今日は卒業式であった。自分はまだ実感がなく、ただただ卒業したくないと思っていた。式の間も校長先生や来賓の方々のありがたい話などもほとんど耳に入っていなかった。自分は式の間ずっと高校での楽しかった沢山の記憶を思い出していた。そのほとんどがキャッツであり相方であった。ほんとうに沢山のいい思い出ばかりであった。幾つか思い出せない記憶があり自分に腹が立った。キャッツとは入学してスグぐらいからずっと一緒にいたので本当に沢山の思い出があるし、他の人達ではやらないであろう色んな事をやって来たのでその内容は本当に濃いモノである。そんないい思い出ばかり思い出しているうちに卒業式はあっと言う間に終わってしまっていた。沢山の保護者の方や在校生が見守る通路を通って体育館を後にした。いつもの教室に入り最後のホームルームを受けた。担任の先生から卒業賞状を手渡して頂き、1人一言ずつ喋っていった。みんなは自分が何かおもしろい事をするであろうと思っていたようあるが、自分は普通の事を喋った。それは本当に友人に感謝し、この学校に入れて良かったと思ったからである。最後のホームルームは泣いている子も何人かいて、ちょっと湿っぽくなった。先生を中心にクラスのみんなで写真を撮った。ホームルームが終わると今度は廊下に出て高校3年間にできた沢山の友達と沢山の写真をと撮った。それは本当に楽しい時間であった。みんな楽しかった高校時代を少しでも忘れないように、少しでも思い出になるように沢山の写真を撮っていた。自分が何より嬉しかったのは自分が高2の時に好意を持っていた女の子が自分と写真を撮ろうと言ってくれ、腕を組んで写真を撮ってくれたことである。自分は女の人と腕を組むなど初めてで嬉しかったのであるが非常に恥ずかしく写真を撮る間下ばかりみていた。何かちょっと切なくなった。やがてお昼も過ぎ1時2時となり教室や廊下で写真を撮っている人も少なくなり、自分達も遅い昼食をとりに高校を後にした。高校の帰りに食事をとると言えばやはりジョイフルである。この店にも自分は沢山の思い出がある。この店に高校の3年間だけでどれだけ足を運んだことであろう。自分はこの店に大勢で来て話をするのが大好きであった。次に自分達はカラオケに行った。去年の卒業式もカラオケに行き、サライばかり歌っていた。今年もそんな感じであった。自分は楽しかったが、相方は風邪であるらしく酷くしんどそうであった。カラオケが終わると、相方とシーサーは帰ってしまった。自分とテルくんは自転車を走らせ部活の送別会に行っていた多くのキャッツのメンバーとボーリング場で合流した。久ぶりにキャッツのメンバーが全員集合した。キャッツのメンバーは8人と多くプライベートでは部活や用事などで全員そろうことはなかなかないのである。ボーリング場では松平、パイパンズ、シメサバ、出会い。の2人ずつの4チームに分かれて試合をした。2ゲームしかしていないが、その間にも沢山の笑いがあり会話が尽きる事はなかった。試合が終わるとボーリング場を出て焼肉を食べに行くことになった。ボーリング場の自転車置き場で、ひょんな事から会話になり思い出話に華を咲かせた。楽しかった。焼肉屋へ行く途中や焼肉屋でもその楽しい雰囲気は続いた。以前にも書いたが、キャッツはみんな結構自己中であるが、こう言う時はやたら団結し優しい気持ちになる。自分の乏しい表現力ではこの雰囲気を書き記す事はできないが自分はこの時のキャッツの雰囲気が本当に好きである。みんなでほんとうに楽しい時を過ごした。終始笑いが耐えなかった。焼肉を食べ終え外に出た。その時は10時半程で時間も時間であったしもう帰りそうな雰囲気であったが、焼肉屋の外で寒かったにも関わらず30分ほど思い出に華を咲かせた。やはり楽かった。自分は帰りたくないと思っていたがやはり、みんな家に帰らなくてはならなくなった。最後に円陣を組み声を張り上げた。「キャッツ!」「ニャー!」「キャッツ!」「ニャー!」「キャッツ!」「ニャー!」
家に帰るといつもなら怒る母が「卒業おめでとう」と言ってあたたかく迎えてくれた。ちょっと寂しくなった。
今家でこの日記を書きながら、今日撮った写真を見ている。自分はほんとうに友に恵まれていると思った。キャッツに入れて本当によかった。自分が西高で過ごした3年間は一生の宝であると思う。それを宝にしたのは、自分の周りを取り巻くキャッツや相方のような沢山の友人であったり、先生であったり、親のおかげであったと思う。本当にみんなには感謝している。ありきたりな言葉ではあるがみんなには「ありがとう」と言いたい。
家に帰るといつもなら怒る母が「卒業おめでとう」と言ってあたたかく迎えてくれた。ちょっと寂しくなった。
今家でこの日記を書きながら、今日撮った写真を見ている。自分はほんとうに友に恵まれていると思った。キャッツに入れて本当によかった。自分が西高で過ごした3年間は一生の宝であると思う。それを宝にしたのは、自分の周りを取り巻くキャッツや相方のような沢山の友人であったり、先生であったり、親のおかげであったと思う。本当にみんなには感謝している。ありきたりな言葉ではあるがみんなには「ありがとう」と言いたい。