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武田鉄矢の昭和は輝いていた

2020年08月23日 | TV・ラジオ・CM・映画

金曜日の放送「武田鉄矢の昭和は輝いていた ザ・ピーナッツの真実 3時間スペシャル」【放送日時】2020年8月21日(金)夜7時~9時54分放送

<番組内容>
テレビの黎明期を席巻し、昭和の歌謡界を駆け抜けた双子のデュオ、「ザ・ピーナッツ」。
その絶妙なハーモニーは、私たちの記憶に深く刻まれている。今回は、そんな彼女たちの魅力に迫るスペシャル版!!

シングル・アルバム合わせ1000万枚以上を売り上げ、デビューから引退まで16年連続で紅白歌合戦にも出場。歌だけでなくバラエティ番組の「シャボン玉ホリデー」や映画「モスラ」など多方面で大活躍した。

その人気は、日本国内にとどまらず海外にも進出。その魅力は、大反響を呼んだ。そんな彼女たちの生みの親が、作曲家・宮川泰。「恋のフーガ」や「ふりむかないで」などザ・ピーナッツが歌うほとんどの曲を手掛けた。

今回、ゲストには宮川泰の息子で幼い頃からザ・ピーナッツを間近に見ていた宮川彬良を迎え、彼女たちの素顔や、父の作曲テクニックを語る。また、ザ・ピーナッツと同じ事務所で共に過ごした、中尾ミエ、伊東ゆかりが数々の想い出とエピソード、人気絶頂にして突然引退した真実を語る。

伊東ゆかり、号泣!中尾ミエの涙の訳とは!?永久保存版!!ザ・ピーナッツの魅力と唯一無二のハーモニーを貴重映像とともに3時間たっぷりとお送りする。



残念ながら、初めから見てはいません。「恋のフーガ」について曲の音楽的な講釈などを聴き、興味はあるものの、3時間はあまりに長過ぎる・・ 阪神がスワローズに勝ったあと、チャンネルを変えました。

1959年にデビュー、沢山のヒット曲があるザ・ピーナッツですが、まだ幼かった私にとって一番の記憶はやっぱり モスラーやっ モスラ~!

家族4人揃ってえんやこら、田舎から まだ煙を吐いていた汽車に乗って、もう無くなってしまった姫路の映画館で見た怪獣映画「モスラ」。(ちなみにその汽車は、今、新橋駅前にございます)幼い時の記憶などは、ほぼ無くなっているけど、まだ幼児だった私が親に連れられていった怪獣映画、特にザ・ピーナッツの二人が小美人に扮してモスラの歌を歌う場面は強烈に残っていて、両親との大切な楽しい思い出のひとつだと思う。

チャンネルを変えたら、ちょうど「モスラ」!しかも作曲が朝ドラ「エール」のモデルの古関裕而さんだった。

訳の分からない不思議な歌詞は、いい加減な呪文だとずっと信じていたら、実はインドネシア語だったそうで、細部にも手を抜かない姿勢に感心しました。

 

番組の残り時間はすでに30分ほど、終盤です。「このあとは、ザ・ピーナッツは人気絶頂のうちに突然引退します。」と、番組を盛りあげます。

が、人気絶頂のうちに引退、というよりも、ザ・ピーナッツの全盛時代は60年代で、引退前の頃は すでに功成り名を遂げたあと、全盛時代は過ぎていました。

司会の武田鉄矢さんが気を遣って、名前をいわない。「引退してから絶世の美男と結婚したのはどちら?」「非常にハンサムな方と結婚したんですよね?」と、ボヤかしていました。

ゲストの中尾ミエさん、伊東ゆかりさんらが 「二人は結婚後も一緒に住んで、姉が旦那様の世話をして、妹が子育てをしていた。ずっと一緒で、他の人が入り込む余地が無かった。結婚後は、全く表に出てこなかった。コンサートに来ても、暗くなってから会場に入り、終わる少し前にすーっと出て行った。」中尾ミエさんが笑いながら「離婚するとは思っていなかったエミさんが、もう少し早く言ってくれたら戻れたのに、と話していた」と言っていました。

ミエさん、伊東さんが「二人はビッグバンドがある、ほんとに いい時代に引退した。今はバンドが一人減り二人減り・・カラオケの時代になってしまった。」と、今の音楽環境を嘆いていました。

素晴らしいハーモニーを聴かせてくれた二人、私は「大阪の人」が大好きで「銀色の道」も好きですわ。カラオケで歌う曲はこれしかない。今度、再放送があれば、音楽的な事やTVの黎明期など、もっと知りたいので、初めから見たいと思います。




※ビッグ・バンド[big band]
管楽器を主体にした15名以上のジャズのオーケストラ。サックス、トランペット、トロンボーンをメインに、リズム・セクション(ドラム、ベース、ギター、ピアノ)という構成が一般的で、構成は場合により異なる。これに対し、リズム・セクションに少数の管楽器を加えただけの編成をコンボという。デューク・エリントン楽団に代表される15名以上の編成であるジャズ・オーケストラのこと。トランペット4~5名、トロンボーン3~4名、サックス5名、リズム・セクション4名が一般的な編成。 

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