会長職として始めての行動は、庄原市への義援金であった。
今日…昨夜の例会でメンバーより頂いた義援金を、幹事と一緒に庄原市役所に持参した。
庄原市役所では丁重な出迎えを受けた。
担当課長さんの計らいで、副市長室へ通され義援金を手渡した。
土砂災害の詳細について説明を受けたが、マスコミの報道以上に…実際の状況を聞き、本当の恐ろしさを実感した。
航空写真で被害状況の説明を受けた際…自然の恐ろしさ、人間の自然に対する無力な儚さを思い知った。
我々がこの様な被災地に出来ることは何なのか・・・？
市役所には義援金を始め、救援物資もたくさん寄せられていたが、副市長さんとお話をするなかで、一番大切なことは…被災に遭われた人の心のケアであると知った。
家屋を失われたり、田畑を壊滅に追いやられたり、被災の状況は地域によって違う。
先祖代々…脈々と受け継がれた大きな財産が、一瞬にして壊滅となった方の心のダメージは相当なものらしい。
過疎化した町の壊滅的なダメージに、行政も積極的に動かれている。
まさしく不眠不休の毎日と感じた。
昨日、県知事はじめ県会議長と共に市長は政府に陳情され、一刻も早い市の再生に尽力された。
我々ライオンズクラブがどこまでのことが出来るのか…計り知れないが、一年任期の会長として、出来ることを最大限のカタチとして表し尽力したい。
庄原市の被災地の皆様が、一刻も早く安寧な生活が送れること…そして行方不明となられ、現在も発見されていない方の無事をお祈りしたい。