団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

厚生年金未加入者200万人の不安

2018-03-22 06:39:31 | 年金

会社員、勤め人の老後の生活を支える厚生年金、株式会社などすべ

ての法人事業所、または従業員が常時5人以上いる個人事業所+本

人が週30時間以上働いてることが条件であるが厚生年金未加入者

が200万人もいる(20代、71万人30代、52万人、40代、

44万人、50代、35万人)

 

 

年金事務所300ヵ所では加入逃れの疑いのある全国約79万事業

所を調査し加入指導を重点的にする方向になっている、例えば男性

サラリーマンで年収514万円の場合、本人が負担する保険料は厚

生年金で月3万9千円(業所負担も3万9千円)未加入なら給与か

ら天引きされない。

 

 

国民年金だと自分で加入した場合は月1万6千3百4十円、こうし

た保険料の差を従業員に厚生年金に入らないことを正当化する事業

主がいるという、しかし、先ほどの男性サラリーマンの場合、将来

厚生年金を15万6千円受給できるが、厚生年金未加入で国民年金

みだと40年間納めて6万5千円である。

 

 

厚生年金未加入の40代、50代で79万人、目前に迫ってる老後

を考えると非常に厳しい現実が待ってることになる、また事業所も

保険料負担の重さで存続を危ぶまれる会社が出ることも懸念されて

るだけに、大きな問題であることは確かである。

  


老いた母親の一人暮らしに思うこと

2018-03-18 07:18:10 | 

私の母は今月で満94歳、7年前に父が他界してから一人暮らし

介護認定は要支援2でデイサービスに週2回通い体操をしたりマ

サージを受けて半日を過ごしてる、心配であるがなんとか家事

一人でやっており買い物は生協の個人宅配を利用、また週1回

ーラスのサークル時代の友人が訪問してくれてることが楽しみ

ひとつになっている。

 

 

私の日課の一つは母へ朝の安否確認の電話、そしてこの7年間月

に2回から3回、新幹線で1時間の実家に行くことを続けてる、

この7年間でゆうに200回近くは往復してる、会社員時代は盆

と正月くらいしか帰省しなかった実家にこれほど定年後通うとは

全く予想しなかったことだ。

 

 

毎回朝いちばんの新幹線で行き、銀行に行って生活費を引き出し

スーパー、ドラックストアで必要なものを購入、昼食の準備、掃

除をして夕食の準備、そして大学病院の眼科に付き添い診察に立

ち会い会計そして調剤薬局と一日のスケジュールは結構タイトで

ある。

 

 

つくづく定年後料理を覚えてよかったと思ってる、昨年母が白内

障の手術で入院したときはしばらく滞在し、朝昼夕と三食の準備

に追われる毎日であった、なにしろ94歳と高齢である、緑内障

が重症のため視野が極端に狭く、おまけに足腰が弱ってるため歩

くのも杖なしでは歩くのもおぼつかない、さらに何度も聞いたこ

とを毎回言うけれどそれは黙って聞くようにしてる。

 

 

母親との同居も検討したが移ることによるストレス、高齢になっ

てからの転居は友人や近所、そして主治医との関係が途切れる、

みなれた景色や慣れ親しんだ味付け、生活スタイルの変化等理由

はあるが一番の決め手は母親の強い意志だった、結局私が定期的

に通うのがベストということになった、それでも時々母親は幸せ

だろうか?と思ったりするときがある。