今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ポン ~彼から始まったノラとの交流~

2016年10月06日 | ポン
屋外型の店では、お客さんとは別にいろんな訪問者に出会います。
ニャンコも来たなあ。
親子で賑やか運動会だとか、はじめから人懐っこいのも。

やさしい里親にめぐり合えたり、忽然と消えちゃったり。
でも、ここ数年は何事もなく・・・。


そんなある日、彼はやって来たのです。

      
     事務室の前にある庭木コーナーにて

店の記録によると、上の写真は昨年の9月15日。
夏になった頃から、スタッフの間を駆け回ったり休んだりする彼がたまに目撃されています。

ポンと名付けられたその子猫は、直ぐに人気者になりました。
臆病なのに、とても人懐っこかったから。
はじめは飼い猫ではないかと・・。
一週間もしないうちに、ポンは事務所で昼寝をするようになりました。

      
   "おそるおそる"は、はじめの20分だけ?


ポンは基本、"通い"でした。
朝店に来て夕食の後に消えて・・。
事務所前に設置した箱(布団、カイロ入り)はお気に入りのひとつに。


11月になるとニャーが現れ、合流します。
はじめは本能でニャーを追い出そうとしていたポン、
しかしニャーはポンを避けながらも、
したたかに居着きました。

      
       二匹がはじめて大接近したときの様子


年末年始の頃から、ポンが姿を見せない日が増え、
たまに来てもニャーに威嚇されたり、(主客転倒)
それでポンが来たときはニャーを隔離したりと気を遣ったのですが、
やはりポンには、居心地の悪い場所になっていたのかも。

2月上旬の来店を最後に、ポンは姿を見せなくなりました。
当時はダイフクをはじめ、店にはいろんなニャンコが現れては消えていた頃でした。


その後、ポンにまつわる話はいろいろあります。
夜こっそり来ているという目撃情報、(3月頃、実はシャッポだった?)
お客さんの目撃情報、(遊歩道、「春の道」の向こう側で)
似たニャンコを飼い始めたというお客さんの話・・・。

果たしてそれがポンかどうか、今では確かめる術もありません。
でもポンは、ノラ達の里親探しをはじめようという気持ちを、ぐっと後押ししてくれたのです。


ポンよ、どっかで幸せに生きてるかい?

   
           人懐っこくて愛くるしいポン
(小耳、短足、目が中央に寄ってるのが特徴。もしかしたらシャッポの兄弟?)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする