今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

とりあえず置いてみました

2020年02月27日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
クウの粗相対策を試行錯誤で始めました。
ニャーとの良好な関係が戻りつつあり、ポニーの絡みもこなせるようになって、少し自信をつけたクウがリビング中心の生活に戻ってきました。すると、リビングが明るくなってきた。特にキーは大喜び。問題はただひとつ、クウはその後もテーブル下での粗相(大の方)を続けたのです。保護者としては、早急な対策が必至でした。

対策の第一弾はトイレの移動。廊下にある3つのトイレのうち、殆ど使われてなかったシステムトイレをテーブル下のクウの居場所に移してみた。ネコトイレをリビングに置くのは抵抗があったけど、クウに伸び伸びと過ごしてもらいたい気持ちの方が強かった。

テーブル下に置いたシステムトイレ(写真右端にクウ)

わが家の格言は、「トイレを制するものはネコを制する。」 かつてのハナやテツ、最近ではテンちゃんと、トイレ介護には労力に労力を重ねてきた。その心得はひとつ、嫌だと思わないこと。人間と同じです。本人(猫)だって不本意なんだ。思い通りにならなくて情けないんだ。だから介護する方が楽しくやれば、される方も楽になる。

今は使ってないテーブル(椅子上にリン、奥床にクウ、上にチキン、手前にニャー)

クウの粗相も、今日のは硬いだの柔らかいだのと評価に花を咲かせつつ(?)、妻と交代で処理して来た。クウがまだ2階で粗相をしていた頃、1回廊下でもちび太やキーを中心に粗相があった。当時は犯人がわからず対策も遅れた。トイレ介護には慣れていると言っても大の方は今回が初めて。新聞や吸水シートを敷くのは逆効果でした。小の方ではよくても、大の場合はその後の砂かけ行動で新聞やシートを細かく砕いて被せてしまう。逆に安心できるわけです。何もないと、クウは不安気に床をカリカリと掻いている。だからトイレを置けば何とかなるかと。

上写真の近撮(椅子上のリンと奥のクウ)

トイレに関してはこれまでの経験則で、ひと言もふた言もあります。ネットによく見られる表記にも疑問がある。それは別の機会に書いてみようと思います。

さて、テーブル下に置いたトイレの効果ですが、一週間経った今のところクウの粗相は見られません。クウは他でもしているのかもしれないが、大も小もテーブル下のシステムトイレを使っています。 でも、「やったあ!」と喜ぶのはまだ早いかも。何故かこのトイレは大ブームになりつつありまして、ニャーにチビ太にキーにチキンにポニー、みなこぞってこのトイレを使うようになってしまった。オシッコが多すぎて吸収できずに溜まったりとちょっとしたトラブルも。

さてさてこの状況どう落ち着くのか、続報にご期待下さい。

上写真のさらに近撮影(テーブル下のクウ、左にトイレ)

関連記事
「リン一家に安らぎを」2020.2.19

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店の子1周年

2020年02月24日 | レオ(テンチビ)とココ
レオが店の子になって1年が経ちました。
初対面のときは齢7,8ヶ月といったところか。
既に青年の顔つきでした。


テンちゃん(右)に見定められても大丈夫だった

当時はテンちゃんが通いで看板猫をやっていた。
そのテンちゃんにご挨拶を欠かさなかったレオ。
厳しい冬を乗り越え、さらに処世術にも長けていた。

ただ、お友達づくりは上手くない。
女の子にももてないし。


「看板猫ならお手のもんだい」(レジ台にて)

先住だったミケチビにも、久々にやって来たミセミケにも逃げられた。
チキンやキリン、ポニーといった子猫たちには恐がられ、
モドキには一発かまされた。
今は、夜来るモドキと時間帯を分けて暮らしてます。


店内にはたくさんの虫がやって来る

レオが外で遊ぶ時間は朝から日暮れまで。
専用通路(小窓)で出入りは自由。
時間になれば、自分からご帰還だ。
夜は専用通路も閉鎖されます。(部外者立入禁止)

レオの本拠地は店の観葉室、それにレジ室(生花・ギフト室)も出入り自由。
合わせて100㎡はある大部屋だ。
中だけで暮らしても十分の広さ。
レオにとって不服はない。

