のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

我が青春の歌声喫茶 憧れから夢の実現へ

2014年02月26日 09時32分00秒 | うたごえ
時々楽譜を眺めて 頭の中でピアノ伴奏をして見る
家に無いので 弾いている気分にはなれるし リズム感の練習になる
昨日は 母さんの歌を久し振りに見て 遠い昔に思いを馳せた

窪田聡さんの曲 歌声喫茶全盛時代にも良く歌った
母が工面してくれた学費をも使って 退廃的生活にのめりこんだ彼
歌声運動の中心にもなり 全国を廻ったという

墨田区内の下宿先を兄が探しとめ 母からの便りと数々の品物が届く
疎開先の信州新町の想い出と共に やがて珠玉の母さんの歌が出来た
母の葬儀の時は この楽譜を棺に入れて 母の愛に感謝した歌である

母さんが夜なべをして 手袋編んでくれた
木枯らし吹いちゃ冷たかろうと せっせと編んだだよ
ふるさとの便りは届く 囲炉裏の匂いがする



こんな純粋な母への愛 心の中で過去を詫びながら歌い上げる
この歌を含め 多くの歌が 胸を打ち 愛に憧れ 自然への想いも募る
歌声喫茶は 爽やかな想い出を 今でも 心の中を満たしている

あざみの歌 忘れな草をあなたに 北上夜曲 ともしび カチューシャ
遠くへ行きたい あかとんぼ 早春賦 月の砂漠 若者たち
好きな曲をあげたらキリがないほど 名曲は心の中で生きている



カラオケが流行りだす頃 歌声喫茶は衰退をしていった
私も 労働歌 ロシア民謡を代表する左翼的思想に夢が消えていった
それでも あの楽しさ純粋さは深く心に刻まれており 心のどこかに残る



自分でも 歌声喫茶に近いものを実施して見たいと思い始めていた
童謡唱歌うたう会の13年間 練習後にうたごえの会をやり始めた
コーラスの緊張から解放されて 皆さん のびのびと好きな歌を歌う

クラブツーリズムに添乗員として入社した以後も この試みを何度もした
普通の募集ツアーで 時間が有ったら ハーモニカで伴奏して歌わせた
お客さんも 突然のサービスに喜んで車内で合唱したりしたものである



添乗を続けるかたわら 本社でうたごえ教室もシリーズで開催した
私の提案に会社が乗ってくれたのである 一添乗員としては例外である 
遂には 歌いながらウォーキングツアーもシリーズ化してくれた

バス車内ではうたごえ ハーモニカだったり キーボードを持ち込んだ
そしてハイキングをも兼ねて 青春の旅のようだった
全国と東京の最優秀添乗員に選出された 多分 うたごえも貢献している



縁があって 墨田のうたごえ講座の講師として招かれ既に7年続いている
多くの仲間が こうして あちこちに増え 私の人生を支えてくれた
そして うたごえの集大成 これは 自分の主宰でうたごえ喫茶をすることだ



70も過ぎて 我が青春のうたごえ喫茶がオープンである
本来のお店でなく 全く素人のピアニストでもない私がオーナー
手伝ってくれる方も みんなボランティア 気持ち良く協力してくれる

参加者もみんな仲間のように感じるほどの 笑顔とあたたかさがある
片付けなどは 全員が自発的に誰も言わないのに動いてくれる
生涯青春だよと皆さんに言う 今日も感謝の下町のうたごえがある


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