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全盲ろうの門川さん、日本初 盲導犬と歩む人生へ

2016-04-16 13:41:41 | イベント

今まで盲導犬と歩く夢をお持ちだった盲ろうの門川紳一郎さん(51)=視聴覚二重障害者福祉センターすまいる理事長=がこのほど、念願の盲導犬使用者になりました。公益財団法人日本盲導犬協会によりますと、見えない聞こえない全盲ろうの人で盲導犬を使用するのは、日本ではいま、門川さんだけだという事です。

門川さんは生まれつきの弱視で、4歳の時に失聴。視力は光を感じる程度です。日本で初めて盲ろう大学生となった東大教授福島智さんに続いて大学に進み、卒業後は米国に渡って手話やリハビリテーションを学ばれました。

当時門川さんはまだ、白杖を使って1人で歩くことができたので、日本では全く聞こえない人には盲導犬を持たせてもらえないのかな、というくらいに考えていたそうです。しかし、十数年前から視野が狭まり、視力も落ちて1人では歩きにくくなり、「以前のように自由に動き回りたくて」盲導犬使用の可能性を考えるようになられた時に、盲ろう団体で一緒に活動している弱視で難聴の男性が盲導犬使用者になったことを知り、男性に日本盲導犬協会を教えてもらってすぐに連絡をとったのが3年前の夏の事です。

そして盲ろう者の盲導犬使用についての訓練が始まり、盲導犬と一緒に寝起きしながらの、約1カ月のプログラムを終えて、ようやく門川さんは以前のように風を切って歩ける時がやってきたのです。

そしてこのことが朝日新聞デジタルで取り上げられています。
続きはこちらをご覧下さい。

また、大阪の視聴覚二重障害者福祉センター“すまいる”が設立15周年を迎え、記念動画が作成されています。こちらにも、門川理事長の事が出てきますので、ご覧下さい。

すまいる設立15周年記念動画