*「魁!!女塾」*

京都でギターを弾いています。

Call your name

2013年05月18日 | blog

息子、弱冠3才。

外にでれば、
おいセイヤ!と
近所の年上男子たちに呼ばれ、

保育園でも
「セイヤーーー」と女子に手を振られている。
そんな姿を見て
ときどきふと思う。


あー、あたしの子の名を呼んでくれる人がいるんだなぁって。


3年前はまだこの世にいなかったのに
生まれてきて、
私が名づけた名前を、この子の事を
認識してくれて、覚えてくれて
名前を呼んでくれる人がいる。

なんだか不思議だしうれしいなぁって。


普通かもしれないけど、
名前を呼んだり、呼ばれたりって
しみじみすっごくうれしい


たとえば
「おまえのこと好きや」「愛してる」
どんなことを言ってくれるよりも
あたし なまえを呼ばれたい。

(いま恋人もおらへんのに何を言うてるのや)


むかし

「めぐみ」

と、一言だけのメールが来て
なんだか胸がいっぱいになって
しばらく返せなかったことあったの。


恋人ではないけど
息子を見ていて、
このーいとおしいヤツだなーと思う時に
用もなく「セイヤ」と呼んでみることがあります。

すると、
「何ママ? え? なんて?何っっ?」
と、詰め寄られ
たじろいで「…なんでもないよ」というと
なんだよ、みたいな顔で去っていきます。

そんな彼も
あと10年もすれば
自分の彼女に

「聖哉」

と呼ばれ
テレながら

「・・・。・・・・・・・ぉぅ

と返す男子になるのよね。


名前を呼んだり、呼ばれたり、
それだけで、なんかいいよね。

すきなひとだと
もっといいよね。