いっしょに食べよう

60代おばさん、京都で夫とお気楽暮らしをしています。

物が無いです

2018年07月09日 | 広島熊野暮らし


   同じ熊野に居ても少し離れていると被害が全くちがいます。
   川角に12人もの人が埋もれているというのも知ったのは昨日。
   今朝もヘリの音がずっとしています。
   ちょっと違う場所でこんなに差があるんやなぁ。
   でも今朝は晴れて明るくなった近くの山を見て
   最初見たよりもずっと土砂崩れが多いのでびっくりしました。

   熊野は市内から200mほど海抜が高くて不便な土地。
   市内に通じる道は矢野峠か熊野トンネルをとるのが主で
   その矢野という土地は災害でいつ通れるのかわからない。
   呉、広に抜ける道も山を下りる急な細い道でもちろん遮断されている。
   熊野には今モノが入って来ません。
   スーパーの生鮮食品はもちろん冷凍食品、ペットボトルのお茶、水は
   とっくに売切れています。

   熊野トンネルが唯一通行できるようになって
   昨日はそれを通って広島市内へ買い出しに行きました。
   広島市内は普通の雨上がりといった感じで平和でした。
   防災用のものはよく売れていたみたい。
  
   熊野トンネルを抜けた所が矢野で自衛隊と消防の車や人でいっぱい。
   谷になっている矢野が少し見えました。
   土砂が崩れているその先に家、
   道なのか川なのか車はひっくり返っていて電柱も倒れている。
   
   役場放送では「できるだけ車利用を控えてください」
   と言ってもここは車がないとどこにも行けないよ。
   交通に影響があるのでマツダも休業になっています。
   ボランティアの受け入れもまだできない状態です。

   今日からは晴れ、やっと洗濯物も片付くなぁですが
   飲み水さえ自由にない人たちがたくさんいて、「申し訳ないなぁ」です。

http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=446990&comment_sub_id=0&category_id=256