フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

恋しくて

2024年05月15日 | 読書

編訳 村上春樹

 

 

 

村上春樹が選んで訳した9編のラブ・ストーリー + 書き下ろし短編小説

マイリー・メロイ 「愛し合う二人に代わって」
デヴィッド・クレーンズ 「テレサ」
トバイアス・ウルフ 「二人の少年と、一人の少女」
ぺーター・シュタム 「甘い夢を」
ローレン・グロフ 「L・デバードとアリエット」
リュドミラ・ぺトルシェフスカヤ 「薄暗い運命」
アリス・マンロー 「ジャック・ランダ・ホテル」
ジム・シェパード 「恋と水素」
リチャード・フォード 「モントリオールの恋人」
村上春樹 「恋するザムザ」(書き下ろし)

 

 

 

村上春樹が気に入った恋愛短編を本人が訳した物語、って感じっすかね。

 

 

面白いものもあれば、凡人の私には理解できないものもあったりと、正直万人にお勧めできる本ではないかな。。。。

 

 

最後の短編は村上春樹自身の書き下ろしと言うことで、これは読む価値があるのではないでしょうか。

 

 

まあ、ファンなら読んでみるのも良いかもね

 

 

個人的には・・・苦痛でした

 

 

 

 

 

 

 

 

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SWITCH 佐久間宣行のインプット&アウトプット

2024年05月02日 | 読書

 

 

久々に雑誌を購入

 

 

先週のラジオ(佐久間宣行のオールナイトニッポン0)を聴いてたら面白そうな雑誌が出たらしいじゃないっすか!

 

 

ラジオ人間としては飛びつくよね

 

 

表紙はもちろん、73ページぶっ通しで佐久間宣行特集ですよ

 

 

これは読み応え抜群です!

 

 

「あーーーー、佐久間さーーーーん!」

 

 

じゃねーんだよ

 

 

オールナイトニッポン0のパーソナリティーになった当初から聴いてる私としては堪らない内容で仕上がってます。

 

 

ホントにね、この人いつ寝てんだろうね

 

 

唯一この人に対等に会話ができる話と言えば、映画だろうね

 

 

マジで映画の話してみたいわ・・・

 

 

実は佐久間さんとは同い年だし、佐久間さんの娘さんはうちの長女と同い年・・・・・分かるよ佐久間さん。。。。。

 

 

オタクっぽい感じもうちの子と似てるわ

 

 

尊敬もあるけど身近なんだよね

 

 

この雑誌、マジで面白いんでオススメです!

 

 

今、一番面白い業界人じゃないっすか?

 

 

 

 

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犬がいた季節

2024年01月31日 | 読書

伊吹有喜 著

 

 

 

1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。
初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。
昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の逡巡や決意を、瑞々しく描く。
山本周五郎賞候補、2021年本屋大賞第3位に輝いた青春小説の傑作。

 

 

 

短編一つ一つを紹介したいくらい全てが素晴らしい!

 

 

一番最初の短編が本軸としてあるのだが、その後のコーシローを囲む八校生徒全てに一喜一憂させられること間違いなしです。

 

 

そんな中にいるコーシローも成長を見せ、そして最後には・・・・・

 

 

その後のBO&OGの令和の時代、そこに集まるコーシロー会の皆々が立派になって帰って来るのだが、そこでもあの頃の生徒に戻った彼と彼女が

 

 

50手前のオジサンですが、久々に読書でキュンキュンしちゃいました

 

 

・・・キモいとか言わない。。。。。。

 

 

この主人公達が丁度私と同世代くらいなんですよ。

 

 

だからこそ感情移入しちゃうんだろうね。

 

 

きっと40代くらいの人には刺さるのではないでしょうか。

 

 

もちろん若い方も普通に青春小説として楽しめると思いますよ~♪

 

 

 

 

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宝島

2023年12月28日 | 読書

真藤順丈 著

 

 

 

英雄を失った島に新たな魂が立ち上がる。固い絆で結ばれた三人の幼馴染みーーグスク、レイ、ヤマコ。生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。少年少女は警官になり、教師になり、テロリストになり、同じ夢に向かった。

 

 

 

なかなかの大作ですよ

 

 

初期の展開から刑務所暮らし、出所してからの展開、沖縄の現状、若き三者三様の道のり、逞しく生きる沖縄人(ウチナンチュ)がどのような戦後を生きてきたのか大変勉強になった一冊でした。

 

 

直木賞は当たり前!

