団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

親の年金をあてにする子供たち

2021-10-17 05:56:41 | 年金

子供が親を追い越して当たり前、結婚するまでは親が面倒を見る、

いずれ子供は親元を離れ、自立する、正社員になるのが当たり前

というのが私たち団塊の世代の常識であった。

 

しかし現実はどうだろうか?親の収入を上回ってる団塊ジュニア

は2割程度しかいないと言われてる、確かに非正規が4割を占め

る時代であればやむを得ないのかもしれない、それよりも働かな

いで親のお金で暮らす子供達、人間関係を作る努力をしなくても

何とか暮らすことができる、いわゆるひきこもりの人間が増えて

るという現実。

 

先日終末期医療に関するTVの報道番組で延命治療について医師の

ショッキングな実態についての発言があった、本人が延命治療を

希望しなくても子供が許さない、「なんとしても生きて欲しい」

それはあくまでも経済的な問題だという。

 

親の年金で一家が暮らしてて親が亡くなった場合配偶者がいれば

遺族年金が出るが、もしいなければ収入が途絶える、だから延命

治療をしないとクレームが出る、生きてる限り高額医療費を使え

ば実費は知れてる、残額は家族が生活費に使えるわけだ、なんと

もやりきれない話だけど、これが現実、だから親が亡くなっても

届けず年金を受給してるケースが後を絶たないのかもしれない。

 

 


もしも夫が亡くなったときの遺族年金は?

2021-08-22 06:01:22 | 年金

「もしも夫が亡くなったら十分な生活費があるだろうか?」世の

様が不安に思うことである、というのは現在75歳以上後期高

齢者1人暮らしの女性の貧困率(年収122万円以下)は52%

と半数の人が経済的に苦しんでる、いわゆる低年金、無年金の人

が多い。

 

 

生計を維持している人が亡くなったとき残された家族に支給され

のが遺族年金、亡くなった人が国民年金に加入していた自営業

者と厚生年金に加入していた会社員では条件が違う、そこで預貯

金などの資産は考慮せずに年金だけで一般的な事例で考えてみた

い。

 

 

例えばシニア夫婦がともに65歳の場合夫の年金(老齢基礎年金

万円、老齢厚生年金10万円)、妻の年金(老齢基礎年金5万

円、老齢厚生年金4万円)合計24万円で暮らしている、もしも

夫が亡くなった場合どのぐらいもらえるだろうか?

 

 

このケースだと妻の老齢基礎年金5万円+夫の厚生年金の3/4な

で7万5千円=12万5千円となる、ということは一人暮らし

なるとマイナス11万5千円となる、夫婦でくらしてる場合2

万円という額は標準的な年金生活であるが夫が亡くなった場合

生活は間違いなく厳しくなる、もし自営業者夫婦の場合は妻の老

齢基礎年金のみになるのでなお苦しい状況になる。

 

 

このように老後の妻と遺族年金を考えた場合、どの職業について

いるかが問題、国民年金と厚生年金の差、いわゆる年金格差が問

題になってくるわけだ、そう考えると多少嫌なことがあっても夫

婦が一緒に助けあって生活することがベストのような気がする。


厚生年金未加入者200万人

2021-08-18 05:40:54 | 年金

会社員、勤め人の老後の生活を支える厚生年金、株式会社などす

ての法人事業所、または従業員が常時5人以上いる個人事業所

+本人が週30時間以上働いてることが条件であるが厚生年金未

加入者が200万人もいる(20代→71万人、30代→50万

人、40代→44万人、50代→35万人)

 

 

年金事務所300ヵ所では加入逃れの疑いのある全国約79万事

所を調査し加入指導を重点的にする方向になっている、例えば

男性サラリーマンで年収514万円の場合、本人が負担する保険

料は厚生年金で月3万9千円(業所負担も3万9千円)未加入な

給与から天引きされない。

 

 

国民年金だと自分で加入した場合、現在月16,610円、

保険料の差を従業員に厚生年金に入らないことを正当化る事

業主がいるという、しかし、先ほどの男性サラリーマンの合、

将来厚生年金を15万6千円受給できるが、厚生年金未加で国

民年金みだと40年間納めて6万5千円である。

 

 

厚生年金未加入の40代、50代で79万人、目前に迫ってる老

を考えると非常に厳しい現実が待ってることになる、また事業

所も保険料負担の重さで存続を危ぶまれる会社が出ることも懸念

されてるだけに、大きな問題であることは確かである。

  


年金保険料は納めたほうが得

2021-07-02 05:46:02 | 年金

年金が破綻するるかもしれない、国が借金を重ねていていずれ

財政破綻するのでは、だから若い人の間では年金を払わないで

銀行に預金したほうがいいという人がいる、しかし信用力は国

のほうが大きい、だから国が破綻すれば銀行も破綻する。

 

もし年金が破綻したら国はその分を生活保護で補わなくてはな

らない、そのほうがよほど負担が大きいので国はどんなことが

あっても年金制度は維持するはずである。

 

実際公的年金に対する理解不足や不信感を早くからレクチャー

すべきだと思う、というのは年金は個人の年金保険料半分、国

の税金半分であるから未納者は将来年金は支給されないが税金

は払っている、さらに公的年金は生きてる限り死ぬまで受け取

ることができる、そう考えると年金保険料は納めたほうが得で

あることは確かである。


年金だけでは暮らせない世の中

2021-03-04 05:58:16 | 年金

現在年金支給額は10年前と比べて約10%減少してる、逆

費支出は年々増加してる、実際65歳以上の無職の高齢世帯の

収支は年間74万円の赤字である、税や社会保険料は確実に増

えてると言える。

 

今の高齢者が働かないで生活できるのは、有り余る年金収入ではな

、老後資金をためてきたからだ、もともと日本の年金制度は現役

時代の収入を100%保障する制度ではない、二人分の年金収入が

ある共稼ぎ夫婦など例外はあるが、今も昔も原則として年金だけで

は暮らせない。

 

公的年金の受給開始年齢70歳から75歳に延長する法案が決定し

たわけだが、すべての人が75歳まで働くとは限らない、健康面に

不安を感じ働けない人、働きたくても仕事が見つからない人など抱

えてる問題は人それぞれ違うと思う。

 

実際現在年金を70歳まで繰り下げ受給した人は全体の1.3%で

ある、いつ死ぬかわからない、繰り下げ受給したら長生きしたとき

は得だけど、やはり今の生活を考えると、75歳から受給する人が

どれだけいるか疑問である。