団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

認知症の母の心の中は

2019-08-05 05:29:59 | 

今年95歳になった母が現在の介護老人ホームにお世話になって

1年、8年前に父が無くなってから一暮らしの母の否確認を

兼ねて毎朝電話するのが私の日課だった、しかし1年前元気だっ

た母が突然意味不明なことを言い出し会話が成立しくなった。

 


ひとり暮らしは危険な状態、近所から苦情が来る前に施設入居を

決断、母自身望まないことだったが悩み抜いた末の対応、それか

ら1年、何度も帰宅願望があり、やっと、諦めというか落ち着い

た。

 

 

ただ毎月訪問するたびに、病院と勘違いしてもうすぐ退院して家

に戻れるといったり、自分の置かれてる状況が理解できない、だ

から話が噛み合わない、きっと家には帰りたいが帰れない苦しみ、

明日がどうなるのかわからない苦しみ、心の中はそんな状態では

と思うようになった。

 

 

要介護3だけに、おむつをして車椅子状態、それでも、大正、昭

和、平成、そして令和と人生の荒波を乗り越えてきたというプラ

ドがある一方、老いて弱くなっていく情けない自分との不安と

葛藤のなかで生きている母は人生についてどう思っているんだろ

うか?そう思う今日この頃である。


定年後は上下関係に振り回されたくない

2019-08-04 05:23:35 | 人間関係

先日新聞の投稿欄に私と同世代のかたが会社のOB会に参加した

とき記事が載っていた、もう すでにリタイヤしてるのに日本の

縦社会の悪い点を指摘している、懇親会のなかで75歳 の先輩が

いまだに60代の元部下にえらそうにしてる様子が書かれてた。

 

本来ならば仕事上の序列にすぎないものが、なぜか人間そのもの

序列なっている、中には人との関係が上下しかありえないと

思っているランク主義者がいる現実、人格まで 序列をつけてしま

う、まさに男の性である。

 

なかには楽しいOB会もあることは承知してる、近況、情報交換、

かし定年後も序列を構築しよ うとする人がいることも確かであ

る、 人間としてはあくまでも対等で互いを認め合っている、それ

こそが本来の人間関係だと思う。


自分の時間と好奇心は大切

2019-08-01 05:28:30 | 生きがい

人生の楽しみはちょっとしたこと、ささやかなこと、特別なことで

はない、人生を楽しくするのもつまらなくするのもすべて自分次第、

だから自分の時間をもつこと、そして齢をとっても好奇心を失わな

いことが大切だと思っている。

 

好奇心はわからないことを知ろうとする心の働きである、それは考

える力を養ってくれる、知りたいことを知り得たときの満足感はこ

のうえない、いくつになっても知らないことはいっぱいある、だか

らこそ自分の時間、ひとりになる時間、そして好奇心は持ち続けて

いたい。