今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ノラたちとの共存を目指して その2・現場編「ノラを守るのに理由は要らない」

2017年05月31日 | シリーズ:ノラたちとの共存を目指して
はじめに「その1・資料編」の補足です。数値的な推定がなかなか難しいノラの調査。その1では全国で200万匹に対して千葉県だけで34万匹と辻褄の合わない情報でしたが、その後の調べで東京都の調査が見つかりまして(東京都福祉保健局)、ノラ+外飼いで8万匹(H23年度)となっています。やはり、千葉県の推定値が多いような気がします。

また、仮定と計算を駆使してノラの誕生数(自然発生数)年間450万匹となりましたが、だとすると全国猫の死骸だらけということになってしまう。猫の死体処理に関する数値は市区単位のものしかなく推定が難しいところですが、調べた範囲では、全国年間で24万匹というのが最も多い推定値でした。

この推定値の大きな差異には2つの要素が関係しています。つまり拾われた数と捨てられた数(被災等含む)。拾われた数はその1でも述べたように飼い猫の半数が元ノラなので推定できます。それらを合わせて捨てられた数を推定してみると、何と年間40~60万匹という途方もない数になるのです。

自分はこの数字を出すことにこだわっていました。何故なら、自らのお金や労力を駆使して頑張っている猫ボラさんたちが、世間からはあまりいい印象を持たれてないように思えたからです。一部に不心得な餌やりさんがいることもあるだろうけど、その大方の原因は、「(減らす)効果のないことを自己満足でやっている」という共感不足でしょう。

でも、本当はそうではなかった。不貞の輩を撲滅して猫捨てをもっとしっかり防止できれば、猫ボラさんたちの努力の結果は必ず数字になって現れてくるはずです。不貞の輩が、ボラさんや役所の努力に便乗した形になっている。世間の批判の矛先がずれているのだ。

          
テンちゃん:「最近オジンに”博愛主義”になれとか言われて頭がイテェや」

実際、ボラさんたちがノラを救いたいあまりに批判されてしまうケースは多い。「何故人じゃなくてネズミやタヌキでもなくて猫なんだ」と。でも、そんな問いに答える必要はないのです。答えても理解は得られないからです。ノラを理解して救いたいと思っている人と、接触すらしたことない人では思考の次元が違うし価値観も違う。Aさんを好きになるのに説明など要らないのと同じことです。

イルカは賢くて人類の友と思っている人は多いが、日本にはイルカを食べる地域がある。中国ではワンコを食べるし、世界のどこかにはニャンコを食べる種族もいるかもしれない。肉牛を育てていると気心が通じ合う。しかしいつかは、涙を飲んで市場に出す。価値観が違えば思考も言動も違うし、価値観が同じであってさえ、逆らえない運命もあるのです。

人間性とは「愛情を持って接すること。」 感心のない人はそれでいい。運命に逆らう必要もないし、たいそうなことをする必要もない。ただ、目の前にいるかわいそうな子猫をあわれだと思う気持ち、それが人間であることの証明なのです。

これこそが猫ボラ活動の原点だろう。私見ではあるが、大きくなったボラ団体やNPOよりむしろ個人で頑張っているボラさんたちに尊さを感じてしまうのは、個人ボラさんたちがその原点に忠実だからではないだろうか。(一方推進力としては、組織の大きな団体ボラに頼らざるを得ないのですが。)

一般のアンケートでは7割以上の人が餌やりに反対しています。でも、(誰も)そのノラに餌をあげなかったらそのノラは死にます、と注釈がついていたらどうだろう。ノラが増える要因は自然増殖よりむしろ猫の不法投棄です、と説明されていたらどうだろう。アンケートの結果は、いつの世でも情報操作の結果なのです。

          
        みう:「ニャーがやきもち焼きで困るんだニャン」

それでは、その情報を発信する側は何をしているのだろう、ということを調べてみました。このブログを始めてからの8ヶ月間にTVメジャー局がノラ問題を取り上げた事例は、洩れもあるかもしれないが以下のような状況で、TBS系が積極的だ。
10/5 ニュース24(日テレ系)「殺処分0を目指して」
11/12 News23 (TBS系)「ペットショップの裏側~繁殖業者の実態」
1/18 TBS News(TBS系)「殺処分0の裏側で」
2/8 Nスタ  (TBS系)「殺処分0に向けて、多頭飼育崩壊」
3/2 Nスタ  (TBS系)「STOP! 動物虐待動画」
3/26 噂の東京マガジン(TBS系)「山梨県庁のノラ問題」

どの番組にもボラ団体やNPOが登場していました。でも、限られた時間の中で仕方ないのかもしれないが、惜しむらくはビジネスライクな感じが否めなかった。あるいは局の編集もあるかもしれない。メジャー局のしかもニュース番組に出るのだから、身元のしっかりした団体が選ばれるのも当然だろう。

