今日の中国新聞のインタビューには
ガックリきたな・・・
毎年優勝争いしている球団のオーナー談話であれば、
うなずけもするが、下位争いを繰り返し、20年も優勝争いしていない
球団トップの発言に、我々ファンは情けなく感じた。
昨年、初参入したFAも
資金面から断念すると・・・早くも降参宣言。
弱体化するカープの現状を
外部からの血の入れ替えで、選手を活性化する道も途絶えるわけで
これじゃ・・・カープの選手も
これから入団しようか・・・という選手にも希望や夢が
この球団からは見えてこない気がしてならない。
開幕前だというのに、この発言・・・
正直・・・カープの関係者には、一層モチベーションが下がったであろう。
せめて嘘でもいいから
大ハッタリかましてほしかった。
私がオーナーなら・・・(今朝の中国新聞を例に取り・・・)
記者・・・「今年も沖縄、日南キャンプを視察されました。変化を感じましたか?」
オーナー・・・ 「今年は監督はじめ、選手、スタッフの全てに活気を感じたな。特に野村・・・選手の自主性に任せながら、これから戦うんだと・・・言葉にはしなかったが、背中から発散していたね。選手も・・・今年こそはと、キャンプではテーマを決めやっていた。そしてトレーナーや打撃投手、スコアラーなどの、普段は表舞台に出てこないスタッフの頑張りには、本当にビックリしたよ。今年は本当にやるよ・・・」
記者・・・しかし、FA補強が出来ず、野手は新外国人以外同じ顔ぶれで開幕を迎えます。
オーナー・・・ 「ワシは正直心配していないよ。確かに内川くんを獲得できなかったのは正直、誤算。彼一本に絞り、ドラフトでは即戦力の投手ばかり行ったからね。
それは・・・内川獲得勝算ありと思った、ワシの甘さで責任を感じている。しかし、現状ではいまの戦力で戦い、これからシーズンに入り、補強が必要となれば、監督の意向を確認し、トレードも行う。そのため今年から増員したスコアラーが、必死になって他球団の選手を追いかけているよ。」
記者・・・昨年までのカープは育成主体でしたが、その路線を変更するのですか?
オーナー・・・ 「育成は確かにカープの伝統。しかし育成だけでは勝負にならないし、ファンも魅力を感じない。あんたも見ての通り、20年以上も優勝から見放されているんだよ。球団上層部も変わったのだから、今年は動く。野村監督とも意見の相違はあるが、互いに目指すのは優勝。そのために、補強は重要だ」
記者・・・初優勝は球団創設26年目でした。今の低迷はその期間に近づいています。打開策はありますか?
オーナー・・・「あんたもわからん人じゃの・・・今いうたじゃない。今年は優勝する。そのためには育成も大事じゃが、戦力補強もする。まあ・・・見ておりんさい。カープは本当に変わったと、多くの人に言ってもらえるようにするから・・・」
記者・・・「かなりの自信ですね・・・」
オーナー・・・「当たり前じゃ。ワシを誰じゃ思うとるん。とにかく就任記者会見でも言ったが、カープを魅力ある球団にするのが使命。そのために一年契約で受けたんじゃから。
もし、観客動員が昨年より下がったり、下位争いしたら、グランドでファンの皆様に土下座する。そのため・・・おたくや地元マスコミの皆さんには是非カープを盛り上げてほしい。
ワシの夢は・・・カープが優勝し、全国のカープファンと球団関係者で喜びを分かち合うことだけなんよ。今年も野村監督や選手を鼓舞する報道・・・期待しとるよ。よろしくね・・・」