監督 カンタン・デュピュー
アランとマリーの中年の夫婦が、不動産業者に案内され、郊外のモダニズム風の一軒家を訪れる。その家の地下室には穴があり、不動産業者によるとそこに入れば12時間進んで3日若返るという。その家に引っ越すことにしたアランとマリーだったが、その穴をきっかけに夫婦がそれぞれ胸の奥にしまっていた欲望や衝動があらわになっていく。
これはフランス映画の大道だね
皮肉コメディ映画、良くも悪くも分かりやすくて安心して観ていられます。
若返っていく妻と、人工ペニスをわざわざ日本へ修理しに行く上司、その狭間でパートナーの留守に浮気する女と保険屋の顧客のクレームに頭を抱える主人公の男。
老いへの恐怖と若さへの執着は人間の永遠の欲望ではあるのだが、それを上手く面白おかしく描いたフランスらしい映画。
上映時間も短いし(75分)観ても損はないんじゃないかな。
でも、フランス映画にありがちなヌードシーンはありませんので悪しからず
若返る前の妻の体と若返った妻の体の比較を見せてくれたらもっと良かったかもしれないんだけどな。。。。。
欲望はほどほどが良いよね