のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

また来てねと手を振るお年寄りに心の触れ合いを感じる

2013年07月23日 10時10分17秒 | ボランティア

さあ 高原列車は行く を歌いましょう
模造紙に書いた歌詞を ホワイトボードに貼り出す
最初の何小節かのリズムは 汽車の音ですよ ボッボ ボッボ 

ここは福島県・沼尻軽便鉄道 今は廃線になったが 小さな列車が走っていたんですよ
美人の代名詞 小野の小町 福島県にも小野という地名がある 阿武隈胴の近くです
ここの出身の 丘灯至夫さんが作詞して この鉄道のイメージを謳いあげている

丘灯至夫さんの名前の由来が面白い
郡山の新聞社に勤め 新聞記者をしながら 作詞活動を続け ペンネームはそこから来る
記者の使命は 押しと顔 オシトカオ これを逆から読んで 丘灯至夫となった

高校三年生も彼の作詞 他に 憧れの郵便馬車 東京のバスガール 襟裳岬 智恵子抄など
福島県出身の偉大な作曲家 古関裕而 この方の作品は戦前・戦後を通じて数多くある
甲子園の栄冠は我に輝く 阪神タイガースの応援歌 六甲おろし 君の名は他 名曲が続く

そして 前述の 高原列車は行く の曲は この福島の偉大な二人の 作詞・作曲になる
皆さん イメージしてねと私はガイドする
大きな湖が 猪苗代湖ですよ うしろに聳えるのが 会津磐梯山です

皆さんは 列車に乗ったり バスに乗っています
牧場では 娘さんが手を振ってくれています
どこへも行けない施設の方々に 私の歌の旅は いつでも行ける

そのうち こうして歌っていると 施設そのものが動き出すなんて無いかな? みんな笑う
そう 気が付いたら 高原の中に 施設があったなんて もしかしたら そんな時代が来るよ
笑いと 夢は 幾らでも湧き出すものである



有楽町で会いましょう 懐かしいですね 若いとき デートしなかった?
その頃は 映画を見て 食事して 公園を歩いてくらいしか 若い二人の行き先は無かった
給料は安くても 最初は気取って 有楽町にロードショーを観に行ったね

だんだん 二人の中が深まると デートも 錦糸町・亀戸になってくるのさ
近くの大衆食堂で食べて 家まで送って 送られて そんな恋 無かったですか?
そんな遠いこと忘れた? そうだね あれから何十年・・・(笑)

二人は若い 私は若い みんなは若いと読んでも良いですよ
自分がね 歳を取ったと思えは歳相応になるし 若いと思えば 若さと笑顔が出るんですよ
あなたぁ なぁんだい この部分は 新婚時代を思い出して 優しく歌ってね

半年も経つと あんた なんだよ に変ったかも知れないね
同じ言い方でも あなたっと語尾を強めると なんだよと返って来る
同じ言葉だよね 私なんか あんたと言ってくれる相方も居ないんだよ (笑)

おまえに という歌がある
そばに居てくれるだけでいい いいねぇ この歌詞 だが良い男が言うから味があるのさ
私が言ったら? どうしたの? 気は大丈夫かい? と言われるだろうね



施設での うたごえは こんな調子で 軽いジョークで笑わせ 良いノリで歌って貰う
歌うことで 脳の活性化にもなるし 生きる意欲が出てくる
軽い認知症なら 改善さえ夢で無い

かなりの高齢者の方々が参加している
終わると 楽しかったよ 有難う また来てね 待ってる 向こうの方で手を振る
私の稚拙なピアノと 朴訥な笑いのトークが ここでは役に立っている

今日は 江東区・大島の大きな施設へ行く 顔なじみの方も待っている



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