それでも、自分は個人ボラさんたちがもっとスポットライトを浴びるべきだと思います。個人ボラさんの方が人間性という原点が見えやすいし、それ故に共感を得やすいからです。

ノラは人間社会の中で人と関わりながら生きている。まったく交わることのない別世界で生きている野生動物とは違います。開発によって住処を奪われた野生動物たちも同じで、単に害獣扱いするのではなく、もう少し彼らの立場に寄った報道はできないものだろうか。彼らを被害者扱いしろとは言わない。ただ、命に対する"愛情”がほしいだけです。

格好良く訴える必要はない。数値を並べ立てる必要もない。窮状を訴えるばかりでは、人々の心は動きません。目の前にいる不幸なノラをかわいそうだと思う気持ち、その愛情溢れた情景に、そして何もできないかもしれないけど何かをせずにはいられないと、小さな一歩を踏み出すその勇気に、人は感動するのです。

個人ボラさんたちの行動はまさに”無償の愛”。そのボラさんたちは基金を集める力がないため、一様に資金と時間が欠乏しています。あまりにも多いノラの数に途方に暮れています。彼らに必要なのは批判ではなくサポートなのだ。

この状況を変えるのは役所でも政治家でもない。愛情溢れるボラさんの現場がありのままに報道され認知されることによって、世界中の人々が心に秘めたその「人間性」に、直接語りかけることだと思うのです。


          
ニャー:「オジン、毎日遅くまでごくろうさん。今度はニャーの悩みも聞いてね」


「ノラたちとの共存を目指して」:予告編(期日未定)
その1 資料編「現状と動向調査」(追記:餌やり、地域猫問題) 2017.2.27
その2 現場編「ノラを守るのに理由は要らない」(報道されたボラさんたち)
その3 エサやり問題・続編「裁判事例の検証・他」(司法が肯定したもの、否定したもの)
その4 一服編「ノラだからこそ・・かわいい!」(ニャー&みうとテンちゃんの日常)
その5 闘魂編「許さない、虐待に不法投棄に暗闇ビジネス」
その6 原点回帰編「再確認・人間性とは?」(食肉、動物駆除と保護活動)
その7 形而上学編「ノラの幸せとは」(シャッポやソトチビの行動に想う)
その8 地域猫問題・続編「殺処分ゼロに向けて」(目的達成のために必要なこと)


          
      ソトチビ:「何だかこの家に興味が湧いてきたかも」


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モドキ&カブキ 再び

2017年05月29日 | その他・一見さん
ニャーモドキ改めモドキです。
しばしのブランク経て、再びやって来るようになりました。

          
          兄弟? 目がニャーにそっくりなモドキ

モドキがまた来るようになったのには、少しいきさつがあります。
21日のダイフクの記事でも書いたように、母の日前の忙しい折、ダイフクが夕方にやって来ても"空振り"で帰ることが重なったので、ダイフク用に置き餌を復活させたところ毎晩きちんと空になったのです。

それがダイフクだと思い込んでいたのが、実はそうではなかったらしい。もともと夜遅くはモドキやカブキの時間帯だった。母の日の後はたまにモドキを見かけるようになって、先週あたりは1日おきくらいに来店。

          
           食べる量はかなり少なくなりました

カブキもスタッフに目撃されていました。母の日前の大残業の折、深夜になって来店したそうです。ただ、人に驚いて食べないで帰ってしまったとか。その後も一度、やはり大残業のスタッフに目撃されています。

          
     今回はカブキの写真がなく、これは前回の予備写真です

気になるのはカブキの後ろ半身の変色。その後は確認できていません。しかしそのために毎晩遅くまで残るわけにもいかないので、今はカブキがもっと早く現れるのを待っている状態です。

          
      前回の予備写真2、よく見たら右側後ろにも変色が


ところでダイフクですが、母の日以降は前回記事の前日に一度来ただけ。命の危険と隣合せの生活振りを見てしまっただけに、またぞろ心配性が出てしまいました。 今日は警察と清掃局に、この1週間の当地区動物遺体処理状況を確認。タヌキが1匹、茶色いニャンコが1匹でした。

ダイフクだけではない、モドキもカブキも、いやすべてのノラたちが危険と隣合せで生活している。そのことを気にすればキリがないけど、気心が通じてくると、抑えられないことでもあるんですよね。


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寂しいで候 ~ソトチビ~

2017年05月27日 | ソトチビ
みうの騒動でソトチビのことを書き忘れてました。
ソトチビは健在、相変わらず朝晩やってきます。
ニナゾール(真菌退治の飲み薬)は効果があったようで、今は胸元の禿げも治まって患部が"刈り込んだ芝生"程度まで復活してきました。投薬中の6日間はきちんと朝晩やって来たのに、投薬が終わると姿を見せなくなった。その頃にみうを家の中に移したので、ことによるとその影響かも。