レオの住処は冷暖房付の大部屋:ギフトコーナーから観葉室を見渡す

帰宅後閉店まではレジ室から外を眺めるのが日課。
スタッフが帰る頃には、プレゼントされた寝床でお休み。


最近はこの寝床にはまってます

レオの暮らしは、退屈なのが玉に瑕。
遊び相手はいないし、忙しそうなスタッフも遊んでくれないし、
お客さんはやっぱり恐い。


シャッポやテンちゃんが好んだ事務所のプリンター上で

最近は暖かくなって、レオの遊びの範囲が広がった。
裏駐車場を駆け回り、
SCフェンスの外、遊歩道の往来に興味を持ち始めた。
擁壁上にあるフェンスの向こうに落ちると、もうSCには戻れない。
かつて、チビがバス通りに迷い出て不幸な事故死に繋がった。


SCのフェンス沿いで遊ぶ

レオ君大丈夫かな。
暖かくなって草が青くなって、
虫が飛び始めると何が起こるかわからない。

唯一の救い?・・・それは、
「最近随分太ったわね、」常連のお客さんが口を揃えて言います。
そうなんです、レオ君太ってぽっちゃりになりました。
チビの小鹿のようなアスリート体型とは大違い。
だから、フェンスを乗り越えるなんてとても無理??


最近は気温も高く天気もいいので日光浴が増えました

いやいやそれより何より、レオには大人の落ち着きがあります。
それに店の子としての風格も出てきた。
あとは本人(猫)次第だけど、
看板猫道を極めてくれれば何よりだ。


レオ君、これからもよろしくね
(男の子なのに左サクラにされちゃったレオ君です)

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春ですね

2020年02月21日 | ニャー
ぽっかぽかの金曜日
家より庭の方が暖かい
ニャーが外に出たがって出たがって
出したらリードをぐいぐい引っ張り
移動したいから付き合えとご催促
久しぶりに庭の空気を吸いました

先ずは恒例、たたきの上でゴロンゴロン「あったけェ~」

暖冬の今年は青い草もちらほら
天然の草食べは外に出れるニャーの特権
先日キジロ君に"おしおき"して以来
家回りの点検も日課になった

庭には青草も増えてきました

果樹の多いわが家の庭
今は金柑の実がたわわになっています

主に鳥たちのご飯になっているわが家の金柑

外に出れるのはニャーだけ
他の子たちはまだまだリードを使えない
でも、みんな外に出たいよなあ
はやくリードを覚えようね

中からはちび太とチキンが羨望の眼差し

店の看板猫時代から
ニャーは人への挨拶を欠かしません
今日も定位置に待機して
往来の人たちにご挨拶
「やあ、ニャーちゃん」
挨拶を返してくれる人も増えました

「そろそろ誰か来ないかな」

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リン一家に安らぎを

2020年02月19日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
昨年7月に突如として勃発した粗相問題、ようやくその実態が見えてきた。
本記事最下段に記した関連記事が示すように、原因を探るうちにカテゴリーを横断して展開の広がりを見せ、未だに収束には至っていません。そうなんです。粗相した〇ンチの片付け、もうすっかり慣れてプロ並み(?)になってしまいました。

一方、早く解決しないと猫たちのストレスにも限界がある。昨年はいろいろ原因を探ったが結局わからなかった。今年になって、保護者自身がほんわかに変身するとニャーやちび太も変わってきた。すると粗相騒動が落ち着きを見せてきたのです。少なくとも2階での粗相はなくなった。このまま収まるかと期待し始めた頃、今度は何とリビングのテーブル下に粗相が。犯人(猫)はクウでした。

一家団欒の食事中(手前リン、左キー、右クウ)

◇クウが粗相してしまう理由
この家にはしっかり馴染んでも、まだ保護者にも他の猫たちにも馴染めないクウ。特に目をつけられてしまったニャーと、チキン、ポニーの子猫たちは避けて暮らす。一時は1階に下りて来られず2階の住人(猫)になっていたが、ニャーが温和になってからは少しづつ1階のリビングに居住を戻してきた。とは言えまだまだ気を許せない。それでかつてのリンのように、リビングのテーブル下が主な居場所になったのです。

みんながリビングにいるとテーブル下のクウはトイレにもいけない。ついには我慢できずに・・・、というパターンでした。子猫たち(チキンとポニー)はクウだけでなくリンとキーも相容れない。リンは一喝して寄せ付けない凄みがあるけど、キーはクウ同様に逃げ回る。

今は使っていないテーブルの下が主な居場所
(右椅子にリン、左椅子にキー、奥床にクウ、上にニャー写真左ポニー右チキン)

