団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

友人がいない老後もひとつの生きかた

2024-05-16 05:55:46 | 人間関係

2022年度版「高齢社会白書」60歳以上への内閣府意識調査

で家族以外で相談や世話をしあう親しい友人がいるかと尋ねたと

ころ「いない」と回答した人が3人に1人という結果だった。

 

仕事をやめれば友人がいなくなるというのは自然の流れ、「60

歳すぎたら友人もいらない」という漫画家の弘兼憲史氏、著書の

なかで友人が多いほうが豊かな人生だと思ってる人が多いことも

事実であるが老後は信頼できる一握りの友人がいればいいという

持論を展開してる。

 

友人がいない老後は不幸だというのは世間の思い込みで本当は3

割よりもっと多いかもしれない、それでも友人がいないことは決

して恥ずかしいことではない、友人がいない老後もひとつの生き

かた、定年退職後14年、私の実感である。

 


言葉のうらみは恐ろしい

2024-04-29 05:27:01 | 人間関係

人間関係というのは言葉を通しての関係であり人間関係をむすび

つけるための工夫である、反面言葉のうらみは恐ろしい、昔言わ

れた言葉に傷ついて、ずっと続くと思えた友情が一瞬でこわれる

こともある。

 

人間は自分の言ったことを覚えてないが、言われたことは覚えて

いるものだ、例えば私の妻が40年以上前に私の母に何気なく言

われたひと言を不快に思い、いまだに鮮明に覚えていること、そ

れだけ人の口から発せられた言葉は力があることは間違いないと

いうことである。

 

言葉のうらみは恐ろしい、逆に人を救う言葉だってある、だから

こそ自分が使う言葉の重みをいつも心の隅で自覚することこそ大

切なのかもしれない。

 


シニア女性友だちづきあいの変化は

2024-03-20 05:38:02 | 人間関係

婦人公論の特集「友だちづきあいは細く長く自由に」で年齢

ともにつきあい方はどう変わったか?という読者アンケート調

査の結果が掲載されていた、子育ての終了、親の介護、夫と

死別、人生後半、さまざまな転換期を迎えるなかで友だちづき

あいも今の自分に合わせた価値観で変化していくのが読み取

る内容であった。

 

■人生の残り時間も意識するようになり、物も人づきあいも無

理に増やすことは無いと考えるようになった。

(60歳パート)

 

■一緒にいてエネルギーが磨り減る人とは会わない

(58歳主婦)

 

■去る者追わず

(56歳会社員)

 

■求めない、比べない、深入りはせず、淡々とマイペースにつ

 きあう

(70歳自営)

 

■生活環境や家族構成が似ているなど、ひとつでも共通点があ

る人と関係が続いている

(74歳無職)

 

■これからを楽しもうと考えられる友だちが残ったような気が

します

(72歳主婦)


人間関係で腹が立った時は

2024-03-01 05:41:06 | 人間関係

人間というのはかっとなると何をするかわからない動物である、

法律で禁じられてもその場ではなんの抑制にもならない場合が

ある、最近の犯罪行為を起こした人間をTVや新聞で見ると反省

の色など微塵も感じられないケースが多々ある、中には死んで

もよいから相手を倒したいと向かっていく。

 

ふだんの人間関係でトラブルになり人間関係がこじれるのはよ

くあることで仕事関係、学校、家庭、友人間、普通はトラブル

になるまえに距離を置き、冷静になるのが普通だが相手に対す

る感情は簡単には消えないものだ。

 

理不尽な言動で誰かに腹を立てるのは長い人生で誰もが経験す

ることで、ゆずれない部分で対立して険悪になることもある、

衝突してすっきりすればいいけど、そう簡単にはいかない、そ

んなときは自分を落ち着かせる、自分を抑えることが自分の得

になると言い聞かせる、そして対話で解決できない相手だと思

ったら、とにかく関わらないで離れることだ、76歳の実感と

してそう思う。

 


友人関係に失望する60代女性

2024-02-21 05:55:26 | 人間関係

読売新聞の「人生案内」相談者は60代女性、30代で離婚、

現在はひとりで生活している、友人には恵まれてたと思ったが

この齢になって勘違いだと気づいた、今まで友人から相談され

ると親身になって愚痴も聞いてきたが、自分が悩みを聞いても

らおうとしても、どの友人も自分の話ばかりで、がっかりする

ことが多く、結局友人などいなかったのだということを実感し

たという内容であった。

 

それについて回答者は、きっとあなたは話を聞いてくれる役割

の人になっていたのでしょう、友人たちは自分のことで精いっ

ぱいで聞くゆとりのない人たちです、ここはいったん離れるこ

とも大事、今の自分を自分で支えて生きる覚悟を持ちましょう、

好きな本を読み音楽に浸り、一人旅を楽しみ、好きに自由に暮

らしていると必ずどこかで誰かと出会うものですという回答だ

った。

 

私が思うには友人関係とは人に何かを与える、そして相手から

も何かを与えてもらう、それが無理のない理想の関係であるが、

往々にして相談する側、相談される側というのが決まっている

関係があるもので、それが自然に続く友情もあるだろうが、親

しさと図々しさが紙一重というように、どこかで不満がでて心

理的負担になることがあるものである、そうはいっても相談者

も友人から悩みを相談され愚痴を聞くという関係がよしという

時期もあったわけだから、完全に断ち切るのではなく距離を置

くことが今は必要だと思う。