団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

孫娘亡き祖母への後悔の念

2023-02-27 05:31:15 | 

NPO法人日本語検定委員会による第14回「日本語大賞」で入

選した中学一年生の女性の「言葉を受け取って」に注目した、

彼女は小学4年生まで介護が必要な認知症の祖母と暮らしてい

た、一番大変だったのはお母さんで精神的にも肉体的にも疲弊

していくのを目の当たりにしていた。

 

そんな祖母が「幼稚園は楽しかったかい?」と小学4年生にな

ったのに何度も聞かれ、うんざりしてだんだん嫌いになりキツ

イ言を投げかけたりすることもあった、そんなある日、祖母

の部に食事を持っていくと、ふだん無口な祖母が「ご飯もっ

てきてくれてありがとう、つらい思い、いっぱいさせてごめん

ね」と言ったことに驚いたものの、そっけなく「大丈夫、気に

してないよ」という言葉しか返せなかった。

 

翌日祖母は亡くなった、家族に負い目を感じ感謝と謝罪の言葉

を最期にいってくれた祖母の気持ちは?それなのに喪失感より

解放感があった自分に嫌悪、もっと優しく素直に祖母に語りか

けることができなかった孫娘の後悔の念、そして在宅介護の厳

しさを物語ってる内容だった。


年金世代孫の誕生日祝いの金額は?

2021-01-20 05:47:22 | 

年金世代を対象にした読者アンケート「孫の誕生日祝いの金額は?」

によるとお金ではなく品物を用意したという声が多い反面、物だと

好みの物がわからないという悩みの声もあった。

 

お金の場合金額でいうと「1万円」という回答が6割、まだ小さい

子供だと3千円~5千円と年齢に応じて金額も変化している、又家

族で誕生祝いで外食をしたときの費用を全額持つという回答もあっ

た。

 

アンケート結果の内容を見ると、一度誕生日のお祝いをすると、や

めることができない、孫が増えたり、成長するにつれ金額の負担が

大きくなるという孫を持った年金世代特有の悩みがあることも確か

である。

 


年金世代孫にかかるお金は

2021-01-02 06:13:08 | 

孫の成長は楽しみであるが、かかる費用もばかにならない、中に

は孫にかかる費用はいくらかかっても惜しくない人もいるだろう

孫が増え、成長するにつれ出費が多くなり悩ましい問題である、

なかなか他人に聞きにくい金額、読者アンケート結果からまとめ

てみた。

 

【節句】

節句の祝には金銭でなく、かぶとやひな人形を用意したいという

声が圧倒的である、妻側の実家が用意する、夫側の実家が用意す

るなど地域によって風習が異なるようだ。

 

【お年玉】

年齢によって金額を決めてる家庭が多い、例えば高校生以下は3

千円、大学生は5千円など実にさまざま、孫が何人か、お年玉を

あげる人が何人いるかによって金額を調整してるようだ。

 

【七五三】

標準的なのは3万円、次いで2万円、5万円という回答が多い、

お祝金は2万円程度に抑え、写真館での撮影代や衣装代を負担

したという声もあった。

 

 

【入学祝い】

入学祝いは10万円、20万円という意見が多く節句、七五三に

比べて金額が高めである、これは机やランドセルなどの購入費用

を援助していて、こうした入学準備品が意外に高額なことによる

ようである。

 

こう見ると孫の人数が多いほど大変であることが理解できる、そ

ほかに孫の誕生日祝い、帰省したときの小遣いとか含めると年

間かなりの金額になる、すべての孫に平等にしなければならない

だけに年金世代特有の問題といえる。


孫育てで大切なことは

2020-03-08 06:07:27 | 

孫育ての鉄則は孫の夢の最強応援団に徹すること、孫がべったり

してくるのは7歳ぐらいまで、小学校に上がると関係は希薄にな

り思春期ともなるとメリットがない限り付き合ってくれなくなる

と言われてる。

 

寂しいことかもしれないが人として成長したと思って孫が頼って

きたときは大きな気持ちで受け止めることが大切かもしれない、

また孫育ててで大切なこととして「孫育ての心得10ヵ条」とい

う記事を見つけたので披露したい、共感できる、いや違うと、人

それぞれ違うかもしれないが参考になることが書かれていた。

 

 1 育児の主役はパパとママ、祖父母はサポーター

 2 パパ、ママの話を聞く

 3 今と昔の子育ての違いを知る

 4 とがめるより補う

 5 ほかの子、親と比べない

 6 手、口、お金は出しすぎず、心と体力に余裕を

 7 親子間でも「ありがとう」「ごめんなさい」を忘れずに

 8 孫のほめ役、孫の最強応援団になる

 9 自分のライフスタイルを大切に

10 老いていく姿を見せる


孫に無関心な祖父母

2020-02-22 06:06:41 | 

先日読売新聞の「人生案内」に30代主婦が相談された記事に注目

した、義父母が幼い子供二人に無関心で寂しいというもので会うの

は年に一度か2度、電話もよほどのことがない限りかかってこない、

自分自身祖父母に愛情をかけてもらい楽しい思いでがたくさんあっ

た、孫に無関心という話は聞いたことがない、どう受け止めたらい

いでしょうか?という相談内容である。

 

確かに孫に会いたいのにお嫁さんが会わせてくれないと嘆く祖父母

の声を聞くなかで相談者の義父母は珍しいかもしれない、回答者の

言葉にもあるように祖父母は孫が可愛い、しかしプレゼントして孫

の喜ぶ顔を見るのが至福の時とは限らないという気持ちも、わかる

気がする。

 

 

愛情表現は人それぞれ、たったひとつの理想の祖父母像にこだわら

ないことです、だから孫に無関心だと批判する気持ちは消しましょ

う、いずれ義父母が孫たちに心を開いてくれる時が訪れるのを待ち

ましょうという言葉で締めくくってる内容であった、少数派である

かもしれないが価値観はひとそれぞれ違う事も確かである、私達の

年代でもこんな祖父母が案外いるのではないかと思ったのが読後の

感想である。