リン一家にとっての悩みはトイレで、苦手な猫がいるとできない。先日はトイレに入ったキーがチキンに接近され、脱衣室の奥に逃げたら入口に居座られ、進退窮まって刹那糞を落とすという一幕もあった。リンがちび太にストーキングされていた頃、一番困っていたのがやはりトイレでした。何故かリン一家がトイレに行くと、チキン、ポニー、ちび太が付きまとう。トイレの数や場所の問題ではないのだ。

一方リンとクウに警戒されるニャーも、リンに警戒されるちび太も、キーとクウに警戒されるチキンとポニーも、何か邪心があるわけではない。チキンとポニーの場合は子猫が大人の猫に絡んで狩りの練習をする類のもの。テンちゃんが大きくなったちび太にひっくり返されていたのを思い出す。ニャーにしても、今は以前のようにリンやクウと並んで食べたりもする。リンにはそれがわかってきたけど、クウの過度の警戒はむしろニャーを刺激しているように見えるのです。

テーブル下のリン

◇深窓のご令息?
触れないと言っても、クウが保護者に「シャー」をやることはない。近付けば逃げ、不意に接近すると猫パンチも。しかも妻には爪なしだ。一方おねだりのときは遠慮がちにすりすりしてくる。リラックスしてひとりお遊びのときはゴロンゴロン、無邪気でかわいい。幼少の頃からもう2年以上の付き合いなのに馴れてない。その分純粋純情で猫本来の姿が見え、ああ、ネコってこんなにかわいいんだ、と教えてくれるのです。普段はそれでいいのだが、何かあって捕まえようとすると大暴れとなる。キーもクウほどではないけど同じだ。

スリッパでひとりお遊びのクウ

こうして考えてみると、リン一家が狙われるのはどうやらこの一家自身に問題がありそうだ。なんらかの理由でキーとクウの社会化がうまくいかなかったのではないか。この2匹を育てたのはリンと自分とソトチビ。ただ、自分と通いだったソトチビはさほど接触頻度が多くない。他の誰かが関与した形跡はない。兄弟が5ヶ月くらいのとき母親リンの不妊手術を行った。10日後に兄弟のもとに返したが、それから2週間後に一家揃って家に迎えた。そのとき家には関係が改善しつつあったニャーとみうがいた。ちび太が店から合流してきたのはその1ヶ月後だ。

やはりキーとクウは幼少時の経験が不足していて、そのために保護者や他の猫たちの干渉に免疫がないのかも。簡単にネットで調べてみても、社会化が不足すると恐怖に対する感性が強くなるとある。まさにキーとクウだ。


いまでもとっても仲のいいツインズです(左クウ、右キー)

その反面、彼らは汚れなき心を持っている。クウのあの大きな目でじっと見つめられると、自分の心の中まで全部見られているような気がしてしまう。できれば彼らには、その純情無垢な心根をそのままに育ってもらいたい。そして保護者にも他の猫たちにも気兼ねなく、おおらかに伸び伸びと育ってもらいたい。それができれば、粗相問題も自ずから解決するに違いない。

またひとつ、保護者の課題が増えました。

かつてのような一家団欒の時間が増えてきた
(左からキー、クウ、リン)

関連記事
「どうなっちゃったの?~多頭生活の試練~」2019.7.11 大家族に挑戦カテゴリー
「ニャーの切ないマーキング」2019.7.23 ニャーカテゴリー
「天真爛漫ちび太のストレス」2019.7.29 ちび太カテゴリー
「リンの場合は」2019.8.5 リン、クウ、キーカテゴリー
「どうなっちゃったの? のその後 ~多頭生活の試練・続編~」
                                              2019.10.2 大家族に挑戦カテゴリー
「粗相問題のその後のその後」2020.1.27大家族に挑戦カテゴリー
「サクラ&キジロ・その後」(後段部分) 2020.2.15サクラ&キジロカテゴリー

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善と誠

2020年02月16日 | ちび太
猫の社会に思うこと
この社会には悪者がいない
騙す者
いじめる者
恨む者
邪悪な心というものがない

喧嘩にだって理由がある
不要な危害は加えない
争いは最小限に抑えるという
不文律の掟がある

キー(手前)とちび太

だから猫の世界はほんわかしている
善と誠の社会
人はそんな彼らに癒される
邪心のない社会を、自分では作れないから

わが家では
今日もほんわかちび太が健在です

ほんわかお兄さんのちび太

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