団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老後は生きがいにこだわることはない!?

2024-05-18 05:25:53 | 老後の生き方

定年退職した人が考える不安のなかに生きがいという問題がある、

生きがいがなければ無味乾燥の人生、たんなる惰性の人生という

論調もある、しかし生きがいとはなんだろう、新しく何かを始め

ることだろうか?

 

例えば定年退職者の活動を紹介するTV朝日の「人生の楽園」やN

HKで以前放映してた「団塊スタイル」に出てくるような、何かに

挑戦し生きがいを持って暮らしてる人のことだろうか?

 

そんなことはないと思う、毎日が平凡に過ぎていたとしても希望

がある、愉しみがある、そして幸せを感じているなら、それこそ

生きがいになるだろう、だから老後はあえて生きがいにこだわる

ことはないと思っている。

 


年金だけで暮らせない人が多い現実

2024-05-17 05:30:34 | 老後の生き方

現在65歳以上無職の高齢世帯の家計収支の最新データでは年間

60万円のマイナスになってる、この理由は年金収入の減少、支

給額は10年前と比べて約10%減少している、しかし消費支出

は10年間ほぼ横ばい、年金収入が減っても暮らしぶりはそう簡

単に変えられない、さらに税、社会保険料は確実に負担が増して

いる。

 

年金を受給してない世代からみると「年金だけで暮らせないので

すか?」「リッチなお年寄りが多いと思いますが?」という声が

結構多い気がする、しかしリッチといわれる高齢者は全体の2割

もいないだろう、二人分の年金収入がある共稼ぎ夫婦や公的年金

のほかに企業年金が支給されてる人、事業で成功した人、もとも

との資産家などである。

 

実際日本の年金制度は現役時代の収入を100%保証する制度で

はない、今の高齢者がなんとか生活ができるのは、十分な年金収

入があるわけではなく老後資金を貯めてきたからだ、年金を受給

できるのはありがたいけど年金だけで暮らせない人が多いことも

事実である。


老後の思わぬ誤算とは

2024-05-15 05:24:16 | 老後の生き方

最近「団塊世代の老後破綻」というテーマでTVや雑誌で話題にな

ている、その団塊世代の事例を見ると、いずれも30代40代

の時は中流と思われる暮らしをしているが、齢を重ねるにつれど

こかで思わぬ誤算が生じ、生活苦に陥っている。

 

それは団塊世代当事者だけでなく親の問題、子供の問題も深く絡

でいる、本人の問題としては会社の倒産、リストラ、離婚、親

の問題としては介護、親と同居したものの親が無年金のため医療

費生活費の負担増、子供の問題としては無職もしくは非正規のた

め生活費の援助をしてる、離婚した娘が幼い子供を連れて同居し

たため生活費の負担増等である。

 


いずれも想定外といえるものである、そして本人に共通してるの

低年金、預貯金が少ない、賃貸住宅に住んでる、住宅ローンの

残債がある等のどれかに該当してる、そのため65歳を過ぎても

働かざるを得ないという状況に陥ってる。

 

こう見ると高齢者がお金持ちで悠々自適というのは一部の富裕層

ことかもしれない、人生には思わぬ誤算が待ちうけてるかわか

らないだけに本人、親、子供も含めて総合的に考える必要がある

ことは確かである。


人間いつかは死ぬだろうけど

2024-05-14 05:32:09 | 老後の生き方

人間いつかは死ぬ、遅かれ早かれ誰もが死ぬ、これは間違いない

誰かに看取られて亡くなる人、誰もいないところで亡くなる人、

まざまかと思う、孤独死の人は淋しい惨めというけれど亡く

った本人は案外幸せだったかもしれない、死に立派な死も、立

でない死もないはずである。

 

死にゆく人が臨終にあたって涙を一滴こぼしたという話、淋しさ

の表れ、この世にまだ未練があるから、この世に別れをつげる感

謝の涙だと言う人もいるが、残された人たちそれぞれの解釈のよ

うな気がする。

 

人間いつかは死ぬだろうけど、いつどんな死に方をするかは決め

られない、病気で苦しむかもしれない、災害にあうかもしれない、

それでも生きてる間のことは与えられた命に感謝し、精一杯最後

まで生きていきたいものだ。

 

 


高齢者の生活保護受給と無年金

2024-05-13 05:18:22 | 老後の生き方

現在生活保護受給者は202万人、そのうち65歳以上の高齢者

は105万人と約半数を占めている、そのうち50万人が無年金

であるという、日本の高齢者は3623万人であるので全体のな

かで占める数字は少ないかもしれないが年々増加しているのは確

かである。

 

一世帯当たりの生活保護費は平均12万円であるが各市町村によ

って支給額は違う、単身で6.5万円~8万円、高齢世帯二人で1

0万円~12万円である、当然住民税、医療費は免除である、し

かし国民年金保険料をきちんと払い続けて満額の月6万6千円と

蓄えたお金を取り崩してなんとかやってる高齢者がいることも事

実である。

 

その人たちは真面目に国民年金保険料、健康保険料、介護保険料

を払い病院に行けば医療費は70歳未満で3割負担、一方払って

こなかった人が生活保護受給で健康保険料、介護保険料は免除、

そして医療費は無料、どうも不公平感は否めない今の社会保障制

度である。