宮下奈都 著
高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律に魅せられた外村は、念願の調律師として働き始める。
ひたすら音と向き合い、人と向き合う外村。
個性豊かな先輩たちや双子の姉妹に囲まれながら、調律の森へと深く分け入っていく―。
一人の青年が成長する姿を温かく静謐な筆致で描いた感動作。
本屋大賞第一位!と言うことでとても楽しみに読んでみたんですけどね、最近の本屋大賞は読みやすきゃいいのか?
昔と価値が変わってきてる様に思うのは私だけでしょうか。。。。
調律師というお仕事、とても興味深く読ませて頂きました。
世の中には色んな職業がありますよね。
私の仕事も大抵感心されますが、技術者というのはとても難しく特殊な技術を持っている・・・・にも関わらず日の目を見ないし、収入も少ない。
技術を軽視するこの国ってなんなんだろうね
この本を読むと分かりますが、とても人には真似の出来ない事をやってるし、とても勉強しているんです。
なのに対価はは少ない
技術者をもっと大切にしなきゃいけないよね。
なんて、本筋とかなりかけ離れてしまいましたが、多少の感動はあるしとても読みやすいし、良いんじゃないですか。
個人的には読み応えに物足りなさを感じましたけどね