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最上川河口の街 酒田

2019-09-13 10:17:09 | 「青春18きっぷ」花の旅 北海道

 

 列車は15時39分に鶴岡を発車しました。


 庄内といえば最上川なので、意識して車窓を眺めていたのですが、鶴岡を出てすぐに渡った川は赤川でした。


 この川は朝日山系の以東岳付近を源流とし、流れ始めから河口まで山形県内を流れる一級河川です。



 

 庄内平野に広がる緑の田の先に、煙を吐く煙突を見かけました。


 鶴岡の工場で物を作っても、運送に費用がかかるハンディがあると思うのですが、何を作る工場なのでしょうか。

 


 やがて待望の最上川を渡りました。さすがにスケールの大きな川です。


 ところで以前から不思議に思っているのですが、松尾芭蕉が「五月雨を集めて早し最上川」と詠われた最上川を、船が下った後、エンジンのない船はどうやって、川を上っていったのでしょう?


 帆を張った? 人が手で漕いだ? 岸から曳いた?


 どなたか、ご存知ありませんでしょうか。



 

 そんなことを考えているうちに、列車は酒田駅に到着しました。

 



 乗り換えの電車は隣のホームから13分後に発車します。


 酒田駅構内を移動していますと、酒田の名の由来が掲示されていました。


 最上川と日本海が出会う狭い潟を意味する狭潟、砂の干潟で砂潟、坂田、逆陀、酒田などから酒田が残ったそうです。


 江戸時代前期に整備された西廻り航路が整備され、最上川舟運との結節点として日本海有数の商港となったそうです。

 



 酒田の「みどころ」も紹介されていました。

 

 

 「日和山公園」 日本最古級の木造六角灯台


 

 「土門拳記念館」 酒田出身の写真家の作品を展示。

 


 の二か所は訪問済みですが、

 

 

 

 「山居倉庫」 明治26年(1893年)に建てられた米の保管倉庫


 

 「旧鎧屋」 酒田を代表する廻船問屋弘化2年(1845年)再建。


 

 「相馬楼」 江戸時代から続く料亭相馬屋を修復。

 

 

 などは見落としています。


 

 筆者の旅は、花を見ることが主目的ですから、旧所名跡などは後回しになります。


 

 ではありますが、次回訪問時には、必ず訪ねてみたいものです。

 


 

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