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ろう者が作る音のある世界

2017-11-28 10:16:30 | 情報

今朝のNHKおはよう日本のクローズアップで紹介されていた、ろう者の映画監督 今井ミカさんが、健聴者のカメラマン 湯越慶太さんと共に、音のある映画を作成した事を知りました。

今までは、ろう者のための映画で音の無いものを手がけておられたようですが、健聴者にも見てほしいと、音の付いた映画を作成されたようです。

番組では、「耳の聞こえない女性が、家族や友人との関係に悩みながら、自分の居場所を探していく物語」と紹介されていて、「現場の音やBGMを入れ、耳が聞こえる人にも見てもらいたいと思ったから」ということで、健聴者のカメラマンとお互いに知らなかった世界を知ったという事がメインでした。

アナウンサーも仰っていましたが、自分にとっての当たり前が、相手にとっての当たり前ではないということを肌で感じる事は大切だと思いました。

テレビを見たあとで、どんな映画かと検索してみたら、内容は「LGBTQ」のお話でした。もう終了していますが、今年の9月からクラウドファンディングが始まっていたんですね。知りませんでした。
タイトルは「虹色の朝が来るまで」。映画には菊川れんさんも登場しています。

ところで、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、「LGBTQ」の「Q」って、ご存じですか?この「Q」は、Questioning(クエスチョニング)の事で、自身の性自認や性的指向が定まっていない人のことを指すそうです。LGBT」は知っていましたが、私も今日まで「Q」が追加されていた事は知りませんでした。詳しい事はまたいつか語るとして、とにかく上映されるのを楽しみにしたいと思います。

今井ミカさんのブログ

ろう者の監督が描いたろう者×LGBTQの映画製作プロジェクト