          
         少し毛が生えてきたソトチビの首から胸元

みうとは反対に殆ど鳴かないもの静かなソトチビ。独りになると、同じようにしていてもどこかもの悲しそうに見える。冬の間見せてくれた寝床でのツーショット、庭のここかしこで見かけたじゃれ合う姿、もう見ることはない。 二匹を引き裂いたのは自分です。またしても罪悪感と言うか何と言うか・・・。

          
            瞬膜の露出も少し治まったような

それで気になって、家にいるときは頻繁に勝手口の外を確認。すると、たまにソトチビを見かけるようになったのです。それが昼だったり夕方だったり深夜だったり・・。大抵はリラックスした香箱座りの姿勢で、気長に見つけてくれるのを待っていた、といった感じで。

しかしソトチビも、こっちの生活に合わせなければ食事にはありつけない。訪問タイムは再び修正されて、今は朝7時頃と夜遅く、規則正しくやって来ます。

          
      朝の食事タイム、異様に細かった首も少しふっくらと

それに、ここにきて食事の量が随分増えました。前回書いた頃は激痩せ振りに驚いたのですが、当家以外でも食べてるのだろうと思ってたのがどうもそうでもないらしい。耳カットした人の存在が気にならないでもないが、今はそんなことより体調回復が優先だろう。3日ほど前から念のため、疥癬の投薬も始めました。テンちゃん用のを少しおすそ分けです。とにかく思う存分食べて、早く元気になってほしいものです。

みうが2階の和室(私の部屋)に自ら移ったので、不要となったみうの寝床やマットをまた家裏の元の位置に戻しました。ソトチビもみうの気配を感じることができるでしょう。みうがもっと落ち着けば、リードをつけての外出が可能になるはず。そうなればツーショットの再現も夢じゃない。そしてソトチビがみうのようにわが家の裏を根城にするのなら、もちろん歓迎して惜しみなくお世話もするし住民票(首輪)も発行しよう。

ただ、今はそっとなら背中に触れるようにはなったものの、まだまだ、顔の前で手を動かせばすかざず「シャーッ」 そして前足が浮きます。
まずは信頼関係の構築が先決かな。

          
      みうをわが家に紹介してくれたのはソトチビでした
            (再掲、一昨年の暮れの頃)


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勃発! やってしまった(後編)

2017年05月25日 | (故)みう(おかあさん)
(この記事は「前編」からの続きです

その晩、というより夜明け近くになって、みうのかぼそい声で目が覚めた。(やっと出てきたか。) 安堵したものの、どうも声の様子がおかしい。起き上がってみてわかりました。声は自分のベットの下から出ていたのです。

          
       (再掲)以前に紹介したこの写真にヒントがあった
          ※みうの下にあるベットと壁の隙間です

ベッドに収納引き出しがあって、その先の空間に、ベットと壁の10cmくらいの隙間から入り込んだようだ。そして待つこと15分、ようやくみうが顔を出した。
と同時にびっくり仰天。 えっ? 何これ。 頭がふたつ? このもくもくは何? うろこ? 白い毛が灰色に?

すっかり目が覚めて我に返ってよく見ると、みうの上半身が大玉の綿埃に覆われていたのでした。まあ、10年以上覗いたことすらない場所です。その空間がどんな状態か、大方の想像はつきました。 で、みうは、こっちを見ると驚いたように慌ててまた引っ込んだ。

後でわかったのですが、みうはこのとき自分に怯えていたのです。ニャーをすごい剣幕で追いかけたその効果は、ニャーよりもみうの方にあったらしい。結局みうが出てこないので、その日(前編の記事を書いた日)の夕方に強制掃除を決行。

引き出しを取り除くと案の定、全面が綿埃の雲海で、中にいたみうの足が殆ど隠れていました。それを掃除機で少しづつ・・。はじめは奥で怯えていたみう、やがて出てきて部屋中を大暴れ。ああ、これで決定的だな、我々の関係は。 最初からの仕切り直しを覚悟しました。

          
                 みうとニャー
     後ろにいるニャーの視線には要注意(少しイラついている)

前編を書いていたときはこんな状況でした。その後、みうは1階和室ではなく2階和室(私の部屋)を根城とするようになった。例の隙間にはそれ以来入らなくなったが、押入れの収納ケースの上やパソコンデスクの下にいると落ち着くようです。

それで2階の和室に鍵をつけてみうの部屋とし、少し方針を変えました。みうの部屋を開放するときはニャーにリードをつける。リードの先には曲がったフックがついているので、これがニャーのハンデになります。もちろん長い時間のリード付は避けます。

