本当のことは・・・わからないが
ナベツネさんが強権発動したのは
間違いなかろう。
選手会は、常識的な発言をしている。
確かに、いまは野球を行う環境ではないのは事実。
消費電力や原子力への不安・・・
色々あるのだが、やはり一番大きいのは
被災者の方や行方不明者が多数いる現状で
野球を開催し、活力を与える環境でないということ。
選手のモチベーション低下も大きいこの時期・・・
あせって行う価値があるのか・・・疑問である。
せめてカープのフロントくらい、正当性を主張してほしかったが
相手が読売のドンでは・・・無理であろう。
また・・・ナベツネさん相手に、物申せないセリーグの幹部を
ふがいないと見る向きも多かろうが、
このナベツネさん・・・あらためて思うのに、どんな人なのだろうか?
政治力があるとか、黒幕など呼ばれ (黒幕とは表に出ないのだが・・・ナゼかそう呼ばれる)
力があるのは事実だろう・・・(よい意味でも、悪い意味でも)
しかし往々にして、この様な人に限り裸の王様で、
都合のよいイエスマンしか集まらない。(その様な環境になるのだろう)
怖いものなしだから、社内では独裁者になり
公権力も発揮でき、誰からの反論も受け付けない。
下手に反論すれば、その世界では生きていけないため
誰も心で思っても、恐れ多く発言などできるはずもなく・・・
それでもって、根回しは得意・・・
しかし実際は・・・恫喝に近く、「しかしですね・・・」などは許されるはずもない。
よって・・・多くの人は、足も遠のき、見渡せば・・・周りはイエスマンだけ。
もし、セの球団幹部に・・・
「読売巨人軍から電話です・・・」と言われたら、全身が震えるのであろう・・・
居留守は使えず、ただ思うに・・・「ハイ・はい、承知しました・・・かしこまりました」
の連呼であろう。
しかしこの様な人は案外・・・無駄足踏んでも、最初が肝心だったのでは・・・と思うのだが。
とにかく、初対面から・・・
「おっしゃることは勿論ですが、少しお時間よろしいでしょうか・・・」
と、抹殺されてもいいくらいの覚悟で、対話をしていれば
意外と・・・エッ・・・と思うことがあったのでは・・・と感じるのだが・・・
そんなことは無理だよ・・・と
いわれる方が多いのは先刻承知・・・
しかし・・・今回の開幕問題・・・
せめてナベツネさんに、誰か辞表を覚悟で物申す人がいたら・・・と、
今でも思っているのだが、この組織体系では無理な話であったのだろう・・・
そこが残念だったな・・・
追伸・・・カープはライブドアの一件から、ナベツネさんの子飼いだから言えないけど・・・