のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

左耳が聴こえなくなった 突然その日が来る

2014年02月16日 06時22分07秒 | うたごえ

朝のうちは小雨交じりの雪 亀戸の道路は雪が溶けてぐちゃぐちゃ
交差点でも冠水となり 普通の靴で歩いていたら足首まで入ってしまった
長靴が無いので 足は濡れて冷たく靴の中もぐちゃぐちゃ大変だった



前日の耳鳴りが一日中酷かったので 耳鼻咽喉科へ行った
キーンと言う金属音は少し減ったが 沢の水のそばに居る様な雑音が続く
早速 聴覚テストになった

レシーバーを両耳に当て 聴こえてくる数種類の音を聞き分ける
左が殆ど聴こえない 部分的に聴こえる
時には左のテストをしているのに 右から聴こえてくる時がある

右は今 流していませんよと担当の方が言う
しかし 右から音が聴こえてくる時がある
脳の中を 音が半周して反応しているのだろうか

持病はありますかと医師が問う
今までどこも悪い所がなく 健診も全てクリアでしたと答える
薬でしか治らないので 様子を見ましょうと言う



たまたま うたごえの仲間の近くでコンサートがあり 前から予定していた
また足はずぶずぶと 濡れ放題で会場に着いた
喫茶で珈琲を飲んでいると 電気ストーブを近くに持って来てくれた

靴を脱いでストーブにあて 冷えた足を温める
仲間の女性が家に戻って 新品の靴下を私にくれた
他の方が新聞紙を靴に入れてくれる

ビニール袋も持って来てくれた
新しい靴下の上にビニールを巻いて それで靴を履いた
おかげで濡れた靴の感触からは解放された

皆さんの親切が 一寸落ち込んでいる時に ひときわ嬉しく感じた
耳のことは誰にも話していない 始まるまで会話したが時に聴きづらい
左側に位置した人と話すと 聴き取れない場合がある

ああ 聴こえないと言うことは こういうことかと実感した
コンサートは左の隅のほうに座った これなら右で聴き取れる
ピアノ バイオリン チェロで クラシックからタンゴ 唱歌までだった



ランチとコンサート 下町らしい主婦のアイデア 食事してから聴く
このランチが おいなりさん と 豚汁 これが微笑ましい
全員で数曲歌ったが 自分の声が 脳にこもって聴こえる



表現すると 飛行機が降下して 急に耳が変になるあの場合の様だ
耳は聴くだけでなく 発音まで影響する大切な器官であることがわかる
会場近くの薬屋さんに行った 医師の処方箋 まだ持ち歩いていた

処方箋の一部の薬が無いと言う 近くにありそうな薬局があるかと訊ねる
ご主人が3軒ほど電話して 在庫を確認してくれた
わざわざ電話して聞いてくれる 本所は みんな親切な方ばかり



家に帰って 仲間に電話した
いつものように左耳に宛てる習慣がある 声が遠くて聴こえない
慌てて右に宛てる 普段のように大きく聴こえる

オリンピックのジャンプを見た 葛西選手の銀メダル すごいことだ
七回挑戦して初の個人のメダルだ 年数で28年も出場している
ただただ そのたゆまぬ努力 気力に感銘するばかりである

顔を洗うのに水道の水を出す 普段は何気ない音だ
因みに右耳をふさいだら 音が聴こえない
改めて これを受け容れている

まだ右側が健全だ この先もボランティアは何とか続けられるだろう
好きなピアノもうたごえの伴奏も カバーは出来る
とりあえず 笑顔を失わないように 気を楽にして行こうと思う


 最後までお読みくださいまして有難うございました 
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