          
             まだまだ緊張、みうとニャー

今はみうもだいぶ落ち着いてきて、自分から1階の居間に来てくつろぐことも。ニャーはハンデを意識してかみうを追わなくなりました。保護者とみうのスキンシップも復活。しかし、みうは相変わらず鳴き続けです。叫ぶような鳴き方は多少減りましたが、眠っているとき以外は絶えず声を出しています。

一方、ニャーには相当な不都合をい強いることになってしまいました。リード付きの生活だけでなく、憩いの場所だった2階和室の出窓やベランダへの出口も奪われてしまった。ただでさへ独占していた保護者の注意がみうにも分散して面白くないだろうに、ニャーの賢さと我慢強さに感謝感謝。

          
             緊張しつつも居間でくつろぐみう

みうの生活はまだまだ怯えが優勢です。この怯えから解放されない限り、ニャーと打ち解けることはないだろうし、外に逃げたがる気持ちも消えないだろう。それにニャーの我慢がいつまで続くか。みうを自分の生活に受け入れない限り、今の不都合は続きます。

ここはひとつ、「案ずるより産むが易し」の格言をもう一度信じることにしよう。ニャーもみうも、とても性格のいい子です。少しボケたオジン保護者は頼りないけど、どんな試練もみんなで対処すれば乗り切れる?

今後の二匹の変化に乞うご期待。

          
         いつかはこんな日常がやって来ると信じて


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勃発! やってしまった(前編)

2017年05月23日 | (故)みう(おかあさん)
ついにやってしまいました。
老人の注意力の限界でしょうか。あれだけ注意していたのに、ニャーがみうに襲いかかってしまった。

ニャーとみうは少しづつですが近づきつつありました。一触即発の緊張感はそのままに。観察していると、注意すべきことがわかってきた。ひとつは咄嗟の動き。動くものには本能的に反応してしまうニャンコの性質です。特にみうの動き出すときが要注意。もうひとつは、みうを見つめるニャーの目つき。ちょっと不快そうな、耳も向けて集中力を凝集させた視線です。この目つきのときは、咄嗟に追い始める可能性が高い。

          
                 みうとニャー
          社交的なみうの方から近づくことが多い

その日、ニャーを家に入れるとき廊下にいたみう、ニャーを見て一瞬固まったそのときに、ニャーのリードを外してしまいました。咄嗟にみうを追い出したニャー。みうは家の中を回って逃げたが再び廊下に出たときに捕まった。遅れて追いついた自分が見ると、二匹は猛烈な取っ組み合いの真っ最中。

大声をかけても効き目がない。足の先を二匹の間に入れて思い切りニャーを剥がすと、勢いで2mほど先の壁にぶち当たったニャー、一目散に逃げたので今度は自分が追った。家を一回りして2階空き部屋の出窓に追い詰め、おしおきの手を振り上げると・・、ニャーは頭を下げて無声音で一声鳴き、右手の爪を出して臨戦態勢に。その目が、怯えと怒りで歪んだ平行四辺形になって波打っていました。

          
             二匹の取っ組み合いの跡
           みうの毛が散乱(写真では見難い)

ああ、自分は何をしているのか。
ニャンコのおしおきするときは、悪さをしてから10秒以内が鉄則だと思っています。さもないとニャンコはそれがおしおきだという自覚をなくし、単なるいじめになってしまうからです。 で、おしおきを中断してニャーをそのまま部屋に閉じ込め、改めてみうを探すと、2階和室(私の部屋)の押入れに隠れているのを確認。それで店に戻りました。

妻と一緒に帰宅したのはそれから3時間後の夜。
ニャーは部屋の中でいつもと変わらずくつろいでいて、自分が入ると何事もなかったように甘えてきた。ニャーとの信頼関係の強さに改めて感心しながらみうを探すと・・・、いません。2階和室はおろか家中どこを探してもいない。ただ、家の外に出た形跡もなかった。

          
             ニャーはいつもと変わらず・・
             (写真は別のときのもの)

それで思い当たったのが床下。玄関に備え付けの下駄箱の下に十数センチほどの隙間があって、そこから床下(基礎の内側)に抜けられるのです。 かつては小柄なハナだけが通れた隙間。みうはハナよりは大きいけど顔が小さく胴体も細いので十分通れるはずだ。

基礎の外側には出れないとは言え、ここを探すのは結構骨が折れる。点検口から上半身を突っ込んで、見える範囲を必死に探しても気配すらない。結局、二人で(念のための外も含めて)2時間近く探したけど見つかりませんでした。

いよいよ他にすることもなくなり、床下のどこか見えないところに潜んでいるのだろうということになって、一晩出て来なければ翌日、明るくなってから本格的に床下を探すことにしました。


(後編に続きます)

          
               外に"帰りたい"みう
        果たしてこの家を安住の地とできるかどうか・・


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