粛々と頑張ります!


今回は帰りの車窓をから、東京砂漠の歌が頭をグルグル。
もちろんビルの屋上でバスケットです。
https://www.youtube.com/watch?v=GYR8b-MC3bs



あと、初めて屋形船にも乗りました。
コーヒーアミーゴズの集まりに参加させていただきました。
とても楽しいひと時でした。


そして今日は、家族で賀茂川。
最高の気候でした!





サーカス一家2014年9月24日今朝のコーヒー&9月23日(火・祝日)ももカフェ@ムーレックさん

2014年09月24日 05時55分29秒 | 今朝のコーヒー
おはようございます。

今朝のコーヒーは、ドミニカです。



昨日は、京都馬代のムーレックさんにて
「ももカフェ」さんのイベントに参加してきました。

ムーレックさんは、私の通っていた高校に近い場所にあります。
住宅街にある古い建物でとても雰囲気があって素敵な空間です。
タイカレーバリうまでした!
是非是非!









前夜祭からコーヒーの熱い話で盛り上がって
イベント自体もとても面白くとても勉強になりました。

ももちゃんは、以前タイに住んで現地の生活向上のプログラムに
現地駐在っスタッフとして注力されいてて
任期終了後、私の勤務していたヒロコーヒーに入社され
来年は海外協力隊としてルアンダに行かれる予定です。

ももちゃんとは、いろいろなご縁で入社前からお付き合いさせていただいていて
2月に一緒に今回の話しの「タイ クンチャンキアン村」に私も同行させていただきました。

詳しくはこちらで
っと思ったら貼り付けできなかったので1月29日のナベ語録を参照ください。


「大きな世界のコーヒーマーケットの中で
個人、自分としてできること・・・」

大きすぎる(笑)
まずは、大きな流れをもっともっと勉強して伝えていきたいと思います。

っということで
今晩から夜行バスで東京で行われる日本最大級の年に一度のコーヒーの展示会にいってきます!
今回は初の2列独立シート!楽しみです!


普段の日常の当たり前の生活を「幸せ」を感じて初めて「幸せ」であると感じられるように
一杯のコーヒーを通じて「繋がり」を感じてもらえるように
生産と消費者の間に立つ立場のコーヒー店としてその「繋がり」を伝えていかないといけないと感じました。

そしてそれは、コーヒーに限らず、いろいろな「繋がり」を意識して生活していくことが
これからのライフスタイルの中で大切なことだと思います。

とにかく今日一日がんばります!

お店は、販売のみ行っています。
通販、卸はは基本的には、25日26日は発送できません。

タイのクンチャンキアンのコーヒーもまだ在庫がございますので
是非お試しください!



サーカス家の今朝のコーヒー(2014年9月22日)

2014年09月22日 06時06分56秒 | 今朝のコーヒー
おはようございます!
今朝のコーヒーは、グァテマラエルインヘルトです。



昨日は、奥さまがお友達の結婚で不在で
子供たちとガチで1日過ごしました。

昼寝をスムーズに行わせるためもあって
昨朝は、末っ子君をつれて賀茂川に。

とっても元気に走って歩いてしてくれましたが
お昼寝さすのに一苦労でした。








午前中は、「カーフリーデー」のイベントに遊びに行ってきました。
ミニ電車あり、スタンプラリーあり、マジックあり、エコバック制作ありと
子供たちにとっては楽しいイベントでした。








「あ~あ~あ~・・・」

結局、お昼寝は「大杉連」さんが町をぶらぶらするという
子供たちには全く興味のないテレビを見せて
寝てもらいました。

明日は、楽しみなイベントです!
もう定員には達しているようです。
楽しんできます!

その前に今日も一日がんばります!




「Cafe&Restaurant 2014年10月号」に掲載いただきました。+「うちでいいんですか?」

2014年09月20日 23時01分44秒 | メディア紹介
旭屋出版「Cafe&Restaurant 2014年10月号」に掲載いただきました。



「大特集
コーヒーをどう売るか、魅力をどう伝えるか?」

という特集でした。

私自身にとっての大きなテーマでもあります。

最近よく参加する異業種の勉強会でも名刺をお渡しすると
「あー、コーヒー屋さんね。コーヒー好きでよく飲むよ。
すごいこだわってやってはるんよね。」
「あの高い珈琲屋さんか。」
みたいなことを言われたりします。
(以前にもブログで書いたことがありますが)

これは、本当に率直な意見で、一般的な見方だと思います。
ただ、これはその魅力や価値を伝えきれていない
私の努力不足に他ならないと思っています。



しっかりとした生産をされたコーヒーは、
品質がよくそれだけコストもかかり
適正な価格で販売されることで
それがまた、生産者に帰ってまたいいコーヒーを作ろうという意欲につながるという
サイクルが回るように
消費国の小さなイチ個人店ですが
そのサイクルの小さな渦となりたいと思っています。


その渦をより大きくするためには
一部のコーヒーマニアをターゲットにするより
一般の人に対して「コーヒーの価値」を上げるように
興味をもってもらうように、伝えていきたいと思っています。



正直「コーヒーが売れているお店は、ここが違う!」
というテーマでの取材に
「うちで大丈夫ですか?」って本気で聞いてしました。

他になんぼでも、売れているお店はあると思いますし
うちなんか家族がやっと食べていけるくらいの家族商店です。
3年後どうなってるかわかりません。


私も以前からよく購読していた雑誌ですし
取材はとてもうれしかったのですが、
あまりにも大きなテーマでしたので。

ただ、掲載していただけると雑誌がいただけるのと
広くサーカスコーヒーの取り組みを知っていただけると思って
掲載いただきました。

出来上がった雑誌をみせていただいてビックリ。
ホント他のお店は、大きな大きな素敵なお店ばかりで
「ホントうちなんか申し訳ございません」って感じでした。


でも正直ほんとうれしいです。

そして「樽珈屋」さんといっしょに掲載いただいたことも
わたしにとっては嬉しいです。

もちろん、樽珈屋さんは、わたしにとって本気で雲の上の上の存在です。
でも、ご夫婦で長らくお店を続けれらていて
目標となるお店です。
家内と2人体制にある前も実はそのあたりのことも相談させたいただいて
アドバイスもいただきました(笑)

社長と焙煎しかしていない平社員(私)となんだかんだ意見を戦わしながら前に進んで行きたいと思います。



掲載の案内から、全く違うな内容になってしまいましたが
本当に、旭屋出版様、取材いただいたライター、カメラマンの方
ありがとうございました。

これからもワクワクしていただけるようなお店を作っていきたいと思います!
よろしくお願いします!




今日は子供の運動会で、「出番になったらお店閉めて見に行くから電話してな」と
お願いしていたのに、午後からは全く忘れられて、電話がかかってこず、
子供の運動会がみれなかったんですが
もしかして、
お店を閉めない様にわざと電話をしなかったのではないか?
と疑っている
焙煎しかできない平社員でした。