武井歯科医院 飯田市 白山町 歯医者さん日記 

長野県 飯田市 白山町の歯医者さん
アットホームな歯科医院を目指して院長の素顔を公開

ミニマルインターベーション(最小限の侵襲)を目指して

2012年06月30日 | 飯田市 武井歯科医院
ミニマルインターベーション

これは最小限の侵襲で治療を行うということです

昔は金属を歯にセットするのが主流であったり、セメントの強度も弱かったため
はずれにくい金属をセットするためには、かなりの量の歯を削らなければなりませんでした

そのため歯がよりしみやすくなったり、また歯が破折しやすいという欠点がつきまといました

しかし現在は歯に接着する白い詰め物(コンポジットレジン)の質やセメント強度が向上したこと、削るバーがかなり小さな径の種類まである、また拡大鏡を使用できるなどのことから最小限の削合で効果が発揮できる時代となりました

最小限の削合で済めば、健康な歯をなるべく傷つけず、維持することができます

ただ、虫歯の範囲が大きすぎる症例などは強度を得るために金属をセットしなければならない場合もあります

総じて歯を削るというこどだけでなく、神経の治療、抜歯などの手術、予防という観点からしてもこのミニマルインターベーションという考え方は患者様の負担を軽減する上でとても大切です

グラグラしてこない乳歯

2012年06月29日 | 飯田市 武井歯科医院
下の前歯の乳歯がグラグラしてこないうちに、乳歯の裏側(舌側)から永久歯が生えてきた
というお子さんは結構いらっしゃいます

乳歯の真下から永久歯が生えてくれば、乳歯の根っこはしっかり吸収されてグラグラしてきますが、
裏側から生えてきてしまうと、乳歯の根っこが吸収されにくく、歯がグラグラしてきません

このような場合は、自分で無理に抜こうとすると、根っこが途中で折れてしまったり、永久歯を傷つけてしまうことがあるのでお早めにご相談ください

きれいに抜いてあげれば、大抵の場合、裏側から生えてきた永久歯も前に出てきます



子どもさんの治療にはTSD法が大切

2012年06月28日 | 飯田市 武井歯科医院
子どもさんの治療で大切なのは、なるべく怖がらせないように
治療を進めていくことです

歯の治療は大人でも緊張します

子どもさんに少しずつ慣れて恐怖心をとってもらうためにはTSD法が大切です

TSD法とは、Tell Show Do 法の略で
これからどんな治療をするのか優しく話をして、使う器具などを見せて慣れてもらい、治療中も所々で話をして
治療を進めていく方法です

