団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

幸せな年金生活を送るためには

2024-04-30 05:41:46 | 老後の生き方

日本で年金受給してるひとは4千万人、そのうち基礎年金で暮ら

している人は約1千万人、基礎年金は満額でも月約6万6千円で

ある、そこから下流老人が6百万人から7百万人いると言われて

るのかもしれない。

 

しかし高齢者の資産、特に預貯金の実態はわからない、基礎年金

しか受給してなくても預貯金が1億円という人もいる、特に事業

をやってる人の中には成功して資産を持ってる人がいるが基礎年

金しか加入してないケースが多々ある。

 

実際年金も多く資産も多いほうがいいに決まってる、特に年金生

活に入った場合身にしみて感じることは確かである、しかし預貯

金が5百万円の人と1億円の人がいた場合、1億円の人が5百万

円の人の20倍幸せかというと、そんなことはないはずだ。

 

幸せな年金生活には健康が大切、病院通いとなると医療費だけで

なく色々かかる、さらに食べたいものが食べれない、足が悪く行

きたいところに行けないとなると楽しみが減ることは確かである、

やはり治療より予防である、そしてお金の多寡より日常のなかに

小さな楽しみや幸せを見つけることが上手な人ほど豊かな年金生

活を送れるような気がする。

 


言葉のうらみは恐ろしい

2024-04-29 05:27:01 | 人間関係

人間関係というのは言葉を通しての関係であり人間関係をむすび

つけるための工夫である、反面言葉のうらみは恐ろしい、昔言わ

れた言葉に傷ついて、ずっと続くと思えた友情が一瞬でこわれる

こともある。

 

人間は自分の言ったことを覚えてないが、言われたことは覚えて

いるものだ、例えば私の妻が40年以上前に私の母に何気なく言

われたひと言を不快に思い、いまだに鮮明に覚えていること、そ

れだけ人の口から発せられた言葉は力があることは間違いないと

いうことである。

 

言葉のうらみは恐ろしい、逆に人を救う言葉だってある、だから

こそ自分が使う言葉の重みをいつも心の隅で自覚することこそ大

切なのかもしれない。

 


低年金75歳男性の不安と生きる原動力

2024-04-28 05:35:44 | 年金生活

75才男性、年金は夫婦で月6万円、いわゆる低年金、おまけに

借家住まいで家賃は月6.5万円、当然働かないと生活できない、

68才から警備員として働いてる、日給9000円で月額約18

万円の収入、夫婦二人とはいえ決して贅沢などできない生活であ

る(老後レス社会からの事例)

 

現在75才以上の高齢者が受給してる年金は100万円未満が多

いのが現実、現役時代サラリーマンであれば厚生年金に加入して

るので比較的受給額が多い、しかし自営業者の場合、国民年金の

みのケースが多いので、どうしても低年金になりがちである。

 

「働く場所があるというのは高齢者にとって救いです、80才ま

で働けると思うと安心感があるんです」この男性の言葉である、

70才以上の就労の受け皿となっている警備業は貴重である、た

だ80才まで働くのにあと5年、持病を抱えてるので不安はある、

それでも世の中の役に立ってるという気持ちがこの男性の生きる

原動力になってるのかもしれない。

 

 


会わないで終わる人間関係

2024-04-27 05:36:12 | 老後の生き方

長い人生の中で自分の生き方に影響を与えてくれた人、成長させ

てくれた人を時々思い出すことがある、感謝の言葉もいえず疎遠

になってしまった人たち。

 

そんな大切な人たちに、その後連絡を取らないことに逡巡するこ

ともあった、しかし現実のつきあいはその時で終わったこと、そ

れよりも思い出に感謝し、相手が残してくれた心の宝をいつまで

も大切にすることこそ重要だと思っている。

 

会えば懐かしいかもしれないが、その当時の輝きが色褪せてしま

うことだってある、思い出の宝を大切にしたいなら、会わないで

終わる人間関係、再会にしがみつかない人間関係があってもいい

のではと思う今日この頃である。

 


シニア女性にとって熟年離婚と年金分割

2024-04-26 05:35:06 | シニア女性

結婚して20年以上の夫婦の離婚を熟年離婚というが2022

には約4万組と30年前の7割増の離婚が成立してる、この

近年の日本での熟年離婚が急増したこともあり2008年の法

改正で離婚しても夫の年金を分割してもらえることになった。

 

要は離婚後の夫婦間の不公平さがないようにするためで離婚後

生活において非常に重要になる、ただ国民年金の部分につい

ては分割の対象にならない、あくまでも厚生年金の部分なので

注意が必要である、そして合意分割では1/2が分割割合の上限

である。

 

例えば65歳の夫婦で持ち家あり、それぞれが国民年金が6万

円、夫の厚生年金は10万円、合計22万円で暮らしてるケー

スであるが、ごく普通の年金生活である、ところが熟年離婚す

ることで夫の厚生年金10万円を分割、それぞれ5万円になる、

そうすると夫11万円、妻11万円、持ち家があるもののどち

らかが家を出ることで家賃の負担という問題が出てくる。

 

それでも預貯金や売却できる資産があればそれも分割して補填

きるがそうでないと下流老人が二世帯になる可能性がある、

別れることでの解放感はあるものの生活を考えると厳しいとい

うのが現実である。