朝来の話し

2、3日前に朝来に行きました。
どうも自分と同じ歳で妻帯者の先輩が、奥さんと奥さんの友達5人、自分達は会社の課の若手6人の12人でバーベキューなんかをしようと言う企画で、平たく言うと合コン的なモノです。
こちらは下は20歳から上は29歳までとバラエティーに富んだラインナップでした。
一方相手方は姉さん女房と言う事で28歳から30ちょいまでと言うラインナップでした。

朝来は兵庫県の北に位置し、西脇からだと1時間くらいで行けるので、自分は実家から1人で行こうと考えていましたが、20歳の先輩が、初対面の艶女を5人車に載せて朝来に行かなくてはいけないので、気まずいと言う事で自分がその車に同乗しなければならない事になりました。
ワザワザ1時間かけて南下して明石に行くと先輩の助手席に乗っかり艶女を迎えに行く事に。
最近の30歳はみんな若いといったイメージがありましたが、意外と30歳は30歳といった気がしました。
先輩も自分もシャイボーイなので、車内で名前を聞かれた意外には艶女とは会話せず2人でキャッキャ言うて話していました。
そんな訳で2時間かけて朝来に向かいました。

朝来にて後の4人の先輩と合流しましたが、先ず先輩方は自分の格好にダメ出しでした。
それもそのはず、事前のメールで川に入るから、それなりの用意をする様に言われていたので、先輩方はサンダルなんかを履いていましたが、自分はスニーカーに、ニット帽、ジャラジャラと腰に鍵やら何やらを付けるといった、いつものアウトドアとはかけ離れたスタイルでした。
因みに前日に先輩が水着を持って来いと言っていましたが、日焼けするのも嫌でしたし、何より女の人とチャラチャラした感じで川に入るとかいったノリが嫌で水着は持って行きませんでした。

そんなこんなでバーベキューの準備が始まりました。
男性陣は女性陣のビジュアルがお気に召さない感じだったみたいで、女性陣と話をしないで良い様に、それぞれ必死でバーベキューの台を組み立てたりと役割を見つけていました。
相変わらず、自分と20歳の先輩は女性陣とは会話を交わしませんでしたが、女性陣のビジュアルがどうとかは関係なくてただ単に2人共シャイボーイだっただけです。
そんなこんなでバーベキューは始まりました。
自分はアルコールは飲みませんが、アルコールが入れば何かみんないい感じに楽しくなるかなーと思いましたが、生憎アルコールもなく、女性陣、男性陣が会話を交わす事はなく黙々とバーベキューは進みました。
自分はこの空気が嫌で嫌でどうにかなりそうでした。
バーベキューが終わると女性陣も水着に着替え川へ行きましたが、やる気0の男性陣はブルーシートに寝転がったりキャッチボールをしたりだらしなく過ごしました。
もう「帰りたい」と言うグチを30回くらい聞きました。
あまりにも盛り上がりに欠ける会だったので女性陣が川から帰ってくると、冷えたからだを温めるべく温泉に行こうなんて言っていましたが、生理で温泉に入れない人がいるらしく、かつ川に入っていない男性陣は既にホカホカですし、いち早く帰りたかったので、温泉には行かずサラッと帰る事になりました。
家に帰るともう8時とかでスゴく1日を損した気分になりました。