子どもさんの治療は焦らず時間をかけてコミュニケーションをとっていくことが
歯医者を好きになってもらう第一歩です

他にも武井歯科医院では子どもさんに慣れてもらうために様々な工夫をこらしております

治療につきましてお気軽にご相談ください



炭酸ガスレーザー

2012年06月26日 | 飯田市 武井歯科医院

写真は当院で使用している炭酸ガスレーザーです

使用する症例はこの前お話ししたように小児の予防処置や歯肉の炎症軽減、知覚過敏の緩和など多々あります

なるべく痛みや腫れなどの炎症を軽減するために、必須のアイテムです

妊娠中の方、ペースメーカーの方にも安心して使用することができます

知覚過敏に

2012年06月25日 | 飯田市 武井歯科医院
虫歯ではないのに歯がしみる

これは以前にもお話しした知覚過敏という症状の可能性があります

処置としては薬を塗ったり、知覚過敏抑制用の歯磨き粉を使ったり、レーザー照射したりさまざまです

歯磨き粉でお勧めなのが、グラクソスミスクラインから発売されているシュミテクトです



硝酸カリウムという成分が含まれていて知覚過敏を抑制してくれます

種類も症例によっていくつかありますので、お気軽にお問い合わせください

レーザー治療

2012年06月23日 | 飯田市 武井歯科医院
最近、歯科でレーザー治療というのがあるのを
聞いたことがある方もいらっしゃるんではないでしょうか。

レーザーを使用する症例として

小児の虫歯予防、歯の強化
歯周病の歯肉改善
手術後の疼痛緩和
口内炎の痛みの緩和
治療する歯の根の中の殺菌

などさまざまで、最先端の治療法です。

これらの症例に該当される方、ご不明な点などは、お気軽に武井歯科医院までご相談下さい。




幼稚園の歯科検診

2012年06月19日 | 飯田市 武井歯科医院
今日は園医をしている幼稚園の歯科検診に行ってきました。



年少さんから年長さんまで、みんなしっかりご挨拶できることに感心しました。

また大きなお口を開けてくれたのでスムーズに検診することができ、
園児達と先生方に感謝です。

特に年長さんになると、混合歯列といって乳歯と永久歯が混在し始めます。

乳歯の虫歯は永久歯にも影響することがあるので、より的確な診断と早期の治療が大切です。

舌癖

2012年06月16日 | 飯田市 武井歯科医院
舌癖という言葉を聞いたことがある方はいらっしゃるでしょうか。

普段、テレビを見たり、本を読んだりしているときに上下の歯の間に舌があったり、舌が常に内側から歯を押していたりなどの癖があることを舌癖といいます。

原因にはいくつかありますが、これを放置してしまうと、出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間ができたり、上下の歯が噛み合わないなどの症状が現れます。

この舌癖は子供に多く見られます。

武井歯科医院ではいくつかの治療も行っております。

お子様でこのような症状のある方は是非ご相談ください。

小児の予防処置の1例

2012年06月10日 | 飯田市 武井歯科医院
乳歯の奥歯や永久歯の奥歯には必ず歯に溝があります。

この溝はいろいろな役割を果たしていますが、溝が深すぎたりすると汚れがたまりやすく、またなかなか溝に入ってしまった汚れをとることはできません。

それを放置すると虫歯が急速に進んでしまうことがあります。

そのような場合、溝に予防的にお薬を入れてあげることによって虫歯を防ぐことができます。

症例によってはできないこともありますが、興味のある方は武井歯科医院までお気軽にご相談ください。

根管治療の重要性

2012年06月08日 | 飯田市 武井歯科医院
歯科治療の中で時間と回数のかかるものに根管治療があります

根管治療は歯の中の神経の治療で、細い針のような器具(ファイル、リーマー)を用いて行います

大きく分けて2種類あります

1つは
虫歯が大きくなって、歯の中の神経(歯髄)が炎症を起こしたり壊死してしまった場合に行う治療

もう1つは
昔神経の治療をした歯が再度膿んでしまってその膿を取り除くために再度行う治療

の2つがあります

歯の中の神経は湾曲していたり、かなり細い場合が多いので、その部分の炎症組織・壊死組織を取り除くには時間と根気が必要な場合もあります

また前歯に比べて奥歯の方が神経の数が多くまた湾曲している可能性が高いので奥歯の治療は時間がかかります

いくらセラミックやメタルボンド等の良い被せ物をしても、中の神経の治療が中途半端だといずれ歯が痛くなってしまうこともあります

時間と回数がかかってしまうこともありますが、歯の神経の治療は丁寧に行うことが最重要です

歯が冷たい飲み物だけでなく熱い飲み物でもしみるようになると、神経に炎症を起こしている可能性があるのでお早めにご相談ください

効果的な虫歯予防法

2012年06月07日 | 飯田市 武井歯科医院
先日お話しましたように今週は歯の衛生週間

なるべく歯の話題をブログに書いていきたいと思います

虫歯の1番の原因はお口の中のストレプトコッカス・ミュータンス菌という細菌です

この細菌が食事などで摂取した糖を餌にしてプラークというネバネバした物を歯の表面に形成します

この中で作られる酸が歯を溶かしていくのです

虫歯を作りやすい環境とは細菌がたくさんいて、甘いものをたくさん食べて、歯を磨かない状態の時です

これに近い状態は夕食後に甘いものを食べて、歯を磨かないで寝てしまうときの状態です

逆にいうと寝る前にしっかり歯を磨けば虫歯になりやすい環境を回避できます

いつも患者さんには夜寝る前と、起床したらなるべく早く歯を磨くのが1番効果的とお話しております

もちろん中間の時間のお昼にも磨けば理想的です

磨き方や磨く時間にも左右されますが、この二つの時間をしっかりおさえて歯を磨けば虫歯予防効果は促進されます

その他に磨き方やどの歯ブラシ、歯磨き粉を使ったらいいかなど分からないことがありましたらいつでもご相談ください

子供と

2012年06月06日 | 飯田市 武井歯科医院
今朝は、金星の太陽面通過があるということで早めに起床して子供と空を見上げておりました

この前の金環日食といい宇宙の神秘には家族で感動しております

子供といえば、最近通院してくれているお子さんで、最初は口を開けるのも恐がっていた子が少しずつ慣れてきて自分からすすんで診療台に座って大きなお口を開けてくれるようになりました

治療後も笑顔で「ありがとうございました」と挨拶してくれて、とても嬉しかったです

宇宙の神秘にも驚きますが、子供の成長にもいつも驚かされます