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神戸出身の盲ろう者 福島智さんが新著『ことばは光』を出版

2016-05-07 10:31:34 | イベント

全く見えず、全く聞こえない、盲ろう者 東大教授の福島智さん。福島さんが新著『ことばは光』を出版されました。「苦悩」の意味を問い、「絶望」を「希望」に変える”生きる”エッセー集です。

福島さんのお母様は、今では盲ろう者のコミュニケーションの一つでもある「指点字」を考案された方です。福島さんは、生後5ヶ月で眼病を患い3歳で右目、9歳で左目を失明。18歳のときに突発性難聴で失聴し全盲ろう者に。

そのため、18歳までの音の記憶が残っていて、自分の声を聴くことはできませんが、よどみなく口で発話され、実際、講義や講演会でも発声して話されます。神戸出身ですから、日常生活では関西弁を話されます。また、ピアノの演奏もされるんですよ。

2006年には、2時間ドラマ「指先で紡ぐ愛」のモデルにもなられ、中村梅雀さんが、福島さんを演じられました。

タイトル:『ことばは光』
出版社:道友社
価格:1,404円
※送料無料

目次から:
「光」と「音」を失って
男版ヘレン・ケラーになりそうや
最高の出会い
美しいことば
生きたくても生きられなかった
せつなさと美しさと
それぞれの「光」
苦悩の意味
命が美しいのは…………ほか

ことばは光
『ことばは光』福島智著

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