現在、聴覚障害者のために自治体(市)が提供するサービスのコミュニケーション支援(手話通訳・要約筆記派遣)事業は、市町村が範囲を定めて通訳者を派遣するというもので、主に病院や役所関係で、趣味や余暇等のプライベートな場面では派遣が認められていません。
でも聴覚障害者が普通に飲み会やコンサートの歌手のアドリブなどの会話を知りたいというのは当たり前の事なのに、その通訳は誰もしてくれません。
そんな、聴覚障害の人たちの願いに、通訳を派遣してこたえるNPOが兵庫県西宮市にあるんですね。聴覚障害の当事者が運営する、「聴覚障害者自立生活センターLIC(リック)」です。
その「聴覚障害者自立生活センターLIC(リック)」の活動の様子が、NHK「ろうを生きる難聴を生きる」で、取り上げられます。
番組では、聴覚障害者の情報のバリアを引き下げようとする、彼らの挑戦を追うという内容のようです。是非ご覧下さい。
通訳が暮らしを変える
放送日:2015年9月12日(土) [Eテレ] 午後8時45分~9時
再放送:2015年9月18日(金) [Eテレ] 午後0時45分~
※放送時間は変更される場合があります。