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晩秋のグラデーション

2013-11-08 15:43:28 | 山も海も 晩秋の花旅

 

 眼下に見えるのは米原市街でしょうか。

 

 鈴鹿山系に入るのは、今回が初めてなので、周囲の地理が十分に頭に入っていません。

 

 

 

 岩がごろごろした登山道が続きます。

 

 

 登り始めてほぼ一時間で「七合目 お猿岩」に着きました。

 

 後ろに見える尾根がピークの肩のように思えます。

 

 

 左手から尾根を大きく迂回して、登山道がピークへと続いていました。

 

 

 マユミの赤い実が褐色の草原によく映えます。

 

 

 イヌツゲが健気な姿で、ほんの僅かな表土に根を伸ばしていました。

 

 

 緑に触発されて、花咲く季節のイメージが、瞬時に頭の中に広がります。

 

 晩秋の枯原で、花に包まれる幻想を楽しみながら歩を進めました。

 

 周囲は涼やかに枯れているのに、耳の後ろ辺りに、暖かな感覚があります。

 

 

 「八合目 お虎が池」の標識と霊仙神社の鳥居を見かけました。

 

 池の周囲だけが、息づくような緑に縁どられていました。

 

 

 池の水面もヒルムシロの緑です。

 

 

 歩を進めると、カルスト地形特有の石塔原(カレンフェルト)が、9合目となる経塚山まで続いていました。

 

 

 マロンブラウン色の枯葉が、青鈍色の尾根へと、晩秋のグラデーションを見せていました。

 

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