 

 

戦後、沖縄がどんな生活を強いられたか、知ってるようで知り得なかった世界。。。。

 

 

結局我々は対岸の火事を見ていただけなんだと痛感させられました

 

 

今も沖縄では基地移設で揉めてますよ。。。。

 

 

初の代執行だそうです。。。。。。。

 

 

近年、沖縄も諦めなくなりましたよ。

 

 

なんで我々だけが!

 

 

そりゃ当たり前だよね。

 

 

沖縄にどれだけの負担を掛けてきたのか考えると頭が垂れますよ。。。

 

 

じゃあ自分の住んでる近くに米軍基地を移設しますか?

 

 

想像してみて下さい、それが思いやりや優しさに繋がるのでは無いでしょうか。

 

 

沖縄の問題を対岸の火事にしてはいけない。

 

 

この一冊を読んで何か感じてもらいたい、とても良い一冊でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

米軍が日本から撤退したらどうなるかは分かっています。

 

 

共存しなければいけないのが現状です。

 

 

きれい事は思っていません。

 

 

ジョン・レノンみたいな理想を掲げることもできません。

 

 

でも、知ることによって寄り添うことはできるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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風神の手

2023年09月06日 | 読書

道尾秀介 著

 

 

 

ささいな嘘が、女子高校生と若き漁師の運命を変える――『心中花』
まめ&でっかち、小学5年生の2人が遭遇した“事件"――『口笛鳥』
自らの死を前に、彼女は許されざる“罪"を打ち明ける――『無常風』
各章の登場人物たちが運命にいざなわれて一堂に集う――『待宵月』

 

 

 

うん、気持ちいいね

 

 

連作短編で、謎が沢山残ったまま次へ続くのだが、最後にはパズルがしっかり嵌まっていく伏線回収系、だがスッキリはしない。。。。。。。。

 

 

一つの川と写真館、その中で人生を翻弄させられる人々に一喜一憂される事間違いなしの一冊。

 

 

そこには悲しみ多々、しかし光も多々ある、誰が良くて誰が悪いとか、そんな物は度外視して染みこんで来る物語に身を委ねてみるのもいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても本を読むペース激落ちです。。。。。

 

それでもね、1日5分でも、1ページでも、前に進みながら読んで行けばいつか読み終わるさ

 

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女のいない男たち

2023年06月27日 | 読書

村上春樹 著

 

 

 

〈これらを書いている間、僕はビートルズ「サージェント・ペパーズ」やビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」のことを緩く念頭に置いていた。

   と、著者が「まえがき」で記すように、これは緊密に組み立てられ、それぞれの作品同士が響きあう短編小説集である。「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」「独立器官」「シェエラザード」「木野」「女のいない男たち」の6編はそれぞれくっきりとしたストーリー・ラインを持ちながら、その筆致は人間存在の微細な機微に触れる。
現代最高の作家がいまできること、したいこと、するべきことを完璧な形で成し遂げた作品集と言えるだろう。
     「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」「独立器官」「シェエラザード」「木野」他全6篇。最高度に結晶化しためくるめく短篇集。

 

 

 

映画「ドライブ・マイカー」を観て気になっていました。

 

 

短編集と言うことで、他にも読めるぞということで購入した次第です。

 

 

・・・・中古でね

 

 

一編目がいきなり「ドライブマイカー」ですが、映画はこのストーリーにかなり肉付けした感じなんですね。

 

 

基本的に映画というのは逆パターンがほとんどなんですが、このパターンは初めて観たかもしれませんね。

 

 

だからといって、この本に薄さは全く感じませんでした。

 

 

むしろそぎ落とされているのに濃厚で、心に薄暗い冷たさを常に感じてる、不思議な体験をした気分になれる一冊でした。

 

 

女がいない男・・・・・、若い頃は何とも思っていなかったし、いなくて平気だったし、邪魔で鬱陶しいだけの存在だったはずが、いつの間にかこの物語に共感できてる自分が薄ら怖くなってきました。。。。。

 

 

 

 

・・・・男がいない女ってのはどうなんすかね?

 

 

いや、考えんとこ

 

 

 

 

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ムゲンのÍ(アイ)

2023年05月12日 | 読書

知念実希人 著

 

 

 

若き女医・識名愛衣は不思議な出会いに導かれ、人智を超える事件と難病に挑む。
眠りから覚めない四人の患者、猟奇的連続殺人、魂の救済〈マグイグミ〉――すべては繫がり、世界は一変する。

 

 

 

タイトルと題名から恋愛物かと思ってましたが、帯のミステリの文字が気になり購入(古本で

 

 

読み始めてみたら、確かにミステリだけど、途中からファンタジーに変身?

