のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

子ども時の苦労 愛と強さに生き  納豆売りの小学生

2022年12月09日 07時27分21秒 | うたごえ

私には小学校時代の記憶が殆ど無い もしかしたら 登校していない日が多いのか

信州の山奥での 1年から4年 食糧難・飢餓の中にあった 草花 虫は空腹の友

栄養失調で 出稼ぎの父は この子には来年は会えないだろうと言ったらしい

 

冬場は特に酷い 学校へは山を下って行くが積雪は現在より多い 下駄しかない

靴下は当時は無い 長靴も無い 素足の下駄 歯の間に雪が食い込み転ぶ

空腹満たすために雪を食べた 雪が部屋に入るほどの 藁ぶき家だ

 

5年になると東京へ 親戚の家に世話になり 一間で全員暮らす

私は早朝から納豆売りに出た 4時に起きて街の製造工場で2.30個仕入れる

買取である これを売って差額がわずかな利益 家の生計費に入れた

 

住まいは北千住に近い 5時頃の電車で日暮里へ 今は布で有名な地辺り

住宅街を『納豆 なっとう なっとなっとう納豆』~物売りの口調である

仕入れたものは全部売り切らないと損 だから何時までも売り歩く

 

12月から2月 寒さが厳しい 風を避けて塀の陰で縮こまっている時がある

突然 通用口が開いて おばさんが顔を出した 寒そうね 幾つ残っているの?

多分7個はあった 当時の納豆は経木入りで大きい 全部買ってあげるわ・・・

 

人の優しさに触れた記憶の出来事 売りきれたら学校に行く 行かれない方が多い

でも哀れとも苦しいとも思わない 貧しいから当たり前だ

親父とくず拾い手伝っても 恥ずかしいとは思わない 学校 私の記憶には微か 

 

 

村の鍛冶屋 この鍛冶の経験もある 町工場は鉄工所 焼けた鉄をハンマーで打つ

職人が形を作るようにハンマーの指示 15歳の私には重い 失敗すれば足を殴る

夜は高校へパンをかじりながら登校 4年間 これも今は愉しい想い出 青春だ

 

 

昨日は下町のうたごえ かわいい魚やさん 歌うとちょこっと この話を笑い話

こんな苦労が今に実っているんだよ こうして元気を分かち合う皆さんとも会える

いつの間にか覚えたピアノが 生き甲斐となって 心のオアシスを毎週楽しみ合う

 

 

リクエスト33曲

こぎつね お山のおさる 大きな古時計 村の鍛冶屋 肩たたき 冬景色

かわいい魚屋さん もしもピアノが弾けたなら 忘れな草をあなたに

ふるさと(五木ひろし) 誰か故郷を思わざる 絶唱 好きになった人 山男の歌

 

好きだった 月がとっても青いから 異国の丘 たんぽぽ 津軽の花 森の水車

大阪ラプソディー 雨に咲く花 高校三年生 北の宿から 津軽海峡冬景色

人生の並木道 港町十三番地 エリカの花散るとき 神田川 誰もいない海

山のけむり ふたりでお酒を からたち日記

 

【童謡】かわいい魚屋さん

BKIBH731 ふるさと①  五木ひろし (1973)130822 Ver21L HD

人生の並木道 ディックミネ

山のけむり / 伊藤久男

二人でお酒を 梓みちよ

 

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コメント (8)
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