*「魁!!女塾」*

京都でギターを弾いています。

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2021年02月11日 | blog

祝日の前日、ひさしぶりに一人なので
家を徹底的に整理整頓しています。
AmazonMusicをかけっぱなしにして
作業していると、
AmazonMusicがレベッカをかけてきました。

中学生の、まだロックに目覚めていない頃
レベッカをかなり聴いていました。

レベッカによくある、恋のライバルみたいな歌詞は
女子女子しすぎてて、とても苦手だったけど、

ボーカルのNOKKOさんが書く歌詞の、
夢を追う女の子、
その中の孤独や
思春期の憂鬱
みたいなのをテーマにしてる曲が好きでした。


※ちなみにレベッカの中で好きな曲ベスト3は

1位 STEFANIE
2位 LONDON BOY
3位 フレンズ

です。
いま聴いても、どの曲もBメロがたまらなく切なくて良いです。




高校生になり、ロック好きになってからは
パタリとレベッカを聴かなくなり、すっかり忘れていたのですが

いま、大人になって久しぶりにレベッカを聴くと

あれれ? と思うことがあります。

あららわたし、結構レベッカの歌詞そのまんまの青春送ってきたんじゃない?!・・・と。



中学生の頃は
『フレンズ』そのまんまの、
疾走する孤独、みたいな気持ちで過ごしてました。

わたしはヤンキーではなかったけど
『MOON』のやるせなさや激しさみたいなのも、
せつないほど身に覚えがあります。



高校になると
『LONELY BUTTERFLY』です。
当時の彼氏に、夢か俺かどっちが大事なんだ?
って聞かれます。笑

でも『COTTON TIME』の歌詞みたいな瞬間も確かにあり。

そして早く高校を卒業したいと待ち望み
18才からは、もう
『CHEAP HIPPIES』です。
恋人も大切だけど、それよりバンドです。
『Maybe Tomorrow』な日も何度もあったかもです。

20代前半の頃は
リアルに『OLIVE』みたいな生活をしていました。
『WHITE SUNDAY』のような、愛しさと静けさと充実と淋しさが混じり合ったような気持ちも
もう子供ではなくなり、大人になって知っていきます。


レベッカずっと聴いていない間に
たまたまでしょうけど、結構レベッカな人生を過ごしています。

とっくに忘れ去っていたはずなのに、
不思議でおもしろいです。



運命とかそんな大げさな感じじゃなくて
普通にたまたまなのだろうけど
というよりそんな女子はいっぱいいると思うけど、

もしかしたら無意識の下に
イメージが形成されている、というのは少しはあるかもしれませんね。

だって、ユーミンの歌詞のような
トレンディでオシャレで洗練された青春は
間違ってもほぼ送っていないですもんね。

そうそう、小学生の頃
『神田川』の世界観が好きだったのですが
望んだわけでもなくて、
おとなになって神田川みたいな生活をしていた時期もあります。

なんでしょう、
結構イメージって大切なのかもしれないですね。

もう今はレベッカって感じじゃないですね。
これからは、そーだな、なんだろう。
そんなの考えたらちょっとわくわくします。