のびたとブレイク

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あのバス事故以来 条件も見積もりも厳しくなった

2016年02月22日 05時00分00秒 | うたごえ

年に2度ほど 歌声バスツアーを企画して 美味しいランチと観光地を探す

その上で 重要な位置を占めるのがバス料金であり毎年金額が上がっている

あの関越バス事故以来 またしても大きな軽井沢の事故が発生した

 

主にバス会社の運行管理 運転士の労働時間 貸切バス料金の問題が課題だ

ひとたびバス事故が起これば 多くの命が突然奪われ 家族をも含めて悲劇となる

それだけに万全の対策が求められている

安全対策は 運転士の勤務時間 運転時間 健康管理が一番だ

 

その上で お客様の自己管理も必要であり注意事項を守ることが大切だ

シートベルトの着用は 都度伝えるが 言うことを聞かない方も居る

バスが完全に止まるまで 動いてはならない 駐車場へ入れる時も危険である

 

 

10数年前は バスの運転士は大概 遠距離でも一人乗務であった

宿泊バスツアーでは 東京から青森まで一人で運転する

途中休憩は15分くらいづつで4.5か所 パーキングに入れるだけだ

 

添乗員は気を利かして お昼は30分くらい休憩しましょうかと言うと拒否される

おれたちは 早く現地に着きたいんだ これが理由であるが私は心で心配する

西では天橋立まで行く 時には福井経由で東名 北陸を廻って2日で帰ってくる

 

これが安全に問題と 長距離運転は2人乗務で交替でハンドルを握る様になった

それでも軽井沢の件のように 死亡事故を起こしたりする

そのため人件費を削る為 ガイドが乗ることが無くなった

 

日帰り圏内なら ガイドが乗る 実際には遠い土地ほどガイドが求められる

仕方なく私は 添乗員兼ガイドの役目をして お客様に喜ばれた

旅が好きで学生時代から全国を回ったのと 土地の知識はかなり引き出しにあった

 

 

二人乗務であっても 運転が危険なケースは私も体験した

青森のねぶたを見て 夜行で東京へ帰るツアーであった

 

夜中は車中のライトも落として 薄暗く お客様も眠っている

添乗員は 約2時間でトイレタイム停車があるから 寝るわけにはいかない

ふと気付くと 私のバスは坂道でスピードが落ちて居る 他のバスには追い抜かれる

 

更には少し蛇行を始めた 明らかに居眠りをしているのである

危険を感じ ガイド席が空いて居るので そこへ移動して運転士に近づく

プロの方はプライドかあるから 注意するのも難しい

 

さりげなく 飴でも食べますか?と渡す

そして疲れて居るでしょうから 次の停車予定地を止めて 一番近い所を提案した

控えの運転士には 申し訳ない 予定地を早めました 運転も替って欲しい

 

これで無事に東京へ帰着することが出来たが こんな危険性はある

私のバスはガイドは殆ど居ない 時には運転士が眠そうだと判断すれば話しかける

知らないお客様は 添乗員が運転士に話しかけて居るのは危ないとアンケートに書く

 

 

一昔前のバスは 東京に事務所があれば 群馬や茨城のバスまで来る

質の悪い運転士は 早く帰りたいからカーブでもスピードを出したりして危険だった

東京の土地を知らない あるいは現地の道路を知らないで迷う例も多くあった

 

これらの危険要素を加味して 見積金額もアップしてくる

まず 日帰りバスでも 距離はどこまで 拘束時間は何時間と制限が出てくる

これを上回ると 料金がぐっと上昇する 毎年1台で1万円くらいづつ上がる

 

 

昔は高速道路が無かったから 日帰りだと関東圏が範囲内だった

これが高速道の発達で 一気に青森 京都までも行く

しかし また条件が厳しくなって 関東圏に戻ってきた

 

今はネットの時代 バスもネットで予約して手配することが出来る

ただ直前まで どこの会社のバスが来るのか分からない

ましてやその会社が優良であるかまでは 調べることが出来ない

 

従って 信用が置ける旅行会社を経由するのが安心できる

安全は お金に換えられない 安心してツアーを楽しんで貰いたいと願うばかりだ

4月にツアーを企画したが 料金が高過ぎ また再検討して時期をずらすことにした

 

 

 

 

     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m

 

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