 

 

不思議な夢の中で事件・・・というか病んだ患者の心の問題を解決していくストーリー。

 

 

だけどね、なんとなく違和感を感じるんですよ。。。。。

 

 

その辺をね、直球で勝負してきた著者に好感を持てました

 

 

たまたま私にはバレバレだっただけだっもんね

 

 

物語の進め方は絶妙で心惹き付けられました。

 

 

上下巻という大作ではあるのですが、読みやすさを先行させすぎたでしょうか。。。。

 

 

後半をもっと重厚な物にできたと思うのですが、この位な軽さが今時なんですかね

 

 

最近はアニメ化を意識する傾向があるのかな?

 

 

個人的には、映像化を視野に入れている文学よりも、活字でしか理解できないトリックの面白さが減っている事に寂しさを感じます。

 

 

 

 

 

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純猥談:一度寝ただけの女になりたくなかった

2023年02月23日 | 読書

私が主人公だったかもしれない性愛にまつわる誰かの体験談。

短篇映画650万回再生、投稿数1万件超の大人気企画書籍化。

 

 

 

もっとドロドロしたものを想像して読んでみたんですけどね、かなりライトで読み応えは全くありませんでしたね

 

 

まあ買った時かなり酔っ払ってたし、よく見れば猥談ではなく、「純」猥談でしたね。

 

 

素面ならまず手に取らないです。。。。。

 

 

非常に読みやすく、普段本を読まない人でも気軽に読めるでしょうし、全てが超ショートストーリーなので短い時間で一編読めちゃうのでそういう方にはオススメです。

 

 

ただし本格的な小説ではないのでその辺は悪しからず。。。。。

 

 

個人的には、途中で読むのやめようかと思う程度の内容でした。

 

 

一応全部読んだけどね

 

 

 

 

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絶唱

2023年02月10日 | 読書

湊かなえ 著

 

 

 

五歳のとき双子の妹・毬絵は死んだ。生き残ったのは姉の雪絵―。奪われた人生を取り戻すため、わたしは今、あの場所に向かう(「楽園」)。思い出すのはいつも、最後に見たあの人の顔、取り消せない自分の言葉、守れなかった小さな命。あの日に今も、囚われている(「約束」)。誰にも言えない秘密を抱え、四人が辿り着いた南洋の島。ここからまた、物語は動き始める。喪失と再生を描く号泣ミステリー。

 

 

 

トンガを舞台とした連作短編集かと思ったら・・・・阪神淡路大震災の話だったんですね

 

 

前半、そこそこ面白かったんですけどね、何だろう、湊かなえさんの感覚がイマイチ感情移入できないんだよな。。。。

 

 

「えっ?女の人ってそういう感覚?」ってところがピンとこないというか・・・・。

 

 

最後は自分語りなんですよね。

 

 

共感できないんだよな

 

 

ある意味、湊かなえさんらしい一冊でした

 

 

嫌いじゃないんですよ

 

 

今回は嵌まらなかっただけです。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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マイクロスパイ・アンサンブル

2023年01月14日 | 読書

伊坂幸太郎 著

 

 

 

付き合っていた彼女に振られた社会人一年生、
どこにも居場所がないいじめられっ子、
いつも謝ってばかりの頼りない上司……。

でも、今、見えていることだけが世界の全てじゃない。
優しさと驚きに満ちたエンターテイメント小説!

猪苗代湖の音楽フェス「オハラ☆ブレイク」でしか手に入らなかった
連作短編がついに書籍化!

 

 

 

なんの話だよ!・・・・と思いつつ読み進めていくと、あぁなるほど、伊坂さんらしい話だなと納得する。

 

 

活字の面白さを堪能できる、とても面白く読ませていただきました。」

 

 

何だろう、負けるが勝ち?謝ったモン勝ち?プライドを捨てた者勝ち?

 

 

自分の考え方に通ずるものがあってちょっと嬉しかったね。

 

 

この世で一番つまらないモノがプライドだと思っている自分には共感できる部分がとても多くてスッキリしました。

 

 

ひとまわり年下の上司に頭を下げて自分の技術をチェックして貰っている日々、普通の人には耐えられないらしいですが、私には何の感情もありません

 

 

自己肯定感が異常に低いってのもあると思うんだけど

 

 

自分の正義を押しつけるってのも嫌いだし、長いものには巻かれるくらいが丁度いいんじゃない?

 

 

プライドって、食えるの?

 

 

 

 

 

 

 

ところで来月、家族で仙台に旅行する予定なんですが、帰りに猪苗代湖寄ってみようかな

 

 

石川県の能登半島や能登島の時もそうだけど、読むと行ってみたくなるんだよね

 

 

 

 

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