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補充裁判員に聴覚障がい者 手話通訳士が支援

2011-11-19 08:19:09 | 日記
15日から17日まで那覇地裁で行われた裁判員裁判に、那覇地裁では初めて、聴覚障がい者が補充裁判員に選ばれ、手話通訳士の協力を受けながら、審理に参加したそうです。補充裁判員って、裁判員に欠員が出た時に裁判員に代わって裁判員を務める人のことですが、裁判員とは異なり,審理で証人や被告人などに直接質問することや、評議で意見を述べることはできませんし(裁判官から意見を求められた場合は可能です。)、評決に加わることもできないそうです。しかし、今回の沖縄での裁判に関しては、評議の場では、手話が追い付くように発言は1人ずつ行われ、ホワイトボードやメモを活用するなど、聴覚障がい者に配慮がなされたというので、耳が聞こえない補充裁判員も「大丈夫」と応えたそうです。ただ、今回手話通訳を担当された方のお話では、聴覚障がい者でも手話によって審理を理解できる対応ができたとして、「障がいは個々人で違うので、今後も今回のような事前調整が必要になる」と語られました。
琉球新報
補充裁判員とは?