ありときりぎりす

イソップ童話の「アリとキリギリス」は皆さんもご存知ですよね？
この「聾映」というロゴ。どこかで見たような気はしませんか？
邦画のオープニングで見かける「東映」や「東宝」のようなこのロゴ。
これは、聾映（ろうえい）ろう者が作る音のない映画。
効果音もありません。
手話で話すので昔のサイレント映画とは違うのです。
初めてこの映画を見た健聴者は、戸惑うでしょう。でも、ろう者には当たり前のことなんですね。
私も最近地デジＴＶになってからは、音を消して字幕を見るようにしています。ただ、すべての番組に字幕が付いているわけではありませんので、不便さを感じます。
音の無い世界とはどういうものなのか、手話を勉強されている方には、必見の映画だと思います。
主演はＮＨＫ手話ニュースでお馴染みの那須英彰さんです。
ありときりぎりす
那須英彰氏